行政書士のゴルフ日記 ~なんちゃって競技ゴルファーのたわ言~ -4ページ目

全米オープン

全米オープン始まりました。



今年は、史上初の、男子・女子を同じコースで2週続けて行うという試み。

会場は、パインハーストNo.2コース。


ラフがないかわりに、ウェイストエリアと呼ばれる砂地が、フェアウェイを外すと待ち構えます。

はたで観ていても、難しいなぁ・・・と思います。




初日、松山選手は、1アンダーとまずまずの位置につけています。


頑張ってほしいですね。

ところで、昨晩、ゴルフネットワークで中継をちょっと見ていたのですが、
松山選手は、なんか意図的に省かれていた感がありました。

同組のスピースとファウラーばっかり映して、松山選手のシーンはほとんど映らず・・
一度優勝したくらいでは、カメラも追ってくれないんでしょうかね。
まだまだアウェーなんですね。

南市原GC

梅雨の合間にプレーしてきました。

前後の日が大雨なんで、ラッキーでした。


このコース、かつては天ヶ代GCといって、バブルな高級コースでした。



それが外資に買い取られました。



そのあおりか、経営が変わった当初は、コースメンテナンスがひどくて、かつての高級コースが見るも無残に・・・


それから、何年か経ち、メンテナンスもかなり落ち着きました。

今回は、全く問題なく・・・でした。


経営が変わった後で、グリーンキーパーの引き継ぎがあったりすれば、まあ、落ち着くまではしばらく時間がかかるんでしょうね。ともあれ、良くなっていて嬉しかったです。




クラブハウスは、バブリー




コースは至る所に水が絡みます




極めて戦略的です


□+3○□△-□-- 45(12)
△-△△-△△+3- 44(18)
合計89(30)


