ルースインペディメント | 行政書士のゴルフ日記 ~なんちゃって競技ゴルファーのたわ言~

ルースインペディメント

インペディメントという英語は、あまり見慣れないので、インデペンデントと間違う方もいらっしゃるようなので、要注意ですね。


"impediment"= 妨害物、障害物で、"independent"=独立した とは違います。


さて、ゴルフのルール上、ルースインペディメントとは以下です。


○ルースインペディメント

石、木の葉、木の枝、動物の糞、ミミズ、虫類、その他類似のもの、その放出物や堆積物


なお、これらのものであっても、ルースインペディメントにならないものとして、

固定されているもの、生長しているもの、地面に固くくい込んでいるもの、球に付着しているもの

が挙げられています。

球に付着している泥は取り除いてはいけないのはわかりますね。

あと、例えば、雨の日のラウンドで、濡れ落ち葉が付着しているときも、そのまま打たねばなりません。


なお、前述のルースインペディメント中には、人工物は入っていません。

ゴルフ用の小物(ティ、グリーンフォーク、マーカーなど)や、タバコの箱、吸い殻、ビニール袋などは、ルースインペディメントとは言わず、動かせる障害物ということになります。


バンカーでの話ですが、「バンカーなどのハザード内では、木の枝や枯葉などルースインペディメントは取り除くことはできない」とされています。なので、スイングの邪魔になったとしても、取り除くことはできません。


また、「ハザード内」なので、ウォーターハザードの杭の内側から打つ時に、枯葉などを取り除いてはいけないということになります。


翻っていうと、前述の人工物は、動かしていいということになります。


それから、


砂とバラバラの土は パッティング・グリーン上にある場合は ルース インペディメントだが、それ以外の場所ではルースインペディメントではない。

とされています。


グリーン上は、バンカーの砂のケースがほとんどでしょう。

結構大きい塊があったりしますから。


スルーザグリーンでは、ディボットの目土が盛り上がっていて、打つのに邪魔な場合、均したり取り除いてはいけないので、目土する際は、気を付けたいですね。


また、


雪と自然の氷 (霜を除く) は プレーヤーの選択でカジュアル・ウォーターかルース インペディメントとして処置することができる。露と霜はルースインペディメントではない。

とのこと。


自然の氷とは、雹(ひょう)も含むと考えていいのでしょう。

グリーン上にあったら、取り除けるということですね。


一方、ルースインペディメントではないとされている露は、

これから夏に向けて、早朝スタートだと悩みの種ですね。


また、同じく霜は、冬場のラウンドで、遭遇しそうです。