Marc のぷーたろー日記 -13ページ目

連続ドラマW「夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」('25)

 

芦沢央さんの小説「夜の道標」を原作とし、1996年に起きた殺人事件を担当する刑事が、2年間にわたって逃亡を続ける容疑者の足取りと殺人の動機を追いながら、事件に潜む真実に迫っていくさまを描いた社会派ミステリードラマシリーズ全5話です。主演は吉岡秀隆さん、共演は野田洋次郎さん、瀧内公美さん、高杉真宙さん、和田正人さん、キムラ緑子さん他。

 

 

胸の痛む話であるとともに、こんな酷い人権侵害が1990年代半ばまで法的に許されていたということを思い出させられる話でした。

 

還暦近い自分にとっては、1990年代はまだ「ついこの間」のような感覚があるのですが、改めて30年という月日の長さを見せつけられた気分です。

「ブロークン・ディール 裏切りの代償」('23)

 

1990年代の米国を舞台に、旧知の同僚と再会したために危険な運命を辿ることになったセールスマンを描いたクライムサスペンスです。主演はスクート・マクネイリー、共演はキット・ハリントン、ジョシュ・ルーカス、イーサン・サプリー、ノラ・ゼヘットナー他。

 

キャストは悪くなかったんだけど、全編通して緊張感が全くないし、主人公に都合が良すぎる不自然な展開にダウン

 

残念。

「バンディット 華麗なる強盗」('22)

 

1980年代にカナダに実在した連続強盗犯「空飛ぶ盗賊」ことロバート・ホワイトマンの実話を再現した、オフビートタッチの犯罪コメディです。主演はジョシュ・デュアメル、共演はメル・ギブソン、エリシャ・カスバート、オリヴィア・ダボ、ネスター・カーボネル他。

 

ジョシュ・デュアメルが主演なので、もっと軽妙なコメディを期待していたのですが、ほとんど全く笑えないし、主人公の手口が巧妙なわけではなく、単に銀行と警察が無能だっただけなので痛快さもないし。

 

この題材なら、オフビートじゃなく、ストレートに笑えるコメディにした方が良かったんじゃないかなぁとしか思えませんでした。

 

映画全体としては「面白くなくはなかった」んですけどね。

 

メル・ギブソン扮する「ボス」が、悪党だが極悪非道ではないキャラクターとして描かれていたのも良かったですし。

「十一人の賊軍」('24)

 

戊辰戦争のさなか、無罪放免を条件に、ある砦を守る戦いに挑むことになった11人の凶悪犯たちを描いた集団抗争時代劇です。主演は山田孝之さん、仲野太賀さん、共演は尾上右近さん、鞘師里保さん、佐久本宝さん、千原せいじさん、岡山天音さん、松浦祐也さん、一ノ瀬颯さん、小柳亮太さん、本山力さん、玉木宏さん、阿部サダヲさん他。

 

Wikipedia「十一人の賊軍」

 

1964年に執筆されたものの、そのままお蔵入りとなって破棄された脚本のプロットのみを原案として製作された本作。いわゆる「集団抗争時代劇」を令和の時代に復活させた作品として本当に良くできてる。さすが白石和彌監督。

 

ただ、期待が大き過ぎたのか、微妙に自分のツボを外していてハマり切れなかったのは残念。結末を含め、全体としてはとても好みの仕上がりだったのですが、登場人物のキャラクター造形など細かいところに作為性を感じてちょっとシラケちゃったんですよね…。

 

それでも、主演の2人をはじめ、好きな役者が数多く出演していたので、それだけでも充分に観た甲斐はありました (^^)v

 

関連記事

「トゥルークライム・ショー2:殺人狂騒曲」('24)

 

中年の危機に直面した夫婦が、トゥルークライム(実録犯罪)系ポッドキャストで大金を稼ごうと悪戦苦闘するさまを描いたブラックユーモアコメディシリーズの第2シーズン全8話です。主演はケイリー・クオコ、クリス・メッシーナ、共演はトム・べイトマン、リアナ・リベラト他。

 

強いて比較すると第1シーズンの方が面白かったですが、今回も充分楽しめました (^^)v

 

シリアルキラーが主人公夫婦の夫の方と親しくなり、彼を言葉巧みに翻弄するさまは恐ろしいと同時に可笑しく、2人の体格差や年齢差もあって独特の「ブロマンス」感を生んでいるのがグッド!

 

まだまだ続きそうなので次のシーズンも楽しみにしていたのですが、第2シーズンでの打ち切りが決まったそうで本当に残念😢

 

関連記事

「破墓/パミョ」('24)

 

風水師や葬儀師ら4人が、ある墓の謎に迫るさまを描いたスリラー映画です。主演はチェ・ミンシクさん、共演はキム・ゴウンさん、ユ・ヘジンさん、イ・ドヒョンさん他。

 

輝国山人の韓国映画「破墓/パミョ」

 

面白かった (^O^)

 

世間の評価は高いものの、題材自体にさほど新鮮味を感じなかったので、あまり期待していなったのですが、世の評価に違わぬ面白さ (^^)v

 

東洋、というよりも韓国と日本に共通した「東アジア」の文化を全面に出し、西洋のキリスト教文化圏によるオカルトホラーとは一線を画す世界観をうまく表現していてグッド!

