原発ねぇ | 万世橋とわたし(神田)のブログ

原発ねぇ

皆さんは、原発賛成派でしょうか、反対派でしょうか。


東京電力福島第一原子力発電所の事故が起こったばかりのとき、

20歳代の人たちと原子力発電のことについて話す機会がありました。

原子力発電の必要性について、その人たちは異口同音、

「だって仕方がないじゃない」


小学校、中学校時代に、

いかに効率よくエネルギーが作り出せるか、

いかに原子力は安全対策がなされているか、

電力利用の増大は文明社会に不可欠である...

など、その正当性のみを授業で学んでいました。


核兵器と同質の存在であることは問題外であるかのようでした。

万が一の時には、

不特定多数の生命の危機にも及ぶことは理解していませんでした。


これは、教育でしょうか。

今、自分が使うこの電気の使用は、命と引き換えにしてまで必要なのかどうか、

メリット、デメリットを理解したうえで

それぞれの自己の判断をすることができるようになるのが

教育と言うものだと思うのですが目


「よくわかる原子力」

http://www.nuketext.org/shiyouzumi.html


私は、子孫がこれからも安全に地球環境を利用できるために

電気の使用が制限されることは「よし」と思っており、

知恵と工夫で、物質的豊かさよりも安心して心豊かに生活するのが文化的生活なのではないかととらえています。


「原発がどんなものか知ってほしい」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

これをみると、

原発は決して合理的エネルギー取得手段とは思えない叫び


当方とて、専門知識を持たずにちまたの情報によって扇動されている懸念は払拭できませんが、

少なくとも、使用済みとなった核廃棄物を、地中に埋め込んだり海中深くに沈めることで終わりなんていう処理ではなく、

納得して安心できる処理方法が確立するまでは、

後世に始末を押し付けるものということで、原子力発電利用に賛同できない

というのが、

もともとの、そして、今も持ち続けている私の判断です。


中野