先日、あやこ先生のブログで、
エイトさんの 「香水」 が紹介されていることに目が留まった。
普段、バンドものばかり聴いている私は、
シンガーソングライター系の音楽はあまり詳しくないんだけど、、
あやこ先生が紹介している楽曲だけに、
どんな曲だろうと思い、you tube で視聴してみた。
そして、驚いた。
じわじわと心に染み込んでくる言葉やメロディー。
派手さはないが、スッと胸に入り込んでくる不思議な楽曲だ。
あやこ先生いわく、
「単調なリズムとメロディで
さほどドラマティックでもない歌詞。
・・・なのですが、一度聞いたら頭から離れない^^
「香水」があなたを思い出させる
というモチーフが、なんだか良い。
そしてそして
この「ドルチェアンドガッバーナの香水」
というフレーズが 小憎らしい^^」
ということです。
ようするに。
単調にみえて、
実は、やみつきになる曲。
そして、「ドルチェアンドガッバーナの香水」
というチョイスが小憎らしい!
ということですね。
あやこ先生、絶賛しています。
調べてみたら、、、
この曲は、
エイトさんが失恋して3か月くらい経った頃に作った曲みたい。
なるほど、
だから感情がこもっているんですね!
あやこ先生が言うように、
曲は単調なんだけど、、
エイトさんがせつなげに、たんたんと歌っていて、
聴けば聴くほど胸に染み込んでくるんです。
失恋のせつなさ
しかも、空想じゃなく、
現実の失恋のせつなさが、この曲にはこもっていたのですね。
エイトさんの MV (ミュージック・ビデオ) では、
後ろで踊っている女性も特徴的です。
せつせつと歌うエイトさんの後ろで、
無表情で踊る女性という構図が、
MV全体に、シュールな雰囲気をかもしだしています。
私はこの MV を見たとき、、、
フレデリックの 「オドループ」 の MV が頭に浮かんだ。
ボーカルの後ろで踊る無表情な女性
映像全体を包むシュールな雰囲気
何年か前、フレデリックのこの曲はスマッシュヒットして、
MV とともに話題となった。
こんな不思議な映像が、
J-POP でよく使われだしたのは、いつからだろう。
私の感覚では、
J-POP シーンに、アジアン・カンフー・ジェネレーションが現れた頃から、
このようなシュールなミュージック・ビデオをよく見かけるようになったと感じる。
アジアン・カンフー・ジェネレーションは、
セカンドシングル 「君という花」 あたりから話題になり、まもなくブレイクした。
私はこの MV を初めて見たとき、
コミカルに踊る黄色なピエロとシュールな雰囲気の映像に衝撃をうけた。
今思うと、この頃が、
新しい感覚のJ-POPシーンの幕開けだったように思う。
MV の映像やサウンド、歌詞の言葉づかいなど、
とにかく、アジアン・カンフー・ジェネレーションは斬新で、
のちのJ-POPシーンに、大きな影響を与えたと思う。
話をエイトさんの 「香水」 に戻すと、
エイトさんの曲には、
リアルな失恋の実体験
せつせつとした曲調
無機質なダンスとシュールな映像
そして、「香り」 をテーマに据えた言葉のセンス
など、
いくつもの要素が絶妙に詰め込まれている楽曲だ。
いろんな観点から見れる楽曲。
だから、
エイトさんの 「香水」 を聴いて、
自分なりの音楽的な空想をふくらませてほしい。
香りについてですが、、
なんと、あやこ先生も。香水という楽曲を歌われているそうです!
あやこ先生の 「perfume (パルファム)」。
英語で 「香水」 を意味する 「パフューム(perfume)」 は、
フランス語では 「パルファム (parfum)」 というみたいです。
さすがあやこ先生、おしゃれですね。
オシャレな曲ですね!
エイトさんとあやこ先生の 「香水対決」 、
私の感覚では、
エイトさんが 「ポップ」 で、
あやこ先生が 「アート」
そんなふうに感じました。
あくまで私の感覚ですから、
ポップとアートの違いは? と言われても困るのですが、、、。
最後に、
対決といっても、
エイトさんとあやこ先生の曲では、
あまりにもジャンルが違うので、
「おしゃれポップ」 というテーマで、
私が勝手に対決させていただきます!
あやこ先生の 「perfume (パルファム)」 に対して、
私が勝手に対決させたい曲は、
ピチカートファイブの 「The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)」 です!
あやこ先生 VS ピチカートファイブ
すごいことになってきましたね。
この曲は、サイモン&ガーファンクルのカバーで、
なんと、ピチカートファイブのデビューシングルのカップリングという貴重な音源です!
ピチカートファイブといえば、カリスマ的なボーカル・野宮真貴さんで有名ですが、
この曲はなんと、初代ボーカルの佐々木麻美子さんなんです。
しかも、カップリングで、こんなに素敵な楽曲をリリースしていたなんて!
バンド結成当初のパッションとでもいうのでしょうか、
洋楽へのリスペクトがつまったオシャレ感満載の楽曲にしあがっています。
もちろんシングル曲も素晴らしいのですが、私はメンバーたちが、
このカップリング曲に 「想い」 を込めたように思えてなりません。
私は、おしゃれポップ対決として、
あやこ先生の 「perfume (パルファム)」 と
ピチカートファイブの 「The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)」
を対決させてみました。
どちらも素敵な楽曲ということで、
平和的に、この記事を終わろうと思います。
◆ 執筆 : 松岡学
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