前半はパターが好調。

ショットのミスをカバーしたみたい。


後半は、パターがイマイチになり、ボギーがダラダラと。

そして、一気に爆発が・・・

いけないパターンです。


アイアンの縦の距離感ミスを克服したいです。




このカツサンドは特注です。

サンドイッチととんかつ定食がメニューに有って、カツサンドができないっていう道理はないだろう!ということで、「厨房に訊いてください」というと、大体、OKですね。


ビールに極めて合うんです。外せません。


なお、打ち上げは、地元に帰って、飲めや、食えや~



充実した一日でした。


ゴルフ侍

日曜日の朝、BSジャパンで、「ゴルフ侍」という番組を放送していて、毎週欠かさず観ています。


この番組、トップアマ(=侍)がホームコースで、シニアプロに挑戦するという企画なんですが、面白いですね。

http://golf.tv-tokyo.co.jp/samurai/


9ホールの短期決戦なんですが、戦績は、今まで90回近くの放送で、アマの勝利は10回、引き分けが12回と、やはり圧倒的にプロが勝っています。


ストロークプレーではなく、マッチプレーなんで、機会としてはアマチュアの方が多いのかとも思えますが、そこはプロの貫録で、大きく勝ち越していますね。


ところで、昨日のゴルフ侍は、女子プロが開催されていた新潟県・ヨネックスカントリークラブが舞台でした。しかもバックナイン。


この日は、お昼から、同じチャンネルで女子プロの生中継があって、コースの下見をしてくださいというテレビ局の粋な計らいが感じられました。

結局、アマが、4&3で負けてしまったので、全ホールは見られなかったのですが・・・

なお、昨日の女子プロの試合は、面白かったですね。やはりゴルフ中継は、生に限ります。


ちなみに昨日は、生中継を録画して、1時間差くらいで見ていました。
今の録画機は、録画しながら、その番組を見られるんですよね。


録画して、CMを飛ばしながら見てました。


ただ、大きな誤算は、プレーオフが切れてしまったこと。
なので、誰が優勝したかわからず、ネットで調べる羽目になりました。

延長を想定して、次の番組も予約しておくべきでした。


しかし、成田選手、あのパター外しますかね~
で、結局は優勝ですから、自作自演ですね(笑)。

ルースインペディメント

インペディメントという英語は、あまり見慣れないので、インデペンデントと間違う方もいらっしゃるようなので、要注意ですね。


"impediment"= 妨害物、障害物で、"independent"=独立した とは違います。


さて、ゴルフのルール上、ルースインペディメントとは以下です。


○ルースインペディメント

石、木の葉、木の枝、動物の糞、ミミズ、虫類、その他類似のもの、その放出物や堆積物


なお、これらのものであっても、ルースインペディメントにならないものとして、

固定されているもの、生長しているもの、地面に固くくい込んでいるもの、球に付着しているもの

が挙げられています。

球に付着している泥は取り除いてはいけないのはわかりますね。

あと、例えば、雨の日のラウンドで、濡れ落ち葉が付着しているときも、そのまま打たねばなりません。


なお、前述のルースインペディメント中には、人工物は入っていません。

ゴルフ用の小物(ティ、グリーンフォーク、マーカーなど)や、タバコの箱、吸い殻、ビニール袋などは、ルースインペディメントとは言わず、動かせる障害物ということになります。


バンカーでの話ですが、「バンカーなどのハザード内では、木の枝や枯葉などルースインペディメントは取り除くことはできない」とされています。なので、スイングの邪魔になったとしても、取り除くことはできません。


また、「ハザード内」なので、ウォーターハザードの杭の内側から打つ時に、枯葉などを取り除いてはいけないということになります。


翻っていうと、前述の人工物は、動かしていいということになります。


それから、


砂とバラバラの土は パッティング・グリーン上にある場合は ルース インペディメントだが、それ以外の場所ではルースインペディメントではない。

とされています。


グリーン上は、バンカーの砂のケースがほとんどでしょう。

結構大きい塊があったりしますから。


スルーザグリーンでは、ディボットの目土が盛り上がっていて、打つのに邪魔な場合、均したり取り除いてはいけないので、目土する際は、気を付けたいですね。


また、


雪と自然の氷 (霜を除く) は プレーヤーの選択でカジュアル・ウォーターかルース インペディメントとして処置することができる。露と霜はルースインペディメントではない。

とのこと。


自然の氷とは、雹(ひょう)も含むと考えていいのでしょう。

グリーン上にあったら、取り除けるということですね。


一方、ルースインペディメントではないとされている露は、

これから夏に向けて、早朝スタートだと悩みの種ですね。


また、同じく霜は、冬場のラウンドで、遭遇しそうです。


アンプレと暫定球

ティショットを曲げてしまいました。

OBのおそれがあるので、暫定球を打ちました。

ナイスショットでフェアウェイど真ん中。


1球目を探しに行ったらセーフ。

ところが非常に難しいライでとてもじゃないけど打てそうになく、アンプレを宣言せざるをえない。


さて、処置方法ですが、後方線上はOBゾーンで不可。

2クラブ以内にドロップでは、状況が改善せず、1打罰払う意味がない。


じゃあ、ティグランドから打ち直しか・・・


ああ、暫定球があるじゃないか。ナイスショットだし、時間の節約にもなるぞ!!!



残念ながら、暫定球でプレーを続けることはできません。

暫定球は、あくまでOBやロストの時のためのモノであり、

アンプレのためのものではないからです。


なまじボールが見つかってしまったために、こういうこともあり得ます。

これがゴルフなので、事実は粛々と受け入れましょう。

ルールの話(アンプレについて2)

先日取り上げましたアンプレアブルについて。


例えば、とても打てそうにない深いラフや、木の根元、植え込みの奥に入ったりして、

「こりゃとてもじゃないけど脱出できん!」と思った時に、このルールを適用し、

1打罰を支払って、傷口を最小限にとどめようというものです。


ちなみに、木の枝にボールが引っ掛かってしまった場合にも適用できます。

(自分の球であるという確証が必要です)


