「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」('22) | Marc のぷーたろー日記

「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」('22)

 

大物映画製作者ハーヴェイ・ワインスタインが何度も繰り返した性暴力を記事で告発した、ニューヨークタイムズ紙の女性記者コンビの奮闘を描いた実録社会派映画です。主演はキャリー・マリガン、ゾーイ・カザン、共演はパトリシア・クラークソン、アンドレ・ブラウアー、ジェニファー・イーリー、サマンサ・モートン他。

 

Wikipedia「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」

 

派手な演出は一切なく、昔ながらのドキュメンタリー映画のようなタッチで冷静に描かれていて、それが逆に問題の深刻さと恐ろしさを強く感じさせて最後まで目が離せませんでした。

 

本来ならばドキュメンタリー映画として撮るべきなのかもしれませんが、問題の性質上、当事者本人を(たとえ映像や音声を加工して匿名化したとしても)登場させるのは難しく、それが故にプロの役者を使った一種の再現映像のような形にしているのは大いに納得。

 

事件関係者があまりに多いので、あらかじめ彼らの名前や位置付けを把握しておかないと内容についていくのがちょっとしんどいですし、あまりに淡々と描かれているので、わかりやすい「映画的面白さ」は皆無ですが、それでも老若男女問わず、少なくとも成人なら1度は観るべき映画でしょう。