 

ただ、決着のつけ方が期待していたよりはあっさりめだったのはちょっと残念。

 

とにかく、メインの4人のキャラクター造形がしっかりしているので、このままシリーズ化してくれることを大いに期待しています (^^)v

「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」('24)

 

旅先で知り合った家族に招待され、彼らの家を訪れた一家を待ち受けていた悪夢を描いた、デンマーク・オランダ合作のサスペンスホラー「胸騒ぎ」('22) のハリウッドリメイクです。出演はジェームズ・マカヴォイ、マッケンジー・デイヴィス、スクート・マクネイリー、アシュリン・フランチオージ、アリックス・ウェスト・レフラー、ダン・ハフ他。

 

Wikipedia「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」

 

オリジナルの「胸騒ぎ」は、確かにホラー映画としての出来は優れているのですが、あまりに後味が悪く、ただただ不快なだけの内容で、もう二度と観たくないので、リメイク作も観るつもりはありませんでした。それでも、ジェームズ・マカヴォイの演技が高く評価されていること、ハリウッドならそのままリメイクせずに、結末を変えてくる可能性があること、この2点で観てみることにしました。

 

予想通りでした。

 

ジェームズ・マカヴォイ本来の悪役顔が活きてるのは間違いないです。でも、この役は、初対面の相手からはそれなりに好感を持たれるタイプであるはずなので、ジェームズ・マカヴォイでは人相が悪すぎるかなとは思います。

 

それから結末。予想通り、ハリウッド製のサイコスリラーらしい展開に大幅に変更されていました。「胸騒ぎ」の後味の悪さを評価している人からすると、「だからハリウッドリメイクなんてクソなんだ」と酷評されそうですが、「胸騒ぎ」の結末をどうしても受け入れられないという人には、このリメイクを観ることで、かなり溜飲が下がるでしょうし、「胸騒ぎ」で受けたトラウマが解消できるかもしれません。少なくとも自分はかなりスッキリしました。観て良かったです (^^)v

 

関連記事

「クレイヴン・ザ・ハンター」('24)

 

マーベル・コミックスのスパイダーマンの宿敵の1人であるクレイヴンを主人公にしたダークヒーローアクションです。主演はアーロン・テイラー=ジョンソン、共演はフレッド・ヘッキンジャー、ラッセル・クロウ、アレッサンドロ・ニヴォラ、アリアナ・デボーズ、クリストファー・アボット他。

 

Wikipedia「クレイヴン・ザ・ハンター (映画)」

 

あまりに評価が低いので全く期待しないで観たせいか、そこまで酷くはないかなという印象。

 

でも、こんな陳腐な内容で2時間超えは長すぎ。恐ろしい敵と散々思わせておきながら、あっさり倒されちゃうテキトーさも酷いし、無駄に長いエピローグにこだわりがあるのは分かりますが、狙いすぎて外してる感は否めず。

 

とにかく、映画館にわざわざ足を運んで高い金を払ってまでして観るほどの出来ではなく、配信でさくっと観るならOKというレベル。

 

まぁ、アーロン・テイラー=ジョンソンを観ることだけが目的なら充分な出来。

「侍タイムスリッパー」('24)

 

幕末の侍が現代の時代劇撮影所にタイムスリップして「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描いたコメディ映画です。主演は山口馬木也さん、共演は冨家ノリマサさん、沙倉ゆうのさん、峰蘭太郎さん、紅萬子さん、福田善晴さん他。

 

Wikipedia「侍タイムスリッパー」

 

当初1館だけの上映だった低予算映画ながら、口コミで評判が広がり、ついには全国で380館の映画館で上映され、興行収入も10億円を超える大ヒットとなった話題作。

 

でも、設定自体にさほど新鮮味を感じなくて、あまり期待していなかったんですが…

 

泣いた (ToT)

 

「時代劇の衰退」という現実を「侍の時代の終焉」と重ね合わせるのは説得力があるし、何より全編に「時代劇への愛」が溢れていて、時代劇好きとしては、そりゃあ泣きますよ (ToT)

 

悪人が全く登場しない世界も心地いいし、とにかく「もっと早く観れば良かった!!」と激しく後悔するばかりでした。

「憑依」('23)

 

ある女性から妹の除霊を依頼されたインチキ祈祷師が、本来の能力を覚醒させて悪鬼に立ち向かうさまを描いたアクションホラーです。主演はカン・ドンウォンさん、共演はホ・ジュノさん、イ・ソムさん、イ・ドンフィさん、キム・ジョンスさん、パク・ソイさん他。

 

輝国山人の韓国映画「憑依」

 

ストーリーそのものは既視感ありまくりで新鮮味はないし、深みも全くないですが、朝鮮半島の土着文化をうまく絡めているのは面白いし、目力の強いカン・ドンウォンさんのハマりぶりで予想以上に楽しめました。

 

このままシリーズ化しそうですし、そうなることを楽しみに待ちます (^^)v