Marc のぷーたろー日記 -87ページ目

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」('22)

 

「機動戦士ガンダム」の第15話「ククルス・ドアンの島」のリメイクとなるSFロボットアニメ映画です。声の出演は古谷徹さん、武内駿輔さん、廣原ふうさん、内田雄馬さん、成田剣さん、新井里美さん、潘めぐみさん、古川登志夫さん、中西英樹さん、福圓美里さん、池添朋文さん他。

 

Wikipedia「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」

 

最初にこの映画の製作が発表された時は「えっ?」となりました。

 

確かに「ククルス・ドアンの島」は「機動戦士ガンダム」の世界観の広さを示しているという意味で、とても印象的で心に残る話ではありましたが、映画の尺に膨らませられるほどの話かなぁと。それに作画レベルが酷かった印象も強く残っていましたし。

 

で、実際に観てみると「なるほど」と感心。予想通り、水増し感、間延び感は否めませんでしたが、ドアンの過去の膨らませ方は悪くないです。ただ、子供の数が多過ぎて、そこはちょっと現実味がなかったかなぁ…。

 

細かいことを言い出せばキリがないですが、「機動戦士ガンダム」第1シリーズ(いわゆる「ファースト・ガンダム」)をリアルタイムで観ていたおじさんとしては充分過ぎるほど楽しめる映画ではありました (^^)v

「火の鳥 未来編」('04)

 

手塚治虫さんの代表作の1つ「火の鳥」シリーズのうち5作品を原作とした全13話のテレビアニメシリーズの第12話から第13話として放映された作品で、はるか未来の地球を舞台に、火の鳥によって不死にさせられ、人類を含めた全ての生命体が滅亡した後も1人で数十億年も生き続けなければならなくなった青年の運命を描いたSFファンタジーです。声の出演は浪川大輔さん、冬馬由美さん、桐本琢也さん、小村哲生さん、牛山茂さん、竹下景子さん、久米明さん他。

 

Wikipedia「火の鳥 (テレビアニメ)」

 

「火の鳥」という壮大な物語の実質的な結末を描いているわけですが、原作から大幅に削除・変更されているらしいので、原作の長めのPR動画と思って観るべきなんでしょう。

 

もちろん、それを言ってしまうと、このテレビシリーズ全13話の全てが、そもそもPR動画に過ぎないと言えば、それまでなんですけどね (^^;;;

 

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「火の鳥 太陽編」('04)

 

手塚治虫さんの代表作の1つ「火の鳥」シリーズのうち5作品を原作とした全13話のテレビアニメシリーズの第8話から第11話として放映された作品で、7世紀の日本を舞台に、狼の首の皮を顔に被せられた百済王朝の青年の運命を描いた歴史ファンタジーです。声の出演は松本保典さん、内川藍維さん、巴菁子さん、小村哲生さん、竹下景子さん、久米明さん他。

 

Wikipedia「火の鳥 (テレビアニメ)」

 

原作とは別物らしいですが、それでも壬申の乱の「手塚治虫流解釈」としては面白く観ることができました。

 

ただ、キャラクターデザインが趣味に合わなかったな…。特にマリモのデザインははっきり言ってしまうとかなり苦手。そのせいで物語への没入感が相当に妨げられてしまったのは残念。

 

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「火の鳥 復活編」('04)

 

手塚治虫さんの代表作の1つ「火の鳥」シリーズのうち5作品を原作とした全13話のテレビアニメシリーズの第5話から第6話として放映された作品で、25世紀の未来を舞台に、人工頭脳を埋め込まれて一命を取りとめたものの、生命体と人工物が逆に見えるようになってしまった青年の運命を描いたSFファンタジーです。声の出演は佐々木望さん、小林美佐さん、広瀬正志さん、小川真司さん、大坂史子さん、小村哲生さん、竹下景子さん、久米明さん他。

 

Wikipedia「火の鳥 (テレビアニメ)」

 

原作とは内容が大幅に変えられているので難ですが、それでも、「火の鳥2772 愛のコスモゾーン」('80) と同様に「手塚治虫の性癖」が溢れ出てる話だなぁと。

 

それ以外に感想はないです。

 

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「ウルフ・ライク・ミー」シーズン1 ('22)

 

妻を癌で亡くしたシングルファザーと秘密を抱えた女性の恋をユーモラスに描いた異色の恋愛ドラマシリーズのシーズン1全6話です。主演はアイラ・フィッシャー、ジョシュ・ギャッド、共演はアリエル・ジョイ・ドノヒュー、エマ・ラング、アンソニー・タウファ他。

 

これは新鮮!!

 

序盤は心に深い傷を抱えた男女のシリアスなラブストーリーだったのが、早々にヒロインの抱える想定外の秘密が明らかになると、一転してホラー風味のラブコメに。それと並行して描かれる「家族」の物語もグッド!

 

シーズン2の制作も決まっているそうなので、この異色のカップルがどうなっていくのか、とても楽しみです♪

「浮気なママル」('22)

 

妻の浮気を知ってショックを受けた夫が取る行動を描いたシニカルなブラックコメディシリーズ全6話です。主演はジェームズ・コーデン、共演はメリア・クライリング、コリン・モーガン、サリー・ホーキンス他。

 

全体のイメージとしては、よくある「平凡な男とゴージャスな美女が繰り広げるラブコメ」のその後を描いた物語という感じ。

 

寝取られ夫の暴走気味の言動は、本人としてはとてもとても深刻なんでしょうが、はたから見れば、まさに「笑っちゃいけないけど笑っちゃう」滑稽なもの (^^)

 

そのあたりのシニカルさはいかにもイギリスらしいし、陽気なイメージのあるジェームズ・コーデンがシリアスに演じれば演じるほどユーモラスで、しっかりブラックコメディとして成立しています。

 

そして最後に妻の言動の理由が明らかになることで全てがひっくり返っちゃうのもイギリスらしい意地の悪さでグッド!

