今回ご紹介するのは、実務者向けの1冊です
◆フレームワークも知らないで会議の進行役なんてできるわけがない!!
フレームワークの重要性を知らない人って本当に損していると思います
なぜ、そう思うかって言いますと・・・・
私も昔そうだったからです
簡単なところでいくと5W1HやPDCサイクル、PPM、SWOT分析、
知っていることは知っていたんですが、これらのフレームワークがどこまで効果があるのかは全く関心がありませんでした。
フレームワークの重要性に気付いたのは会議のファシリテーターをするようになったときです。
たとえば改善事項の検討会議では、様々な人から、いろいろな意見がでます。
意見を出してもらったはいいけど、たくさん出てきた意見をどういうふうにまとめていいのか、皆さんも悩まれた経験が一度や2度はあるのではないでしょうか?
そんな時に使えるのがフレームワークなんです。
皆さんの周りで会議の進行が上手い人って一人や二人はいませんか?
その人ってホワイトボードに図を書きながら論点をまとめていっていますよね。
そうです、彼らはフレームワークをたくさん知っていて、それを議題に応じて使い分けているのです。
◆フレームワークを知らなければコンサルタントにはなれない!
フレームワークはボストンコンサルやマッキンゼーなどのコンサルティング会社や研究者たちによって生み出されたものです。
コンサルタントは、必ずフレームワークを使って企業の分析や結論を導きます。
最も効率的であり、効果的であることを知っているからです。
ある意味フレームワークに情報をあてはめていけば、一定の論理展開を得ることができ、結論を導き出せるからです。非常に時間も効率的ですし、誤った方向に行くこともありません。
コンサルタントがなぜあんなに頭が良いかというと、みんながみんな天才なわけではなく、フレームワークをきっちりと頭の中に入れているからなんです。
◆重要なことは、フレームワークを知っておくこと
というわけで、フレームワークの重要性をみてきたわけですが、大事なのはどの議題の時にはどのフレームワークを使えばよいかを知っておくことです。
色々なフレームワークがあることだけ知っていても使えるものにはなりません。
マーケティング担当であれば、マーケティングに関するフレームワークを覚えていないと意味がないですよね?
そういうわけで、まずはどんなフレームワークがあることを知り、そしてそのうちどれが自分に使える者なのかをみつけてください。
◆最後に
今回ご紹介する書籍は、フレームワーク初心者にはピッタリだと思います。
網羅的に100個のフレームワークが目的別に紹介されていますので、
自分に適したものをみつけやすくなっています。
コンサルタントのような論理的思考を手に入れたい方や、会議のファシリテーターをやる機会がある方には、おすすめの1冊です
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社会現象にもなった半沢直樹、最終回もどんでん返しの結末でしたね!!日曜日にTBSに半沢直樹の倍返しまんじゅうを買いに行ったのですが、午後一番で行ったのに、もう売り切れでした。。。すごい人気ですね。
<温泉の休憩室でもほとんどのTVが大和田常務っっ!!笑>出所:Twitter / ide_jp
果たして、東京セントラル証券に出向となった半沢がどうなるのか?気になって早速続編のロスジェネの逆襲を読んでみました。
一度ドラマを見ているせいか、あっというまに3時間で読み切ってしまいました!
これは本当に面白い!です。
あまり詳しく書いてもいけませんが、セントラル証券に出向した半沢は、IT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいという相談を受けます。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスを手に入れますが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入ることになります。
アドバイザーの地位を横取りした東京中央銀行が考え出した電脳雑技集団のとんでもない買収スキームにさすがの半沢も窮地に追い込まれます。
しかし、半沢はただでは屈しません。なんと買収相手の東京スパイラル側のアドバイザーに就きます。
親会社である東京中央銀行に子会社である弱小証券会社の半沢が立ち向かう!
そしてそこには買収側、買収される側、東京中央銀行、証券会社の様々な人間関係が複雑に絡みます。果たして誰が味方で誰が敵なのか?銀行側は目障りな半沢を再出向させようと企みます。
果たして今度の頭取の決断は!?半沢はまたしても出向されてしまうのか!?
責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出ます。
最後の結末まで、怒涛のように展開していく半沢直樹シリーズ第3段は、普段小説を読まない私でもあっというまに読むことができました。もちろん仕事に対する姿勢も学ぶべきことがあります。
是非、今の熱い時期に読んでいただき感想を語り合いたいものです。
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<温泉の休憩室でもほとんどのTVが大和田常務っっ!!笑>出所:Twitter / ide_jp
果たして、東京セントラル証券に出向となった半沢がどうなるのか?気になって早速続編のロスジェネの逆襲を読んでみました。
一度ドラマを見ているせいか、あっというまに3時間で読み切ってしまいました!
