人生時計
私の人生時計は今、17時55分を指しています。黄昏どきといったところでしょうか。
半世紀も前であれば、私の年齢でも、もはや21時を過ぎていたのではないでしょうか。ところが、50年も経った現在は、まだ18時前です。まだまだ宵の口です。
人生時計には、こんなコメントがついています。
『もう一仕事?それとも早めに帰宅?
終業時刻が近づいてきました。そろそろ今日の成果を纏めていきましょう。すこし残業してから帰りますか?早めに退社して、途中で道草ってのもいいですね。』
そうか、そろそろ成果を纏める頃なのですね。まだまだ遣り残しているので、今、退社はちょっと早いかな。ちゃんと形にして残さないといけないです。1時間ぐらいは残業をして、何らかの形に仕上げたいものです。
私は、少し早めに23時には就寝したいと思っています。従って、残業した後は、4時間程残っています。ここは、有意義に時間を使わないといけませんね。やはり道草がいいですね。
いろいろな場所を覗いて、遊んだり、働いたり、習い事をしたり・・・。
緩和ケアに携わった、オーストラリアのナースが聞いた、患者が口にした後悔の言葉は次のようなものだそうです。
1.自分自身に忠実に生きればよかった。
達成できなかった夢がたくさんあったことに気づき、ああしておけばよかったと、強く無念を感じるようです。
2.あんなに一生懸命働かなくてもよかった。
仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせればよかったと感じるようです。
3.もっと自分の気持ちを表す勇気を持てればよかった。
感情を殺して、可もなく不可もない存在で終わってしまったという無念が最後に訪れるようです。
4.友人関係を続けていればよかった。
連絡が途絶えてしまったかつての友達に思いを馳せ、もっと友達との関係を大切にしておくべきだったという後悔を覚えるようです。
5.自分をもっと幸せにしてあげればよかった。
変化を無意識に恐れ、選択を避けていた人生に気づき、悔いを抱えたまま世を去っていく人が多いようです。
私の場合、23時に就寝の床につく時には、後悔などせず「人生振り返って、波乱に富んでいたなあ。」と言えるのが夢なんです。
ハヴィガーストの発達課題
個人が健全な発達を遂げるために、発達のそれぞれの時期で果たさなければならない課題があるそうです。
1.乳幼児期
(1) 歩行の学習
(2) 固形の食物をとることの学習
(3) 話すことの学習
(4) 大小便の排泄を統御することの学習(排泄習慣の自立)
(5) 性の相違及び性の慎みの学習
(6) 生理的安定の獲得
(7) 社会や事物についての単純な概念形成
(8) 両親、兄弟及び他人に自己を情緒的に結びつけることの学習
(9) 正・不正を区別することの学習と良心を発達させること
2.児童期
(1) 普通のゲーム(ボール遊び、水泳など)に必要な身体的技能の学習
(2) 成長する生活体としての自己に対する健全な態度の養成
(3) 同年齢の友達と仲良くすることの学習
(4) 男子または女子としての正しい役割の学習
(5) 読み、書き、計算の基礎的技能を発達させること
(6) 日常生活に必要な概念を発達させること
(7) 良心、道徳性、価値の尺度を発達させること(内面的な道徳の支配、道徳律に対する尊敬、合理的価値判断力を発達させること)
(8) 人格の独立性を達成すること(自立的な人間形成)
(9) 社会的集団ならびに諸機関に対する態度を発達させること(民主的な社会的態度の発達)
3.青年期
(1) 同年齢の男女両性との洗練された新しい関係
(2) 自己の身体構造を理解し、男性または女性としての役割を理解すること
(3) 両親や他の大人からの情緒的独立
(4) 経済的独立に関する自信の確立
(5) 職業の選択及び準備
(6) 結婚と家庭生活の準備
