戸惑いだらけの人生にこそチャンスがある！
自分の経験から自分の求められているニーズがわかる
マイニーズアカデミー主宰
こんばんは、
シンリです♪
現在１９歳の長男は
高校を２年で中退しました。
異変が起きたのは
高校１年のちょうど今頃のこと。
長男と次男が学校へ送り出すのと同時に
私は三男を保育園に連れて行って
会社で仕事をする毎日でした。
そんなある時、
高校から電話がかかってきたのです。
長男が今日も来てないという。
今日も
ってことは、
今日だけじゃないんだな
それが最初の感想でした。
この時から担任との二人三脚が始まりました。
保健室登校から始まり
部活だけ参加したり
かろうじて２年生に進級できたものの
若い女性の担任に変わってから
また休みがちになりました
高校は単位を落としたら
進級できなくなるデッドラインがあります
結果的に
長男は欠席日数で単位を落とし
進級不可が確定したので
２年生の１２月末をもって
退学しました。
長男は年末の最終日
制服を着て
担任に最後の挨拶に行きました。
事前に私が退学届を出した時、
担任と
長男が挨拶に行く日時を約束していました
長男は最後に制服を着て
友達についてきてもらって
約束の時間に学校に行ってきたそうです。
ところが
担任は学校におらず
長男の荷物がまとめて廊下に置いてあっただけ
長男の最後の挨拶に
職員は誰も応対しなかったそうです。
荷物を持ち帰る道の途中
川にぜんぶ捨ててきたのだという
私はそれを聞いて
言葉を失いました。。。
退学届さえもらえば
すでにウチの生徒ではない
そういう考えが透けて見えてしまう
確かに担任に応対の義務はありません。
色んな予定もあるでしょう
これまで散々約束を破ってきた側の長男ですから
なにも言える立場ではないかもしれません。
けれど不登校の末に退学する若者が
意を決して挨拶に行ったのに
担任はおろか誰も職員が応対しないなんて、、、
私にも連絡をせずにすっぽかすと言うことは
退学した生徒に応対の義務はないという
担保があるから
クレームを恐れていないのでしょうね
教育者として、
公務員として、
一人の大人として、
担任の最後の判断を
私は許すことができませんでした
あの時のことを
最近になって長男と話したことがあります。
今だから言える話が
ようやくできるだけの
時間が経過しました。
担任の最後の対応は
最低だったね
ママは怒りが込み上げてきたよ
って話をすると長男は
そうなの？ああ、
行ったらいなかったんだよね
その時どう思った？
別に、いないのかって思った
どーせオレのことなんて心配してないって
わかってたよ
先生の立場で学校に来て欲しかっただけでしょ
なるほどな。
子供は大人のこと
よくわかってるもんだと
思いました。
あの若い担任も
長男に大人の世界を見せるために
一役買ってくれていたんだな
そう思うと全てがありがたく感じます
あれから長男は社員として
雇用していただけるご縁をいただき
会社の仕事だけは欠かさずに行っています
不登校にもいろいろあり
結果には抗えないものがある
けれどそこに心を費やした過程に意味があり
結果を糧に変える考え方こそ
人生をたくましく生き抜く力ではないかと
私は思います
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