これは本当に面白い!です。
あまり詳しく書いてもいけませんが、セントラル証券に出向した半沢は、IT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいという相談を受けます。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスを手に入れますが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入ることになります。
アドバイザーの地位を横取りした東京中央銀行が考え出した電脳雑技集団のとんでもない買収スキームにさすがの半沢も窮地に追い込まれます。
しかし、半沢はただでは屈しません。なんと買収相手の東京スパイラル側のアドバイザーに就きます。
親会社である東京中央銀行に子会社である弱小証券会社の半沢が立ち向かう!
そしてそこには買収側、買収される側、東京中央銀行、証券会社の様々な人間関係が複雑に絡みます。果たして誰が味方で誰が敵なのか?銀行側は目障りな半沢を再出向させようと企みます。
果たして今度の頭取の決断は!?半沢はまたしても出向されてしまうのか!?
責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出ます。
最後の結末まで、怒涛のように展開していく半沢直樹シリーズ第3段は、普段小説を読まない私でもあっというまに読むことができました。もちろん仕事に対する姿勢も学ぶべきことがあります。
是非、今の熱い時期に読んでいただき感想を語り合いたいものです。
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起業するためには、借金して人脈を作って・・・なんてのは古いっ
今の時代は、たった1万円さえ持っていれば誰でも起業できる っていう本です
起業国家のアメリカではベストセラーになって、翻訳版が発売されました
<本の概要>
マイレージの使い方を教えるだけで、年収750万円
の例からもわかる通り、自分の趣味や気づきから発展させて起業を成功させた事例を多く取り入れながら、起業を成功させるポイントを解説している本です。
相手にひびくキャッチコピーの作り方や、マーケティング手法、どんなサービスを選べばよいか、その見つけ方など、失敗事例も交えて面白く読める本でした
私はマーケティングや起業に関する勉強をしてきたので目新しいものはありませんが、1500以上の実例を分析したというだけあって、失敗事例や成功事例から楽しく学ぶことができる良書と思います
<本を読んで・・・・>
時代はまったく変わりつづけていると感じました。一昔前に起業といえば、一発あてるために借金をして、大きなリスクを背負って、一握りの人間だけが成功できるもの、そんなイメージを持っていました
ただ今はインターネットの普及によって、個人が簡単に情報にアクセスして、情報を発信できる時代になりました。ホームページを作ることだって、通販ショップを作るのだって、1時間もかからずにできてしまいます
こんなこと、10年前に想像できませんでした
おそらく私たちの働き方は大きく変わるでしょう。今までのように終身雇用で企業に勤めていく人は少なくなる。なぜなら企業もITやロボット技術の発達で人をそこまで必要としなくなるはずです。単純な作業員の賃金は極端に安くなるか、不要になるはずです。
それであれば、自分で起業しよう、という人が増える、時代もそれを可能にするインフラがますます発達していくものと予想します。
一生事務作業で、一度しかない人生を終えていくのですか?