(7) 市民的資質に必要な知的技能と概念を発達させること(法律、政治機構、経済学、地理学、人間性、あるいは社会制度などの知識、民主主義の問題を処理するために必要な言語と合理的思考を発達させること)
(8) 社会的に責任のある行動を求め、かつ成し遂げること
(9) 行動の指針としての価値や論理の体系の学習、適切な科学的世界像と調和した良心的価値の確立(実現しうる価値体系をつくる。自己の世界観を持ち、他人と調和しつつ自分の価値体系を守る)
4.壮年初期
(1) 配偶者の選択
(2) 結婚相手との生活の学習
(3) 家庭生活の出発(第一子をもうけること)
(4) 子どもの養育
(5) 家庭の管理
(6) 就職
(7) 市民的責任の負担(家庭外の社会集団の福祉のために責任を負うこと)
(8) 適切な社会集団の発見
5.中年期
(1) 大人としての市民的社会的責任の達成
(2) 一定の経済的生活水準の確立と維持
(3) 十代の子どもたちが、信頼できる幸福な大人になれるよう援助すること
(4) 大人の余暇活動を充実すること
(5) 自分と自分の配偶者をひとりの人間として結びつけること
(6) 中年期の生理的変化を理解し、これに適応すること
(7) 老年の両親への適応
6.老年期
(1) 肉体的な強さと健康の衰退に適応すること
(2) 隠退と減少した収入に適応すること
(3) 配偶者の死に適応すること
(4) 自分と同年輩の老人たちと明るい親密な関係を確立すること
(5) 肉体的生活を満足におくれるよう準備態勢を確立すること
これらの発達課題とは、人生のそれぞれの時期に生ずる課題で、それを達成すればその人は幸福になり、次の発達段階の課題の達成も容易になるが、失敗した場合はその人は不幸になり、社会から承認されず、次の発達段階の課題を成し遂げるのも困難となる課題である、と述べられてます。
でも、自分の身に置き換えて考えてみると、「次の発達段階」がないんですけど。
高年齢者活用助成金
今月中に先輩アドバイザーとの実地同行研修を終え、来月から一本立ちして、各企業を訪問することになります。
基本は、各企業の実態を聞き、必要に応じてアドバイスするわけですが、如何せん知識不足は否めません。
質問に応じたり、説明したりする場合にも、曖昧なままの知識を披瀝しないように纏めておく必要があります。
タイミングよく、昨日は大宮支部において、埼玉高齢・障害者雇用支援センターの先生を招いて、高年齢者活用助成金の勉強会がありました。
まずは、助成金について、相手に短時間で伝わるように簡潔に分りやすく整理したいと思います。
高年齢者雇用安定助成金には、1.高年齢者活用促進コース、2.高年齢者労働移動支援コースの2つのコースがあります。これらは、平成25年から始まった制度です。
1.高年齢者活用促進コース
(1)目的:高年齢者の活用促進のための雇用環境整備の措置を実施した事業主に対して助成金を支給する。
(2)支給対象:1年以上継続して雇用されている60歳以上の雇用保険被保険者が1人以上雇用している事業主。(その他にも細かな要件はありますが)
(3)支給額:上限1000万円で、支給対象経費の1/2(中小企業は2/3)と60歳以上の雇用保険被保険者数×20万円とを比較して、少ない方の額が支給額となる。
(4)高年齢者活用促進措置:代表的な事例として
①新分野への進出:ホテル業において、自社倉庫の空きスペースを利用して、クリーニング事業部門を新たに開拓し、高齢従業員向けの職場を創出する。
②職務の再設計:飲食サービス業において、高齢従業員向けの野菜加工工場を新設して野菜カッターを導入し、高齢従業員の身体的負担を軽減する。
③機械設備の導入:介護事業において、リフト付特殊浴槽を導入し、高齢従業員の腰への負担を軽減し細やかな介助作業を可能とする。
④作業方法の改善:製造業において、規格外部品を判別できる自動判別機を開発し、高齢従業員の検品における判断力の負担を軽減する。
⑤作業環境の改善:工場の塗装工程において、蛍光灯をLEDに変更し、高温が発生する機器周辺にスポットクーラーを導入し、高齢従業員の能力を発揮できる作業環境を確保する。