ルール

規則28 アンプレヤブルの球

球がウォーターハザード内にあるときを除いて、プレーヤーは、コース上のどこででも、自分の球をアンプレヤブルとみなすことができる。

ということは、特に困難がなくても、プレーヤーは自分の意志で、アンプレを宣言することができるわけです。

まあ、通常は、そんなことはないでしょうが・・・(実は裏ワザがあるのですが、それは後述します)


アンプレアブルには、3つの処置方法があるので
その中からベストの方法を選ぶことができます。


1)最後に打った場所に戻ってできるだけ近い位置にドロップしてプレーを再開する

  ※ティーショットをアンプレアブル宣言をする時は再度ティーアップできる


2)当該ボールの位置から2クラブレングス以内のホールに近づかない所にドロップ

 
3)当該ボールとホールを結んだボール後方の直線上にドロップ

 (コース内ならば、無制限に下がれます)


なお、バンカー内では処置の方法が若干変わります。


・上記の(2)または(3)の処置を取る場合は、バンカー内にドロップしなければならない


先日の失格になったプロは、このバンカーの特例を知らなかったというわけです。



ところで、大きなうねったグリーンがあるコースも多くなりました。

ロングパットはいつも難しいな~と思います。


このロングパットを打ち過ぎて、

向う側のグリーンをこぼしてしまうという経験は誰しもあるでしょう。


それが、バンカーに入ってしまった経験はありますか?

私は、記憶にあるのは1回ですが、多分もっとやらかしています。


その時、サンドウェッジが手元にあれば問題ないのですが、

2オンだったので、パターしか持ってきておらず、

カートは次のホールへ・・・


そんなときは、アンプレアブルを宣言することも可能です。

処置としては、1打罰して、もと打ったところからもう一度プレー。

ならば、パターで打てますし、一度打っているラインだから、もしかして入るかも・・・


入ならくても2パットならば、バンカーショットして2パットと同じですね。

サンドウェッジを取りに行く時間が省けました。


また、バンカーが大嫌いで一発で出る気がしないという人には、是非利用したいルールです。

バンカー越えのアプローチをざっくりして、バンカーに入れてしまった場合も

アンプレ宣言して元の位置から打つというのもアリですね。

(これらが、「裏ワザ」です)


アンプレアブルは、1打罰なのでペナルティを食らったと思いがちですが、

実は「救済」的な意味合いが強いものなのです。


有効に利用して、スコアロスを防ぎましょう。

電子書籍

長年温めてきたネタ、資格で独立・起業ということについて、 電子書籍というもの、アップしてみました。


有料です。立ち読み可能。


https://upub.jp/books/13396



<詳細>

取得しても、食っていけない国家資格と言われている行政書士。

都市伝説にもなっているという話もある。

その話は、本当なのか?


弁護士でさえ余っているこの時代に、

法律隣接職である行政書士という資格の存在意義とは何か、

将来性はあるのか、そして独立起業することのマインドの持ち方について語ります。


これから行政書士を目指そうという人(受験生・資格保持者)や開業間もない人、

また他士業で独立開業を考えている人必読の本。

ルールの話(アンプレについて)

ゴルフのルールは複雑です。

改定も多いので、追いつくのが大変です。


先月行われた中京テレビ・ブリヂストンレディースで、

中村香織プロがゴルフ規則28「アンプレヤブルの球」及び同20-7「誤所からプレー」に抵触して、失格になりました。

http://www.nikkansports.com/sports/golf/news/f-sp-tp1-20140525-1306840.html


今週号の週刊パーゴルフに詳細が載っていました。

どうやら、ドロップ地点を、ピンとボールの位置を結んだ後方線上に取ったようですね。

アンプレの場合、スルーザグリーンならば、無制限に下がれますが、バンカー内のボールについては、バンカー内にドロップしなくてはなりません(これは、2クラブ以内のドロップも同じ)。
それを、バンカー外にドロップしたとのことでした。

