年末の上越線霜取列車
大雪による上越線北線の運休が続いた年末、早朝の霜取列車こと上越カッターが運転されました。
南線は211系にその役目を譲ったものの、北線は変わらずEF64による運転が継続されたようです。
そんな訳で風邪気味だったものの、早朝の越後中里駅へと繰り出しました。
昨年とは比べものにならない程の積雪量で、ホームにも雪壁が出来た今シーズンの始まり。
EF641051によるカッターは、顔面を白くして現れました。
そして、撮った過去2回ともホームの停め位置がハズれていたものの、今回は良い位置で停まってくれました。
入線前まで降っていた雪は止み、凍てつく夜明け前の画を撮る事が出来ました。
この画が撮りたくて、思い入れのあるこの駅に通ったこの数年でした。
数分遅延したため、すぐに折り返しで出発して行った上越北線カッターでした。
そのまま追いかけて夜明けの画に挑戦しました。
もっと明るくなる場所も考えましたが、バチバチがあるのではないかと期待して狙ってみましたが…。
残念ながら若干気温高めだったこの日、パンタグラフのスパークは見れず通過して行きました。
EF64でこの列車を見れる日も、いつまでかわからないだけに無理して展開して良かった年末でした。
年は跨ぎましたが、今シーズンは始まったばかりです。
また機会と巡り合わせがあれば、この列車は撮りに行きたいと思います。
2024.12.30 : 上越線(新潟県内)
始まりは大雪の中で
昨年末、今シーズン初の雪撮で撮らせて頂きました。
が、今シーズンの始まりは大雪となり、積雪量も含めガチで過酷な環境での撮影となりました。
と言う事で、国境の向こう側での撮影はほどほどにして戻りました。
国境のこちら側ですらかなりの降りだったこの日、国境区間の線路は運休で列車の往来はありませんでした。
と言う事で、積雪含め雪の境目の駅で南線の列車で撮らせて頂きました。
夏場にSLで撮ったのが、ついこの間だった気がするのですが、月日が経つのは早いですね。
日没後も雪は降り続けていたので、積雪量が増える中で夜撮もさせて頂きました。
しんしんと降るのではなく、容赦なく叩きつける雪と寒い中で濡れるのも忘れシャッターを押しました。
こうして2024年の終わりに、雪シーズンが始まりました。
Model : Hakobe Chikuma
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)
謹賀新年SL"大樹"
箱根駅伝から転戦し、夕方は東武鬼怒川線沿線に繰り出しSL"大樹"を撮っていました。
夕方の下り7号から始め、上り6号の爆煙を有名ポイントでやりながら、夜になるのを待ちました。
そして雪が降り始めた日没後、夜汽車となった上り8号をイルミネーションを背に撮りました。
そのまま下今市駅へ行き、転車台から入区までのC11123の姿を撮りました。
雪が降っている中で寒かったですが、良い感じで煙を立ち上げ夜汽車らしいカットが撮れました。
今回123号機の入区をしっかり撮った事で、東武のSL3機の夜はコンプリート出来ました。
今年はこの時期の8号の設定が少なく、夜汽車で撮れるのもこれで最後となりそうです。
雪が降り出しどうしようかと思いましたが、DE101099の姿までしっかりと撮った夜でした。
朝の箱根駅伝から始まり、夜の大樹までガッツリ撮った新年の撮り初めの1日でした。
2025.1.3 : 東武鉄道鬼怒川線沿線
撮り初めは第101回箱根駅伝復路から
『規』のパトカーが通過すると、一気に緊張感は最高潮になるのが箱根駅伝です。
今年はその復路が撮り初めとなり、昨年同様6区の最終章に朝から展開しました。
昨年と同じく雲が広がり、曇り空となった三が日の終わりでした。
復路6区の首位は青山学院大学の野村昭夢選手で、見事な区間新記録でした。
2位は中央大学の浦田優斗選手、3位は駒澤大学の伊藤蒼唯選手、4位は早稲田大学の山崎一吹選手でした。
2位から4位の3名の選手は僅差で、その後の順位変動にも繋がっていましたね。
箱根駅伝と言えば、実はその車列を撮る楽しみもあります。
今年もセンチュリーSUVの姿がありましたが、大会会長車にもセンチュリーが使用されていました。
選手とともにそんな各車の姿を撮るのも新年の行事です。
そんな箱根駅伝復路6区でしたが。
青山学院大学がダントツだった裏で、各大学の順位争いの姿を見る事も出来ました。
上位が注目されがちですが、彼等の頑張りがあるからこそ沿道が盛り上がっているのだと思います。
もう1箇所で撮ってみようと立ち寄ったのが、8~9区の中継所でした。
実はこの場所で十数年前に撮った事があったのですが、その環境は大きく変わっておりました。
