『家族はつらいよ』

シリーズ第三作
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』
公開記念❗という事で、、

前に鑑賞していました「第一作」の感想を、少し書かせていただきます~(^-^)/


◇ 2016年作品
監督 : 山田 洋次
音楽 : 久石 譲
主演 : 橋爪 功、吉行 和子、妻夫木 聡、蒼井 優、西村 雅彦、夏川 結衣、中島 朋子、林家 正蔵、小林 稔侍



〈簡単なあらすじ〉

三世代同居の大家族・平田家。
主の周造(橋爪 功)は、定年退職後、我がまま・気ままに隠居生活を送っている。。
妻の富子(吉行 和子)も、今では趣味の小説書きをしたりと、充実した生活を送っていると思われた。。

ある日、周造はいつもの様に酔っ払い、上機嫌で帰った来たが、その日は富子の誕生日だった。。
すっかり忘れていた周造は、プレゼントに何が欲しいか聞くと、、それならと富子からは、まさかの離婚届を差し出され、これに判を押して欲しいと言われてしまった。。

こうして平田家の「離婚騒動」が始まる。。

同居する、長男・幸之助(西村 雅彦)と妻・史枝(夏川 結衣)、別居で税理士を営む長女・成子(中島 朋子)と夫・泰蔵(林家 正蔵)、それに同居する次男・庄太(妻夫木 聡)はピアノの調律師で、彼女の憲子(蒼井 優)に結婚のプロポーズをしたばかりだった。。

そして、ある休日、
家族全員が集まり、平田家の「家族会議」が始まった……

……………………
(☆ネタバレしますm(__)m)


やはり『男はつらいよ』フリークの私には、【山田 洋次】監督作品は、「旧き良き日本の心」が随所に詰まっていてとてもしっくりきます。

出演は殆ど、小津安二郎監督の名作『東京物語』のリメイク『東京家族』の皆さんのまんまですが、名前・職業や性格等が微妙に変わっています、、


舞台は神奈川県の青葉台、、
緑の多い、落ち着いてオシャレな街並みの、、高級住宅街ですね!
昔、相模原で仕事をしていた頃は良く素通りした憧れの地です(笑)。。

当然ですが、その舞台に合わせて、
言葉遣いが、上品な山手調になっています。
現代でありながら、親に敬語を遣う所等は、
昭和の小津映画の世界とも思えますね!

〈オモシロイシーン1〉
富子さんの誕生日プレゼントに欲しいモノは?450円で買えるモノ!
安いなぁ?と思った周造さん、、
富子さんがおもむろに、、離婚届を出して、、
ココに判子をついて欲しい
450円…は……戸籍謄本代、、
周造さんが、ギョッとする、
夫婦の一大事なのに、
富子さんのシュールなシャレが利いている…👍
………………………

〈オモシロイシーン2〉
家族会議の場面、、みんな個性的で最高なんですが、、みんなの話を、他人事の様にうす笑いしながら聞く周造さん。。
成子に「おとうさん!何笑ってんの!」と叱られる。正に『男はつらいよ』の寅さんの振舞いにそっくりで、笑ってしまいました👍

……………………

長男・幸之助さんは、面倒臭がりで、家の揉め事は女房に任せとけばいいと思っている、、
この家で一番大変で苦労しているのが、長男の嫁・史枝さん。。長女・成子さんが、鬱陶しい存在だと思うが、、キャンキャン🎵騒ぐ義妹を、旨くフォローまでしていて、涙ぐましい筈が、、何処か天然系のヌケ具合があって良い👍

〈オモシロイシーン3〉
その史枝さんが、老夫婦と別居する次男の嫁・憲子に「おめでとう!うらやましいわ~あなたが。。」と、言うが、、
嫌味には聞こえていない憲子さんも満面の笑みで受け流す所が、何とも年代の違いか?……
悪態をつけない史枝さんの、ホッコリシーンでした👍


〈泣けるシーンはやはり☝〉
ラストで『東京物語』の名シーンがテレビで流れる中、周造さんは富子さんへ感謝の言葉!
(映画と二人の会話がリンクする。。)

とても、簡単な一言が、長年、言えなかった為に、富子さんはこの様な謀反を起こしましたが、、夫婦は阿吽の呼吸で、何も言葉は要らないなんて事は、、夢か幻です☝

世の男性は、、日頃から感謝の言葉を発す様に心掛けましょう……!

という、、無粋な男たちへの注意喚起映画です(笑)m(__)m ★★★

………………………

因みに、25日の初日舞台挨拶のチケット取れました👍今から楽しみです🎵🎵


…………………………

勝手な想像でスミマセンm(__)m

『家族はつらいよ』➡『男はつらいよ』の、役回りで言うと。。

周造 ➡ 寅さん
富子 ➡ さくら
幸之助 ➡ おいちゃん
史枝 ➡ おばちゃん
庄太 ➡ 博
憲子 ➡ マドンナ
泰蔵 ➡ タコ社長
あれっ、、成子は?
良くいるタイプのおばさまですが、、
『男はつらいよ』にこのタイプの方、、
いませんが…差詰め、リリー?それとも、
殆ど出て来ませんが、タコ社長の奥さんか(笑)
m(__)mm(__)m
あと、、源ちゃん ➡ 鰻やの出前持ち

音楽的余談⬇
本作もお馴染みの【久石 譲】さんの作品ですが、、喜劇らしくコミカルなアレンジがとても面白いですね👍
オープニングは、メロディが『フォーレのシチリアーノ』風ですし、エンディングテーマは『ボルサリーノ』のイメージがあります。
ヨーロッパ的なお洒落でユーモラスな楽曲で、私は好きです🎵

いつもの余談⬇
『男はつらいよ』からは、
第四十五作のゲスト【風吹 ジュン】さんや、
懐かしのレギュラー陣☝
毎回、違う配役で自称ワンシーン役者として、いい味出してた【笹野 高史】さん、
「とらや(くるまや)」の三平ちゃん【北山 雅康】さんも和菓子屋の旦那役で出演されていましたね👍

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