⑥雇用管理制度の導入:立ち仕事が中心でフルタイム勤務が負担になっている場合、短時間勤務制度を導入し、定年退職後の再雇用者のニーズにあった多様な働き方を可能とする。
⑦定年の引上げ等:就業規則を改定し、定年は60歳のままで、希望者全員継続雇用年齢を70歳まで引上げ、70歳まで働ける条件整備を行う。
②高年齢者労働移動支援コース(失業なき労働移動)
(1) 目的:定年を控えた高年齢者で、他の企業での雇用を希望する者を、職業紹介事業者の紹介により、失業を経ることなく雇い入れる事業主に対し、助成金を支給する。
(2) 支給対象:移籍元事業主と密接な関係にない事業主であること
65歳までの雇用確保措置を講じている事業主
(3)支給額:対象者一人につき70万円(短時間労働者40万円)
概要は、ざっと以上の項目になります。
他の助成金との併給問題もありますが、このぐらい説明できれば、企業を訪問した時も対応できるでしょうか。
40代「あかさたな」十ヵ条
書類整理をしていたら、メモが出てきました。出展はもはや分りませんが、40代の頃にどこからか写していたのでしょう。
1.あわてない…仕事
2.かいかぶらない…会社
3.さしちがえない…社員
4.たかのぞみしない…お金
5.ないがしろにしない…家族
6.はなさない…友人
7.まどわされない…酒・女
8.やまない…病気
9.らんぞうしない…趣味
10. わからない…自分
1.あわてない…仕事
40代ともなれば新たに専門分野を探すのはリスキー。これまで経験した職種の中から、自分が最も生き生きとしていたと思える仕事を選び出し、それを自分の適職とする。経験職種が少ない場合でも、その中から選んでスキルアップするほうが成功の確率は高い。間違っても仕事に自信がないまま会社を飛び出したり、別の職業に就いたりしない。無謀な転社、転職は決してカッコよくはない。
2.かいかぶらない…会社
自分の会社だけは大丈夫だと思っているのは大間違い。会社は生き残りのためにはじりじりと攻めてくる。まずできの悪い社員には給料を下げ、次には仕事をも取り上げてくる。サラリーマンが最も怖いのは仕事がなくなること。弱みを握られないように先手を打つ。対策は一つ。実績をあげるしかない。
3.さしちがえない…社員
問題は仲間が本当の仲間かどうかということ。危険なのは、情が移り朱に染まった輩と刺し違えて共倒れになってしまうこと。ウダツの上がらない上司からは遠ざかること。口先のうまい出世志向の上司も要注意。人を見る目、特に上役を判断することが今ほど大切な時はない。同期という魔物も厄介。見極めが求められる。とにかく、自分の身は自分で守る。
4.たかのぞみしない…お金
サラリーマンなら勤務先の立場にたって自分の事業収支を立ててみるといい。仕事の上でどれだけ稼いで、どれだけのコストがかかっているか。そのコストに自分の給料も入れる。通常は赤字のことが多い。高望みをすると落胆する。それゆえ、もっと安上がりの生活に知恵をつかうべき。ファッションにこだわらない衣、外食を差し控える食、土地のイメージや外観にとらわれない住、スタイルを気にしない車、安い輸入ビール、疲れだけが残る休日ゴルフの禁止。
5.ないがしろにしない…家族
これまでないがしろにしてきた家族だが、今こそ家族との本来の関係を取り戻すときである。夫や父としての居場所を再確保する好機だ。家族といってもいずれ子供は独立する。妻との絆をもっと強めよう。地域やサークル仲間とともにますます元気になっている妻に追いつこう。
6.はなさない…友人
持つべきは友、とは昔からの言葉。家族はすぐには逃げていかないが、友はそうでもない。放さないように努力していないと、せっかく築いた友好関係も崩れてしまう。面会・交信頻度をチェックして無沙汰を極力避ける。こちらが合いたいと思っている友なら、相手も会いたいと思っているものだ。早く声をかけるが勝ち。