その言葉が私にはとても響きました。
私も会社員として働いてきましたが、いつも上司の指示通り。意見を言っても最終的にはしたがないといけない日々が続き悩みました。その時に思い出した言葉が、「一度しかない人生だから、自分の思う通りやってみよう」でした。
今は、自分で試行錯誤です。間違いも失敗も多いです。それでも毎日がとても楽しいです
一度しかない人生ですから、楽しく充実した毎日を送っていきたいと改めて思いました。
<こんな人におすすめ>
・これだけは誰にも負けない、という趣味を持っている人(特におすすめ)
・マニア気質な人(特におすすめ)
・日々の生活にやりがいが感じられない人
・何でも良いから何か新しいことをやりたい人
・起業を考えている人
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今の時代は、たった1万円さえ持っていれば誰でも起業できる っていう本です
起業国家のアメリカではベストセラーになって、翻訳版が発売されました
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マイレージの使い方を教えるだけで、年収750万円
の例からもわかる通り、自分の趣味や気づきから発展させて起業を成功させた事例を多く取り入れながら、起業を成功させるポイントを解説している本です。
相手にひびくキャッチコピーの作り方や、マーケティング手法、どんなサービスを選べばよいか、その見つけ方など、失敗事例も交えて面白く読める本でした
私はマーケティングや起業に関する勉強をしてきたので目新しいものはありませんが、1500以上の実例を分析したというだけあって、失敗事例や成功事例から楽しく学ぶことができる良書と思います
<本を読んで・・・・>
時代はまったく変わりつづけていると感じました。一昔前に起業といえば、一発あてるために借金をして、大きなリスクを背負って、一握りの人間だけが成功できるもの、そんなイメージを持っていました
ただ今はインターネットの普及によって、個人が簡単に情報にアクセスして、情報を発信できる時代になりました。ホームページを作ることだって、通販ショップを作るのだって、1時間もかからずにできてしまいます
こんなこと、10年前に想像できませんでした
おそらく私たちの働き方は大きく変わるでしょう。今までのように終身雇用で企業に勤めていく人は少なくなる。なぜなら企業もITやロボット技術の発達で人をそこまで必要としなくなるはずです。単純な作業員の賃金は極端に安くなるか、不要になるはずです。
それであれば、自分で起業しよう、という人が増える、時代もそれを可能にするインフラがますます発達していくものと予想します。
一生事務作業で、一度しかない人生を終えていくのですか?
その言葉が私にはとても響きました。
私も会社員として働いてきましたが、いつも上司の指示通り。意見を言っても最終的にはしたがないといけない日々が続き悩みました。その時に思い出した言葉が、「一度しかない人生だから、自分の思う通りやってみよう」でした。
今は、自分で試行錯誤です。間違いも失敗も多いです。それでも毎日がとても楽しいです
一度しかない人生ですから、楽しく充実した毎日を送っていきたいと改めて思いました。
<こんな人におすすめ>
・これだけは誰にも負けない、という趣味を持っている人(特におすすめ)
・マニア気質な人(特におすすめ)
・日々の生活にやりがいが感じられない人
・何でも良いから何か新しいことをやりたい人
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【本の概要】
今日は、世界の教育を変えたサルマン・カーン氏の初めての翻訳本です。
サルマン・カーン氏は、カーン・アカデミーというWeb上でのオンライン授業サイトを立ち上げ、世界の教育を変えた人として様々なメディアで取り上げられています。
カーン・アカデミーのサイトには、数学、科学、経済、ファイナンス、歴史、美術などのレッスンビデオが4000本以上掲載されています。しかも講師は一流講師!!で、もっとびっくりするのは、すべてのレッスンが無料であるということです!!
世界には教育を受けられない人たちがいます。それは従来の発想にとらわらえているからできないと思い込んでしまっていました。実は、インターネットの発達により世界のどこにいても、ハーバードやスタンフォード、東京大学の学生と同じ授業を受けられる環境ができている、カーン氏は、そのことにあるとき気付いたといいます。
彼らが講義で使うメディアは、皆さんがご存じのYoutube(ユーチューブ)です。Youtubeはインターネットさえつながれば、世界のどこにいても無料で好きな時に講義を受けることができます。
ITの発達を、教育に活かし、『質の高い教育を、無料で、世界中に人に提供する』というミッションのもとにイノベーションを起こし続けています。
そんなカーン・アカデミーの成り立ちや、現状の教育の問題点、21世紀の教育のあるべき姿などについて、カーン氏自らが語っています。
【私の所感】
21世紀は第3次産業革命と言われ、100年に一度の大転換期にいます。実はその意識がほとんどの人にはないのではないでしょうか。
私は会計士ですが、会計業界も大転換期に実は差し掛かっていると思っています。それはやはりインターネット技術の急速な発達です。インターネットの発達により、ほとんどの業務は自動化され、作業的な部分は会社自身ですべてできるようになってしまったのです。