 

ただ、「所詮は動物の一種に過ぎない人間にとって一夫一婦制は自然なものなのか?」という問いを投げかけつつも、問うだけでさほど深くは掘り下げなかったのはちょっと生煮え感。もしかすると、シーズン2の予定があるってことなのかな?

「ムーンフォール」('22)

 

月と地球の衝突という危機に立ち向かう人類の姿を描いたSFディザスター映画です。主演はハル・ベリー、パトリック・ウィルソン、ジョン・ブラッドリー、共演はマイケル・ペーニャ、チャーリー・プラマー、カロリーナ・バルトチャック、ケリー・ユー、ドナルド・サザーランド他。

 

Wikipedia「ムーンフォール」

 

まさにローランド・エメリッヒのディザスター映画。

 

人類に対する脅威が違うだけで、ストーリー自体は基本的にいつも一緒。

 

科学考証をはじめとしたリアリティは全くなく、それでも勢いだけで観る者を惹きつけて楽しませるテクニックはいつもながら見事。

 

はっきり言って本当にくだらないんだけれど、ここまでいくと笑うしかないし、そうやって笑いながら突っ込んで楽しむ映画 (^^)v

 

ただ、中国資本が入っているから仕方ないのですが、「中国も中国人も皆さんの味方です」アピールが強いのが気になって仕方ありませんでしたけどね。

 

ところで、主人公の1人で陰謀論者のKCは元々ジョシュ・ギャッドが演じる予定だったそうで、確かにジョシュ・ギャッドに当て書きしたようなキャラクター。代役のジョン・ブラッドリーはジョシュ・ギャッドの灰汁のような毒気はないですが悪くなかったです (^^)

 

ちなみに、この役は10年以上前ならマイケル・ペーニャが演じたんじゃないかなぁと思ったりしたのですが、その彼が本作で演じた役は当初はスタンリー・トゥッチが演じる予定で、その代役だったようです。確かにスタンリー・トゥッチが演じそうな役で、マイケル・ペーニャが演じる役としてはちょっと新鮮だったかも。

「トゥモロー・ウォー」('21)

 

凶暴なエイリアンによる人類滅亡の危機に立ち向かうために2051年の未来に行くことになった元軍人の高校教師の活躍を描いたSFアクションです。主演はクリス・プラット、共演はイヴォンヌ・ストラホフスキー、ベティ・ギルピン、J・K・シモンズ、サム・リチャードソン、エドウィン・ホッジ他。

 

Wikipedia「トゥモロー・ウォー」

 

設定の雑さや説得力のなさを全く気にしなければ、映像もアクションも迫力があるし、クリス・プラットのファンなら充分に楽しめると思います。

 

とにかく、製作総指揮を主演のクリス・プラットが務めていると知ると「あぁ、なるほど」と妙に納得してしまう設定とストーリーではあるのですが、あまりに雑。もうちょっと設定にはこだわった方が良いと思うんですが、そもそもクリス・プラットはそういう細かいところは全く気にしない人なんでしょうね (^^)

 

良くも悪くも「アメリカン」な映画でした。

「好きにならずにいられない」('15)

 

43歳で独身のオタクで心優しい巨漢男が初めての恋を通じて変わっていく姿を切なく描いた恋愛ドラマ映画です。主演はグンナル・ヨンソン、共演はリムル・クリスチャンスドッティル、シグリオン・キャルタンソン、マーグレット・ヘルガ・ヨハンスドッティル、アルナル・ヨンソンなど。

 

Wikipedia「好きにならずにいられない (映画)」

 

切ない…。

 

ありがちなハッピーエンドとはほど遠いですが、それでも、自分の殻に閉じこもって生きてきた孤独な中年男が新たな人生に前向きに踏み出す姿は感動的。

 

深みのある人間ドラマとまでは言えませんが、主演のグンナル・ヨンソンの大きな体の全てが優しさで満ちているかのような雰囲気が役に説得力を与えていて、観終わった後には「切なく悲しいけれど同時に爽やかな気持ち」になれる映画でした。

「ザ・コントラクター」('22)

 

米軍特殊部隊の元エリート隊員が、除隊後に妻子を養うために雇われ兵としてある極秘任務を請け負ったものの、仲間の裏切りによって孤立無援の苦闘を強いられることになるさまを描いたサスペンスアクションです。主演はクリス・パイン、共演はベン・フォスター、キーファー・サザーランド、ジリアン・ジェイコブス、エディ・マーサン他。

 

Wikipedia「ザ・コントラクター」

 

単なるアクション映画にしたくなかった作り手の意図はよくわかります。「使い捨ての駒にされる兵士たち」の悲哀をじっくり描くなど、中盤までは「メッセージ性のある佳作かも」と思わせる要素が多々ありましたから。

 

ところが、終盤で大失速。所詮はありきたりのチープなB級アクション映画で終わってしまい、それまでのメッセージ性など最初からなかったかのような呆気ない終わり方。

 

しかも、障害のある息子を抱えた親友を、罪悪感を盾に脅迫して復讐に巻き込み、しかも自分の囮の役目をさせる主人公の姿には不快感しかなく、後味は最悪。

 

ハリウッドの有名スターだけでなく、ドイツの俳優フロリアン・ムンテアヌやニーナ・ホス、スウェーデンの俳優ファレス・ファレスを贅沢に脇役に起用し、ベルリンで大規模なロケをするなど、A級感はたっぷりあるだけに残念でなりません。