7.まどわされない…酒・女
古くから酒・女・ギャンブルは身を崩す三悪といわれている。息抜きも必要だから、抑える必要はないが、量より質、節度を持って楽しむ。ビジネスの世界だって、酒が入ってよいアイデアが浮かんでくることも多いし、いまどき女性の心理をつかまないと仕事にはならない。
8.やまない…病気
健康はすべてに優先する。現代人は気を病むことが多い。ことに40代は健康に強い不安を抱いている。要は自分に適した健康法をもつこと。そして続けること。戒めるべきは記録に挑戦しないこと。さもないと「スポーツ病」にかかってしまう。
9.らんぞうしない…趣味
趣味のないことに焦りを覚え、躍起になって趣味探しに走り回っている人がいる。また、多趣味が災いして、趣味に追いまくられている人がいる。共におかしい。趣味は心を豊かにする精神的な遊びである。それはあくまでも自分の世界であり、自己満足をしていればそれでいい。趣味はむやみに作らない。趣味の成果も多くは求めない。
10.わからない…自分
何がわからないといって、自分ほどわからないものはない。自己資源は自分でも分からないほどに無尽蔵。だから自己開発をする。この機会に自分を再発見し、自分を生かす方法を探そう。そのためにはまず自己否定。自分にまとわりついている立場や条件を取り払ってみる。管理職ならちょっと管理の仕事をサボって部下に自己管理をさせてみる。
いつまでも自分がわからないと思うこと。そして、自分に挑戦することが生き残りの秘訣である。
当時は、惹きつけられるものがあったのかも知れません。今、見てみるとあまりインパクトがありません。
なぜなんでしょうか、よく分りませんが。
アメリカ議会のアジア太平洋政策
これまた、目覚めのラジオ情報で、ちょっとお堅い話です。
オバマ大統領も日本・韓国・フィリピン・マレーシア4カ国を訪問するので、あっという間に韓国に行ってしまいました。
今回は中国へは訪問しないのですが、とどのつまりは中国を意識した歴訪で、中国絡みの発言が次々と出てくるようです。
歴訪にあわせて、中国が台頭してきた環境下、アメリカ上院でアジア太平洋政策のレポートを発表しました。これにより、アメリカの今後の世界戦略が読み取れそうです。
アジア太平洋というのは、2025年までに世界経済の産出量の半分程度を担う地域になると予想されます。また、人口ではこの地域が世界で33%と一番を占めていて、GDPも31%と世界で2番目に算出しています。アメリカとしてもこの地域に深く関わっていかないと、アメリカ自身が衰退してしまうという考え方を持っています。
アメリカは軍事面では早く対応できたかもしれないが、非軍事面では対応が遅れていると認識しています。欧州やアフリカよりもアジア太平洋にほとんど予算をかけていませんでした。しかし、今後は、思い切ってアジア太平洋を意識した考えに切り替えないと繁栄できないと書いてあるようです。
レポートの主軸は、中国を相当意識し、中国にどう対抗していくかが如実に出ているのだそうです。
中国がこの地域に多大な援助をしています。一方、アメリカはこの地域に援助できていないため、仲間の国々と協力していきたいという意思を示しています。その対象が、日本を始めとして、韓国、オーストラリア、フィリピン、タイだそうです。
要は、アメリカに協力して、金を出せということのようです。
ただ、中国を封じ込めしていくつもりはない。封じ込み目的で接近すると、米中関係が混乱してアメリカが損をする結果になるとも読んでいます。
中国に国際法とか規範に従ってもらって、海洋資源もみんなの共有資産ということを理解してもらって、軍事的な活動も抑制してもらう、という希望的観測を有しています。
アメリカは、とにかく中国をそういう方向でもって行きたいという内容のようです。
自国の国益しか考えていないアメリカと、存在感はますます小さくなって蚊帳の外におかれている日本の話でした。
このような視点で、今回のオバマ歴訪を見るのも面白いと思います。