これは、先日直し屋のおばちゃんと話ししていた内容とも重なるの
ですが、最近のパンツの型紙が動きに耐え切れなくなっているの
ですね。
この最近のパンツの型紙やサイズの問題は後日書きます。
さて、今回はパンツが破けたり、傷んだり、サイズが合わなくなって
履けなくなった場合、スーツの上着だけ残ります。
しかも綺麗な状態で残っていることもあります。
私の場合もサイズが合わなくなったスーツのパンツが直しても駄目
でどうしようもない状態になっています。言い訳を言えば数年前に
まだ少し細かった時、身体にフィットしたスーツを作ろうと思い仕立て
たその後に太ってきてしまい全く履けなくなりました(泣)
柄はウィンドペーンのお洒落なErmenegildo Zegna生地なので何か
方法がないかと考えました。
そこで、上着はボタンを付け替えてジャケットにすることに。


このErmenegildo Zegnaロゴ入りのボタンを付けることでスーツ
としては機能しなくなった上着をブレザーに変身させます。
柄がウィンドペーンなのでボタン変えずにジャケットとして利用
することも可能ですがErmenegildo Zegnaのボタンがゴージャス
なので付ければ価値が上がるでしょう。
パンツには、無地のライトグレーやこのストライプと同色の淡い
ブルーなどを合わせればアパレル屋さんっぽくていいでしょう。
私自身、アパレルさんのジャケパンスタイルは余り好きではない
のですが、この際良しです。
もう一つ、着なくなった上着の活用方法としては、親しくしている
クリーニング屋さんに練習用&実験用として活用してもらう。
技術屋としてのクリーニングの職人は様々な素材を洗うことで
さらなる技術が高まるので練習用として使用してもらいます。
職人気質なクリーニング職人は喜ぶと思います。
このように着なくなったスーツの上着が余っていても活用する
方法がありますのでお試し下さい。
スーツ好きだからこそスーツの活用を考えるDoCompany