『男はつらいよ』シリーズ
1977年、私は中学生になり、、
長らく続けた野球は部活が無く自動的に引退…直ぐに卓球部に入ったが、つまらなくて即退部…
既に、映画や音楽等の趣味に没頭していた私はスポーツへの興味が無くなってしまい。。
晴れて(笑)帰宅部となる、、
それから数十年経ち、勝手なもので、親になると、小さい頃の夢「野球選手」!を息子に託して見たくなる。。m(__)m
三歳の頃から、野球観戦に連れて行きマインドコントロール(?)に成功☝
めでたく、野球少年の道へ進む!
私が子供の頃のチームの監督は、地域では有名なスパルタ監督で、ミスすれば即行でぶん殴られ、試合に負ければ全員並んでビンタorけつバット!が当たり前だったが、、
息子の時代になり、、既に鉄拳制裁は禁止となっていたのだが、その分、言葉の暴力が酷く、、結果が悪いと、家に帰ってよく落ち込んでいた。そのうち、彼の野球への情熱も冷めて行った。。
此処のところ、世間を賑わしている「日大アメフト部」の反則行為問題。。
昨日の直接の加害者である選手の会見は、いたたまれなかった。
ただ一言、
「大人は子供達の希望の芽を摘んではいけない」
指導者の方々へ切に願います。m(__)m
………………………
長々と大脱線してスミマセンm(__)m
今回は、1977年公開の、第十九・二十作です❗
75~76年の作品は、傑作揃いとの評判が高く、噂通り、、疲れる程、泣いてしまった💧💧💧
明けて1977年(昭和52年)は、どのような展開をしてくるのか、正直、期待と不安がありましたが……
『男はつらいよ 寅次郎と殿様』
◇ 1977年8月公開
ゲスト出演 : 真野 響子、嵐 寛寿郎、三木 のり平
〈簡単なあらすじ〉
博・さくら夫妻は、満男の節句のお祝いに、大きな鯉のぼりを奮発して買った。
そして庭先に、上げようと博が準備していると、久し振りに寅次郎が帰郷し、満男への手土産として小さなミニチュアの鯉のぼりを、買って来た。
寅次郎の気に障らない様にと、庭先の大きな鯉のぼりを隠そうとするが、、その行動が怪しく思われ、結局ばれてしまった。
「みずくさい」と怒る寅次郎も一旦は落ち着くが、、今度は、飼っていた犬・トラの事でまたまた、大喧嘩となり、、程なく旅へ出てしまった。
その後、寅次郎が売で訪れたのは、愛媛・大洲の城下町、宿泊先で、何やら訳ありそうな美女(真野 響子)と出会い、、地元が同じ葛飾という事から、いつもの通り、何かあったら柴又「とらや」に行きな!と優しくする寅次郎。
翌日、寅次郎が大洲の町で落としてしまったお金を拾った老人にお礼をした事で、老人がそのまたお礼をしたいと家に招かれたが、、
そこは驚く事に、大洲のお城で、この老人は大洲藩十八代目当主の藤堂 久宗(嵐 寛寿郎)であったのだ。。
このお殿様、息子が急死したが、その嫁・鞠子(まりこ)との結婚に反対し続けた事を後悔しており、何とかその鞍子に会って謝りたいと言う。。
東京に居るという、鞠子を探して欲しいと言われた寅次郎は安請け合いしてしまった。
それから10日後、お殿様は待ちきれずに「とらや」を訪ねて来たが、それと同時に寅次郎も柴又に戻ってきたのだった。
本腰を入れその鞠子を探す決心をするが、広い東京で見つけ出すのは至難の技で、半ば諦めかけていた所、、
旅先の民宿で、出会った女性が寅次郎を訪ね「とらや」へやって来た。。
その女性の名は、鞠子だった。。。
………………………
今回のマドンナは、若くして旦那と死別して未亡人となった鞠子役の【真野 響子】さん。。
まだまだ若い美人さんで、それほどの悲壮感は感じられなかった。。
元来が、とても明るい女性と言う設定だったのだろう。
お殿様も寅さんも、きっとそこに、救われていたと思いますが、結局は、会社内に付き合っている男性が居たというオチで、またも振られる寅さん。。
お殿様役は時代劇の大スター【嵐 寛寿郎】(アラカン)さん。
台詞が、紋切り型の時代劇チックで、面白かったです。特に、源ちゃんが引くリアカーで「とらや」に到着する所は、アイデアも絵的にも最高でした❗
※ 執事役の【三木 のり平】さんも秀逸で、
「とらや」への使いに上京して来たが、、妾らしき女性を連れて来てしまう所が、いかにも助平で面白い(笑)
本作では、寅さんとさくらの別れのシーン自体は無く、寅さんの言葉をさくらが話し伝えるシーンのみだが、、
寅さん「あの人と結婚する男は、死んだ亭主の事で、ヤキモチなんか妬かないだろうな。。」
さくらは、大丈夫だとなだめたが、、
寅さん「でも、ほんとにそんな男なんかいるのかなぁ。。」ここで、さくら嗚咽……
これが、凄く良い。。寅さんの未練が残る悲しそうな顔が思い浮かぶ程に、兄をいたわる、さくらの渾身の演技でした。あの涙は間違いなくホンモノだと思います。。
毎回の事ですが【倍賞 千恵子】さん、
本作は特に素晴らしい★★★★★
今回のテーマは「親切」かな…
殿様も鞠子さんも、最初の出会いは、寅さんのちょっとした親切から始まっている。。
そして、最後も寅さんは、、殿様の様子見に大洲へ行く。。親切心
満男へは、来年は鯨みたいにデカい鯉のぼりか…(笑)
何があろうと何処までも情に厚い寅さんでした。
…………………
好きなシーン☝
久々におばちゃんがボケを連発❗