会計士の残された業務は、独占業務の監査や、コンサルティング、M&Aといった高度な能力が必要な分野に偏ってきており、かつての記帳代行や税務申告などはかつて予想できなかったほどの低価格競争に陥りました。どの会計事務所も生き残りをかけ必死にですが、おそらく10年後には多くの会計事務所は淘汰されていくと思います。
町の床屋がQBハウスにとってかわられ、町の文房具がアスクルなどに、町の書店がAmazonにとってかわられたように、おそらくインターネットの発達によってすべての業界は大きく様変わりしていくだろうと思っています。
教育もその例外ではないことを、カーン氏の書籍で学びました。
ただこれを脅威ととらえてはいけないと思います。これは大きな機会(チャンス)です。カーン氏はこの本で、そのことを教えてくれているのだと思います。
世界中の人に教育を提供したい!これは私もNPOに参加した時から思っていることでしたし、多くの方がそう思っていたのではないでしょうか。このとんでもなくでかい夢を達成するためのIT技術が育ってきたのです。多くの人がそれを避けて(もしくは気づかずに)いたのに、カーン氏は真っ向から取り組み、その夢を達成した。
ITの発達から逃れるのではなく、利用する側にまわり、大きなイノベーションを起こした。
これは、我々ビジネスマンは大いに学ばなければなりません。
そういった観点が日本人には欠けている、チャレンジングな時代にせっかく生きているのだから、イノベーションを起こしていく必要があります。
そのきっかけをこの本は与えてくれるとても良い本だと思います。
そして何より、世界中の人に無料で教育を!というめちゃくちゃでかい夢を達成した、というこのわくわく感を皆さんに味わってほしいです。
【こんな方におすすめです】
一番読んでほしいのは私と一緒に働いているチームの皆ですが、
・世界を変える仕事がしたいと思っている方
・教育問題に関心のある方
・IT技術のすごさに気付いていない方
・イノベーションを起こしたいと思っている方
には、とても刺激のあるお話だと思います。
皆さんの感想も是非コメントで聞かせていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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『会社の目的は何だと思いますか?』
『利益の最大化、株主価値の最大化だと思います。』
新卒の面接をしていますが、半分以上の学生はこのように答えていると思います。
経済学的に言えばこの答えで間違いないです。
日本でもバブル崩壊後はこのような考え方が栄えていたような気がします。
その結果、キャッシュフロー経営、株主価値の最大化、成果主義など
欧米型の経営スタイルの導入が進みました。
しかし、ドラッカーが言うように会社の目的は必ずしも利益ではないと私は思っています。
会社の目的はあくまで社会への価値の提供であり、
価値を提供する中で、組織を成長させ、社員を物心両面で豊かにすることにあると思っています。
利益は社会への貢献の尺度(メジャー)であり、目的ではありません。
ここを混同していはいけない。そうでないと一時期のITバブルのようにお金さえ稼げば何をやっても良いということになってしまい、社会的価値を持たない組織を生んでしまいます。
もちろん利益がなければ会社はビジネスを継続することはできません。これが難しいところですが、社会へ貢献し、社員の人間的成長をさせるためには、土台としての利益がなければいけません。しかし、これはあくまで手段であって、決して目的ではないのです。
今回とりあげる横田英毅さんはトヨタ全社の中でお客様満足度12年連続No.1を達成しました。
横田英毅さんは、会社の目的を以下のようにとらえています。
目的 =
目的 = 「全社員を(人生の)勝利者にすること」
自動車ディーラーだから販売台数は増やしたい。
でもただ闇雲に量を増やすのではなく、回り道の様でも、まずは質を高めること。
質が高まれば結果として量はついてくる。トヨタという、そもそも質の高い製品を扱うのだから、それを扱う人の質を高めることが、成果につながっていく筈。
そのためには、社員の満足度を高め、自社で働くことに喜びを感じてもらうようにならなければならない。そんな思いを集約したのが、「全社員を(人生の)勝利者にすること」になるのでしょう。
横田氏は勝利者とは、個々の可能性を自身の人生において最大限に発揮できた者としています。
人が生涯の中で最も長い時間を費やす仕事の場で、それを実現すること。やりがいを持って日々取り組む事が、社員にとっても会社とっても幸せな結果をもたらすことにつながっていく。
そんなことなのかもしれません。
とにかくそれが徹底しています。
飛び込み営業はしない、カーディーラーでこんな会社ありますでしょうか?
すべては、目的である、全社員を勝利者にすることを達成するために一貫性のとれた経営であるからこそ、社員が誇りを持ち良いサービスを提供する、顧客は満足する、良い循環ができているのでしょう。
今一度、会社の目的は何なのか?
目的にあった経営ができているのか?
もう一度問いかけてみてはいかがでしょうか。
<こんな方にはおすすめです>
・従業員のモチベーション管理に悩まれている経営者の方
・組織の変革をしたいと思っているけど方法論が見つからない方
・ノルマに追われ、なぜ利益をあげなければいけないのかについて悩んでいる方
会社の目的は利益じゃない 誰もやらない「いちばん大切なことを大切にする経営」とは