万世橋とわたし(神田)のブログ -112ページ目
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更新予定。

担当の中野です。

昨日、更新を予定しておりましたが、、火曜日の講義の発表資料作成のため徹夜が続いていたことから、パソコンの前でいつのまにか寝ている状態だったため、本日夜、更新いたします がびょーん


大好きな街 神田

木曜担当の石川と申します。
神田は日本中の誰もが知っている地名かもしれません。
私は愛知県出身で、法政大学院に通うために
現在は台東区で暮らしています。
地方出身の私でも10代の頃から、歌謡曲「神田川」に
歌われる情景や、本屋さんが集まる文化的な街として、
かなりはっきりとした神田のイメージを
抱いていました。本ニコニコおんぷ
考えてみると、都内の他の有名な地域、例えば新宿や池袋などは、
たくさんの人々でにぎわっているらしいということ意外には、
地方に住む人たちにとって、街を特徴づけるイメージに乏しい
のかもしれません。
(もちろん首都圏に住む人たちは十分にこれらの大都市を活用していて
よくご存じだと思います。)
そんな都内でも屈指の個性的な街・神田のシンボル的な場所に
とりたてて変哲のない高層商業ビルが建ってしまうのでしょうか。
しかも肝心の住民の方たちへの配慮を欠いたまま計画が進行しているって。。
心配です。見猿
私は他所者かもしれませんが、神田の街が大好きです。
神田を散歩をする時、いつもワクワクします。
これが私と万世橋(神田)の関係です。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

活動経緯の紹介 その1

さて、いよいよ本日6月1日に、ブログ活動を開始したいと思います。

このブログでは、ルームでもご紹介しておりますように、社会の方々に「旧万世橋駅」に対する興味を持っていただきたいという目的とともに、社会の動向、事象に対して思うところや希望、問題意識などを述べて参りたいと考えております。

皆様には、それぞれの担当者の視点を見ていただき、ご意見、ご感想などございましたらどうかお聞かせください。承りたいと思います。ただし、特定の対象や個人への誹謗中傷、あるいは、公の場にふさわしくないと思われる表現などにつきましては、管理者の判断によって削除させていただきますので、悪しからずご了承ください。


中野の担当においては、まずはこの活動を開始した経緯について、回を分けてご紹介していこうと思います。


自分は、神田須田町で生まれ育ったことから、旧万世橋駅を擁する交通博物館は生活の中の身近な存在であったため、2006年に閉館してから後、跡地がどのようになるのか気になっておりました。

 そして、2009928日、JR東日本が「神田万世橋ビル(仮称)建設計画説明会」を開くという案内が届いたため、初めて関係者という立場で説明会というものを聞きに参りました。JR東日本側の話では、地域の歴史や環境に充分配慮しながらこの地に資する建築物にしたいと、理念は立派なのですが、説明会において配布された資料には取り立てて周辺の高層建築と変わりのない建築物の仕様があるだけで、そのコンセプトを残す内容は全く載っておりませんでした。説明会の中の質疑において、高層建築物による環境へ及ぼす影響や工事の安全面に対してはともかく、「子どもたちがワクワクするような秋葉原も近いことであるし、子どもたちに夢を与えるような、意義ある場所にしてほしい」とか、「交通博物館跡地にある万世橋駅遺構は、歴史的にも他の場所とは違う特殊性のある場所であるから、CSR的な側面も勘案して、後の世代に価値のある形で残す方向で考えてほしい」といった意見(概要)に対しては、この計画の責任者からは、意に介さない反応であるかのように感じられ、漠然と不安が残りました。

 そこで、2009年夏に、観光政策論において、「地域は住民が誇りに思える場所であってこそ、他から来る人にとっても魅力のあるところになる」との、大変興味深い講義をいたただいた溝尾良隆先生にご相談申し上げたところ、有難いことにすぐのご返答をいただくことができました。

「社会の目を以って先行きを方向づけるよう働きかけるのがよいのでは?」(要約)

というような示唆をいただき、自分にどのような方法が実行できるか、考えると同時に、せっかく法政大学大学院の政策創造研究科に所属しているというまたとない環境を活かし、関係の先生方や博士課程の先輩にそれぞれ専門分野のお話を伺うことから始めました。

 また、一方で、共同研究室で他の博士課程の方に上記のような話をしていたところ、

「神田学会という、神田のまちづくりを大切に考えている権威ある学会があるからそこに相談してみるとよいのでは?」

と、ご指南をいただき、101日には神田学会の事務局を訪ねました。


 今回は、ここまでのご紹介にて、次回には神田学会の方のお考えや、その後の展開などを載せたいと思います。以上

文責 法政大学大学院 政策創造研究科 修士課程2年 中野

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