撮れたのは順天堂大学のこのカットとのみでしたが、自分的にはあの環境でこれが撮れたのは満足でした。
と言う事で、今年も新年の縁起物を撮って始まりました。
2025.1.3 : 箱根駅伝6区・9区沿道
ツアートラック2024秋
それぞれのアーティストの秋のツアーが始まり、今年もまたツアトラを撮影の日も始まりました。
まずは平原綾香さんですが、今回のツアーは13本と言う事でまさかの看板車は無しでした。
それでも毎度お馴染みの和光で、ご挨拶がてらにしっかりと撮らせて頂きました。
一週間後、同じく和光で倉木麻衣さんのツアー前哨戦となるFCイベントで看板車が現れました。
今回は2本の公演だけに看板車は無いと思いきや、2018年に看板車だった車が再びアサインされました。
看板車としては2019年以来ですが、今回は大事な存在が不在なだけにツアトラだけサクっと撮りました。
翌日は横浜へと展開、今年度で幕を下ろす神奈川県民ホールで吉川晃司さんの公演でした。
雨降る中でその出発を撮らせて頂きましたが、何となく90年代感を彷彿する看板車でしたね。
そのままKアリーナに寄り道して、ミスチル看板車の出発を撮らせて頂きました。
2024.10.19・26・27 : 和光市民文化センター・神奈川県民ホール・Kアリーナ横浜
地元から始まった特大貨物列車
当初9月に2便の輸送が予定されていた、高麗川行変圧器輸送でしたが…。
色々あって2便目が延期されてしまい、10月に入ってからやっとその輸送となりました。
そのお陰で、まさかのシキ611B1の送込みは地元経由となりました。
そして2便目の搬出も京葉臨海鉄道の市原埠頭で撮らせて頂きました。
2便目はKD55201がアサインされ、快晴の空の下でその迫力ある輸送劇を見る事が出来ました。
この機関車が入ってくれた事で、市原埠頭で現存する全種の機関車をコンプリートしました。
この日もまた、夜の蘇我駅でも撮りました。
KD60 3とKD60 2の重連からEF210-104へとバトンタッチされ、終着駅を目指して出発して行きました。
2便目はここまでで、青梅線と八高線やシュナーベルトレーラーの陸送はパスしました。
2024.10.11・15 : 総武線新小岩操・京葉臨海鉄道市原駅・京葉線蘇我駅
『清流の国ぎふ』文化祭2024
10月中旬、『清流の国ぎふ』文化祭2024で岐阜県へと向かう、天皇皇后両陛下を撮らせて頂きました。
その行幸啓を東京駅丸ノ内車寄せで久しぶりに撮りましたが、センチュリー御料車が新車になって初めてでした。
沢山のギャラリーに見送られ、両陛下は東海道新幹線でお出掛けになられました。
翌日の夜、行幸通りを丸ノ内から皇居を見ると普段とちょっと雰囲気が違いました。
相変わらずブライダル撮影はしているものの、普段ある柵は外され皇居までその道は開けていました。
そして、警備で立つ警官の姿が至る所にあり緊張感が漂っています。
丸ノ内車寄せ前には既にその主の帰りを待つ、黒塗りの車列が待機していました。
久しぶりにその緊張感を目の当たりにして、テンションは上がりシャッターを押しました。
実はこのシーンが撮れただけで、かなりの満足感がありましたが緊張感は最高潮へと向かいました。
等間隔に立つ警官に護られ、天皇皇后両陛下は還幸啓で東京駅から皇居へと戻られました。
平日夜の東京駅に集まる沢山の人を背景に、センチュリー御料車が撮れたのは成果でした。
夏の戦没者追悼式に続き、秋の東京駅で撮らせて頂きました。
2024.10.14・15 : 東京駅丸ノ内車寄せ
百里基地、秋の始まり
青空が澄み切った平日、ラファール以来の百里基地へ展開しました。
3SQにもスペマ機が存在するのですが、1stではまさかのA型B型ともに上がってくれました。
しかしまさかの真っ直ぐな離陸だったので、着陸を鉄板で撮りました。
2ndも離陸狙いでシフトしたものの、スペマ機はA型が1機でしたが思うようには捻らず…。
最近ガンガン捻っていたのが嘘のような1stに続く2ndでした。
降りはオーバーヘッドを狙うものの、スペマ機は撮れずでノーマル機が良い表情でした。
3rdは午後側で、2ndで上がらなかった複座B型のスペマ機が上がってくれました。
と言う事で毎度の定番、午後はカメラを振っての撮影となりました。
こうしてスペマ機を晴天の空で撮れましたが、これはリベンジ必要案件ですね。
それから10日後、車を定期点検に出した後、帰り道にちょっと寄り道しました。
スペマ機を含みナイトアタックで離陸する、アフターバーナー全開のF-2を撮りました。
久しぶりにカメラを振りましたが、何とか流し撮りを決める事が出来ました。
2024.10.11・21 : 航空自衛隊百里基地