ちなみに、同伴者やキャディたちも、誰もそれを問題にせず、その日はそのままスコアを提出。
翌日、ギャラリーからの指摘で発覚し、失格となったとのことでした。

誌のコメンテーターは、「選手もキャディも、もう少しルールに習熟すべき」と苦言を呈していました。


ゴルフで飯を食っているプロでさえも、勘違いすることがあるルール。

全部を覚えるのは、まず不可能だと思うので、少なくとも、ルールブックをゴルフバッグに入れておきましょう。


最近は、スマホという便利なモノもあるので、「疑わしきは検索」がいいですね。

原宿にて

先週末、何十年ぶりかに行きました。

とあるラーメン屋に入ろうとして、店構えの写真を撮ろうとしたら・・・

(自称・フードポルノグラファーです[笑])


二階に、廣戸道場が・・・



原宿が拠点だったんだ・・・


廣戸道場とは、4スタンス理論の発見者であり、提唱者であり、伝道者である廣戸総一さんが主宰しています。


4スタンス理論ですが、私は「敬虔な」信奉者なので、

今後も折に触れて、話をしていきます。


ちなみにこの日は、次の予定があったので、中には入りませんでした。

特に用も無かったので…


次、機会が有ったら、何と言って入ろうか?

月曜朝の朗報

I don't like Monday なんて歌もありまして、月曜日の朝は、ユーウツになる人も多いかもしれません。
ところが、今日は、そんなのを吹き飛ばすような出来事がありました。

今朝起きて、テレビつけたら、アメリカの男子ゴルフ、プレーオフ突入直前でした。
プレーヤーは、我らが松山英樹選手とケビン=ナ選手。

松山選手、優勝を狙える位置にはいました。
けど、ケビン=ナ選手? バッバ=ワトソン選手やアダム=スコット選手は?

ともあれ、プレーオフ開始。
松山選手は、どうやらドライバーを折ってしまったようで、スプーンでティショット。
バンカーインしてしまいました。

一方のケビン=ナ選手は、なんとドライバーを引っ掛けて、ウォーターハザードに・・・
一気に、松山選手の優勝の可能性がアップ。

しかし、バンカーからの2打目は、引っ掛けたようで、ギャラリーに打ち込んでしまいました。
が、ボールは、手前に跳ねて、ラフに・・・

あれが、奥へ行ってたら、非常に難しいアプローチが残っていただろうと、解説の横田真一プロが言ってましたが、非常にラッキーでした。

そのあとのアプローチも難易度は低くなかったものの、
ロブショットで4メートルくらいに寄せました。

ケビン=ナ選手は、その時点で4オンで3メートルくらいのボギーパットを残していました。

松山選手は、乾坤一擲、パーパットをねじ込み米ツアー初優勝となりました。



かつて、日本で圧倒的な強さを誇り、賞金王をひっさげて渡米したベ=サンムン選手でさえ、初優勝まで1年以上かかりました。キム=キョンテ選手も日本の賞金王ですが、米ツアーでは優勝無しで、撤退しています。

そういうことを考えますと、こんなに早く優勝するとは、松山選手やはりタダモノではないですね。

なお、プレーオフの松山選手の2打目ですが、当たったのは、ギャラリーの女性の足。
テレビではそれを映してましたが、ボールの痕がくっきり付いていて、痛々しかった・・・

結果的に、勝利の女神となった彼女、賞金の1割くらいあげてもいいかもしれません(笑)。


話は全然変わるのですが、対戦相手のケビン=ナ選手ですが、
かつてはスロープレーで悪名高かった選手。
(まあ、松山選手もいろいろと言われていますけど・・・)



こんな映像をみると、「なんじゃこりゃ?」と思ってしまいますが、
今回のプレーオフを見た限り、改善されたようです。

ともあれ、松山選手、おめでとう!