※これは個人的な感想ですので、皆様に当てはまるものではありません。
ミレーナのお話の前に、私の月経困難症歴について、お話します。
ミレーナの装着時の様子については次の記事から触れていきます。
①『私の月経困難症エピソード』
長くの間、月経困難症に悩まされていて、排卵期間と生理期間が憂鬱でした。
何年も前に訪れた産婦人科で、低用量ピルでの治療を勧められ約半年程処方していただき治療しましたが痛みが緩和されることはなく、
「当院であなたにできることはありません」
と言われ治療を終了され見捨てられたような気持ちになりました。
当時働いていた会社でも生理の度に休むので、男性上司にその度に言わなければならなかったり、女性が多い職場だったのですが、女性だからわかってくれる...ということはなく、痛みは人それぞれなので、生理痛のない人や症状が軽い人が多く...多分分かって貰えている人は少なかったと思います...。
そこからは、もう良くなるものでは無いんだな、ずっと付き合っていくしかないのか...と、
何年も辛い痛みと付き合ってきました。
そんな中、いつもなら生理中に外出することは絶対にしないのですが、(親戚の結婚式も生理中で出られませんでした)母の誕生日に生理になってしまい、当日にケーキなどを買いに姉と出掛けることになりました。
すごく辛かったのですが、姉も着いてきてほしそうにしており、いつもの
『生理でしんどいから』
が言い出せず買い物に出かけました。
しんどいながらもお店に着いたのでケーキを注文している間に姉が飲み物を買いに行ってくれて、私一人でケーキを待っていたところ
立てないくらい頭がグラグラする貧血とお腹に激痛がやってきて、お店の人にお金を払っている最中だったのですが
「...ちょっとすみません急にしんどくて...」
と言って、近くにあった椅子に腰掛けました。
が、そこから動けない...。
冷や汗が出て体は震えるし、足には力は入らない。
姉が戻り私の様子に気づくも、どうすることも出来ず途方に暮れていると、ケーキ屋さんが警備員の方を呼んでくださいました。
大型店舗だったので警備員さんに託され、休憩所までいけますか?と聞かれます。
私が全く動けないので救急車を呼ばれることになり、姉もパニックになっていて、母に電話で連絡していました。
「生理で救急車呼ぶなんて...家近いんやからすぐ帰って来れるやろ」
という冷たい言葉が返ってきます。
そうです。
本来ならばもっと深刻な方が乗るべきなのでしょうが、私もだいぶ深刻だったのです...。
付き添ってくれていた女性の警備員さんに、以前、同じように生理の時に動けなくなって救急車に乗ってことがあるから大丈夫だ
と優しく諭され...生理痛で救急車に乗るというなんとも言えない罪悪感を感じながら、結局救急車で病院に運ばれることとなりました。
そこで先生に診察して頂き
機能性月経困難症
であるという診断を受けました。
ちなみに機能性月経困難症とは原因疾患はないのですが、生理時に他のことに手をつけられないほどの気分障害や体調不良を引気起こす状態のことを言います。
※器質性月経困難症は子宮内膜症などの原因疾患があります
その時に卵巣嚢腫(卵巣の中に血や粘液などのかたまりができてしまった状態)も見つかったのですが、これは特に生理痛の原因疾患にはならないと先生から説明されました。
画して、救急車で病院に運ばれたことで再び月経困難症の治療を受けることになるのでした。
長くなってしまったので、次の記事からミレーナ治療について触れていきます。
つたない文章をここまで読んでいただきありがとうございます。