源ちゃんが拾ってきた犬を「トラ」と名ずけ「とらや」で育てていたが、、寅さんが帰って来たらまずいから「ポチ」に名前を変えようと言っていた、おばちゃんだが、、
それも忘れて、犬を「トラ」寅さんを「ポチ」と言い間違える。
完全に混乱して取り返しがつかなくなってしまったおばちゃん……
最後の「だから言ったんだよ」の台詞も可笑しいく、空しい。。
その後の、殿様との「参勤交代?」話も笑えます👍
………………
いつもの余談⬇
マドンナ・鞠子さんの家が「堀切菖蒲園」というので、、懐かしい当時の風景が映るのかと、期待して見ましたが、、残念、旦那と死別後に、青戸団地に引っ越していました。。(青戸のシーンはありましたが、残念。。)
◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎○
『男はつらいよ 寅次郎頑張れ』
◇ 1977年12月公開
ゲスト出演 : 藤村 志保、中村 雅俊、大竹 しのぶ、桜井 センリ、石井 均、
〈簡単なあらすじ〉
紅葉の季節、寅次郎は故郷柴又に帰って来たが、「とらや」の玄関先で見知らぬ青年・良介(中村 雅俊)に押し売りに間違われて、警察も出動する程の騒動になる。
この良介は元々、博・さくらの知り合いで、寅次郎の部屋に下宿していた。
この二人、程なく仲良くなり、良介が近所の食堂に勤める幸子(大竹 しのぶ)に恋心を寄せている事を知り、寅次郎は恋の指南をするが、大失敗に終る。
振られてしまったと思い込んだ良介は、「とらや」の二階でガス自殺を図るが、未遂に終わる。。
そして、良介は傷心のまま、故郷長崎・平戸島へ帰ってしまった、、
心配になった寅次郎は、良介の様子を見に平戸島を訪れるが、そこで良介の姉・藤子(藤村 志保)を紹介され、いつもの通りに一目惚れ。。
この島に居着くことになった寅次郎は完全に藤子に「惚れとるばい…」
………………………………
本作は、寅さんの恋よりも、もう一つのフレッシュな若者の恋愛話が中心に描かれている、、
かの、第一作目での「さくらと博の恋愛」を踏襲した様な作品でした。
そして、おせっかいな寅さんからのお得意のデート指南!が最高です!
まず、デートには映画へ行き、面白い喜劇を観ろと言われたが、観たのは「怪奇ホラー映画」……
レストランで食事と言われたが、入ったのはラーメン屋……
結局、散財してしまい愛の告白ではなく、電車賃貸してくれ……と金の無心。。
何か、不器用な良介を、自分の事の様にハラハラ観てしまった……
その後も「とらや」の二階をガス爆発させたり、ハチャメチャに迷惑掛けまくりなんですが、、
みんな良介には優しくて、、
結局は、再び幸子との仲を取り持ってしまった。。
そして、めでたく結婚も決まり、
「とらや」での宴席の最中、、
良介が、姉・藤子に話があると言って2階へ連れて行き、寅さんの事をどう思ってるのかと、問いただす場面だが、、
良介が忠告するのは良く分かるが……
あれだけ寅さんに世話になっておきながら、、
あの言い方は無いだろ👊と、、思った、、
その会話を立ち聞きしていた寅さん。。
余程効いたのか、、寅さんは、藤子さんから身を引いた。。。
藤子さんにとって、寅さんは「心のキレイか人」
神様(?)の様な存在で、心の拠り所であって、
あくまでも恋愛の対象では無かった。。。
かなり、いい線行ってたのに。。残念、、
良介への指南の様に「I love you」が言えませんでしたね……
宴席で幸子の伯父が歌っていた曲が『シューベルト/冬の旅』、、寅さんの``冬の旅´´の始まりの暗示…
そして、旅へ出る前に、さくらの家に寄って行くが、、ここでも、何処か吹っ切れたかの様にアッサリしていた。。
凡そ八年間で、二十人もの女性に振られ慣れてしまったか(・・;)
年間で約2.5人か………逆に、これだけ出会いがある事に感心しきりです(^-^)/
今回は、「スレ違い」が随所にありました。
良介&幸子は何度も「スレ違い」を繰り返し、、寅さんと藤子さんも、最後に「スレ違い」。。
あの時、留守を預かった寅さんは、我慢して藤子さんの帰りを待っていられれば、「スレ違い」は起こらなかったのかも知れませんね。。
………………………
今回のマドンナ・藤子役の【藤村 志保】さん、
何処と無く、弱々しさを醸し出して、、とても大人しく気品のある女性を好演されていました!
もう一人のマドンナ・幸子役の【大竹 しのぶ】さんも、田舎から出て来た、純真無垢で可愛い娘さん、、キャスティングが絶妙でした👍
好きなシーン☝
寅さんが「ふるさと食堂」に昼飯を食べに行くと、良介と偶然会ったが、お店で働く幸子の身の上等を詳しく話し出し、寅さんに、幸子を好きなのか?!と良介が冷やかされるシーン!
寅さんの、嬉しそうで悪戯な笑顔が最高でした👍
良介が恥ずかしさから、慌てて、ご飯に味噌汁をぶっかけて食べる所も、またいい!
m(__)m
こんなご飯の食べ方。昔、我が家では普通にしてましたが、、
結婚後、元嫁に行儀が悪いと怒られました。。
お陰様で、お上品に躾けられた息子は、そう言う食べ方は、絶対にしません。。。
あと、満男の「デンセンマン音頭」。。
懐かしい!この頃の流行だったんですね🎵
★バックナンバーも宜しくお願い致しますm(__)m


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