佐藤りょうこです。


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今日は
【ウィトゲンシュタインの言葉】より
こちらをご紹介します。



経験とは解釈のこと



2人で共通の思い出を語る。



おおよそは同じ思い出なのだが
その思い出についてのお互いの言葉が
あまりにも違うと言うことを
経験したことはないだろうか?



まるで別の過去を語っているかのような。



それは過去の出来事についての
それぞれの解釈が
思い出を語る時の表現になっているからなのだ。



つまり
経験をありのままに語ることは誰にもできない。



なぜならば、誰もが
自分の解釈が自分の経験したことそのものだと
信じているからなのだ。



カメラでさえ事実の全体を
映すことがないように。



ウィトゲンシュタイン「心理学の哲学I」より



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一緒に旅行に出かけた人と
思い出話をしていて



ん?なんか違う?



と、思ったことは無いでしょうか?



例えば何年か前に夫と北海道旅行をした。
自分は広大なお花畑に感動して
そこで飲んだハーブティーが美味しかった。
そこで買った香り付きハンカチを
大切に使っている。



また行きたいね。
と、話した時



夫は
ああそうだったね。
とは言うものの



ラーメンを食べた話や
スープカレーが美味しかった話を
目を輝かせてする



あるいは
サイクリングで転んだ話をする



同じところを旅して
一緒に行動したとしても



印象に残ることは
お互いの興味があることや
強烈に経験したことに偏る



興味のあることは記憶に残りやすい。



妻は夫と行った北海道旅行を
お花畑でハーブティーの経験と解釈しており
その他のカレーやラーメンはオマケであり



夫は
カレーやラーメンを楽しんだ経験であり
思いがけず自転車で怪我をして痛かった経験で
お花畑なんて行ったっけ?程度のこととして
解釈している。



あるいは



妻は結婚10周年の記念旅行と解釈しているが
夫は自分の勤労20周年お疲れさま旅行と
解釈しているかもしれない。



経験とは絶対のことのように捉えがちだが
人によってその解釈は様々で
同じ経験なんて一つもないということ。



だから



誰かの経験を聞く時は
絶対なんて思わなくていいし
参考程度でいい。



せっかく教えてくれたのだから
その通りにしなくちゃ
なんて義理立てしなくていい。
ただ、経験を話してくれたことに感謝すればいい。



逆に自分の経験を話す時は
これが絶対と話さずに
参考程度に聞いてね。
と謙虚な気持ちで話した方がいい



これが絶対と押し付ける様な態度は
ちょっと恥ずかしいかもしれない



哲学の知識を知ると
自然と謙虚な態度が
身に付くと同時に


人の経験談に
振り回されなくなります。




「心理学のその先へ」
自分の内側と外側を繋いで
自分の人生の主人公になる


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