万世橋とわたし(神田)のブログ -79ページ目

原発ねぇ

皆さんは、原発賛成派でしょうか、反対派でしょうか。


東京電力福島第一原子力発電所の事故が起こったばかりのとき、

20歳代の人たちと原子力発電のことについて話す機会がありました。

原子力発電の必要性について、その人たちは異口同音、

「だって仕方がないじゃない」


小学校、中学校時代に、

いかに効率よくエネルギーが作り出せるか、

いかに原子力は安全対策がなされているか、

電力利用の増大は文明社会に不可欠である...

など、その正当性のみを授業で学んでいました。


核兵器と同質の存在であることは問題外であるかのようでした。

万が一の時には、

不特定多数の生命の危機にも及ぶことは理解していませんでした。


これは、教育でしょうか。

今、自分が使うこの電気の使用は、命と引き換えにしてまで必要なのかどうか、

メリット、デメリットを理解したうえで

それぞれの自己の判断をすることができるようになるのが

教育と言うものだと思うのですが目


「よくわかる原子力」

http://www.nuketext.org/shiyouzumi.html


私は、子孫がこれからも安全に地球環境を利用できるために

電気の使用が制限されることは「よし」と思っており、

知恵と工夫で、物質的豊かさよりも安心して心豊かに生活するのが文化的生活なのではないかととらえています。


「原発がどんなものか知ってほしい」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

これをみると、

原発は決して合理的エネルギー取得手段とは思えない叫び


当方とて、専門知識を持たずにちまたの情報によって扇動されている懸念は払拭できませんが、

少なくとも、使用済みとなった核廃棄物を、地中に埋め込んだり海中深くに沈めることで終わりなんていう処理ではなく、

納得して安心できる処理方法が確立するまでは、

後世に始末を押し付けるものということで、原子力発電利用に賛同できない

というのが、

もともとの、そして、今も持ち続けている私の判断です。


中野

谷中ねこレポート

帰省帰りで東名高速を走っていたりして、

土曜日になってしまいましたー、石川です<(_ _)>


私の住んでいる近所の谷中霊園には、

地域ネコといわれるにゃんこたちが

たくさん住みついています。

ボランティアや地域の方たちが餌をあげているようで、

普通の飼い猫以上に丸々としているのが、彼らの特徴ですにゃぽっ♪

どうですかこの毛並み↓↓

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そんな彼らでも1匹ずつ性格がまちまちでして、

人の気配がするだけで寄ってくるにゃんこがいる一方で、

物欲しそうな視線をなげかけながらも、

一定の距離を保ちながら、なかなか触らせてくれない子もいます。

私はいつも、いじめたりしないからこっち来ればいいのにと思っています。ねこ


そんなバラエティー豊かなにゃんこたちに頻繁に会いにいっていると、

1匹、また1匹と、にゃんこがいなくなっていることに気づきました。

色柄などの容姿の異なる、行方不明になった被害者(にゃんこ)たちの

共通点はただ一つ、、、

ビシ!人懐こいにゃんこが消えている!!

これはいったい!?


私の推測では、彼らは性格がよくてあまりにかわいらしいので、

ネコ好きの方に里子にもらわれていったのだと思います。

お人好しのにゃんこは、そのかわいさで得をしているに違いありません。

まったくかわいいだけが取り柄なんだからもぅにゃんこキラキラ


足るを知る

足るを知ること


今、人が地球上に過ごす一員として、

責任ある行動の基底に必要なのではないか

と思えます。


人の幸せ、自分の幸せ、ともに大切であり、

それは今のことだけではなく、

末裔に至る将来にわたって幸せであることが今を存続させる上での責任です。

その実現には社会の幸せも欠かせません。

そしてそれは、自国だけで完結しえず、他国との間にもいえること。


これは、みんなの幸せと自分の幸せを等しく追及する考えの下においてようやく実現できるのではないでしょうか。

フェアトレードはそのような理念の発現と考えられます。

そして、そのためには自分だけの欲望の抑制が必要な場面も想定されます。


ⅠWW後の、

エレン・ケイ(1849-1926 社会思想家・教育学者)の「児童の世紀」との著作、

児童の権利に関するジュネ-ヴ宣言(1924国連総会第5期会採択)等、

子どもが安心して成長できる社会を築かなくてはとの願いも届かず

ⅡWWは起こり、

その後の国連の子どもの権利条約(1989)を経て、

子どもの人権を尊重するさまざまな足跡を残して今に至っています。


しかし、その一方で、

これまでの経済至上を取り巻く背景とその行方

原子力発電・核兵器

テロや正義の実現のありかた


現代社会は、将来を担う子供たちが

悲しい思いをする、果ては憎しみ合う種まきをしてはいないでしょうか。


そして、これらの行方を左右するのは、

今現在の私たち一人ひとりの自問自答です。


石川さんのおっしゃる現代人の備えるべき能力、

「理性と本能をうまくコントロール」できた、

類人猿たちに真似されるべき、自律した世界になって、

ようやく、子どもが安心して育つことのできる「人権の保障」が

グローバルスタンダードになる。・・・のかなひよ盛り


中野