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市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。

ロボシューター

 今月のロボット(マシーン?)は、前年度までミドルクラスで作っていたものです。パーツの点数が多く、ベーシッククラスで組み立てるには難しいようですが、生徒は楽しめるようです。


 入会を検討なさる保護者にとって、"子どもの興味が持続するか?"というのは気になる点だと思います。


 組立ての難易度だけに頼ったロボット教室では、長い期間、こどもの興味を持続させることは難しいと思います。


 マナビオに通うロボット教室の生徒達が、いつも楽しく過ごせるヒミツは別にあります。それは、毎月組み立てる動きの異なるロボットに合わせ、授業2日目のロボット競技のテーマも変えていることにあります。そして、記録は定量的に測定できる、たとえば時間、重さ、角度、長さなどに限るよう心掛けています。記録があることによって、過去の生徒や曜日の異なる生徒、他教室の生徒とも競うことができるのです。


 この日は、5発の持ち玉で全ての的を倒すことができる距離を競っています。


■無料体験会■

市原市、千葉市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市にお住まいの方向けの体験会です。

ロボット教室はコチラ 、理科実験教室はコチラ (別窓で開きます)で開催日を確認いただけます。


アートクラフト縁日2015

 昨年は来場者として訪れたかずさアカデミアパークでの「アートクラフト縁日」に今年はマナビオでブースを出展しました。


 手を使って考える講座"Hands-on(ハンズオン)"の出張版として、"ビー玉運び(旧ビー玉の試練)"と"偏光板の万華鏡"を出品しました。


 8/15(土),16(日)の両日で、沢山のお子様に、手を使って考える工作をお楽しみいただきました。


 "ビー玉運び"は金づちを使う木工です。組立ては結構大変で、釘を18本、ステップルを5本打つ必要があります。あまり経験のないお子さんでも、これだけの釘を打つと慣れてしまうものです。


 小さな金づちを器用に扱って、最初は釘を手で押さえながらトントンと優しく、仕上げは力強くカンカンと金づちを打ちつけます。最後の釘を打つ頃には良い音を鳴らしていました。


 女の子の希望者が多いのも印象的でした。


 できあがった作品で楽しむ姿を見て、

「なにごとも経験って大事だなぁ。」

と改めて思いました。


きってひらくと

 「サイコロの秘密を教えるね。あのね...。」


 サイコロは背中合わせの面(上面に対してなら下面)を足すと7になります。理解するためには加算の概念が必要ですが、対面の点を連続して数えることで、年長さんでも秘密を解くことができます。ある面の対の面を推理してあてるゲームでは、減算の概念を学ぶことができます。


 サイコロの秘密を学んだ後、

「これは、みんなにだけ教える秘密。だから、お友達には内緒にしておこうネ!」

と言うと、小さな生徒が困った顔をして

「おかあさんにも言っちゃダメ?」

と質問されました。心がチクリと痛んだので

「自分で『この人はいい!』と思える人には教えてもいいよ。きっとビックリするだろうネ!」

と言い変えました。


 他人が知らない"秘密を知る"ことは、大人の自分には得することしかないと思えました。ところが、「知っていることを信頼している人に言えない辛さ」もあることに気づかされました。


 マナビオに通う、最も年下の生徒との小さなやりとりでしたが、大きなことを学んだ気がしました。


ロボット教室の痩せたパーツを太らせる

 先月のロボット教室のことでした。蒸気機関車型のロボットを製作している生徒達に

「蒸気機関車が動くには何が必要?」

とききました。すると生徒達は一斉に

「石炭!」

と自信満々に答えてくれました。

「よく知っているねぇ。でも、もう1つ、大事な物があるよねぇ。」

ときいても、今度は答えることができませんでした。


「蒸気機関車は蒸気の力で動くよね。蒸気を作るには火と何が必要?」

「水?」

「そう、水が必要だよね。では、蒸気機関車を動かすには大量の水が必要なはずだけど、蒸気機関車のどこにあるの?」

質問は続きます。


 "理科的に考える"とは、何かを見た時、目に見えない"欠けたもの"や"ルール"、誰かの"意図"などを探して疑問をもつところからスタートします。2つの物を見比べて違いを探すのは簡単ですが、"目に見えないものを探す"のはとても難しいことだと思います。


 マナビオの授業での小さな質問が子ども達の好奇心を刺激して、身の回りに潜む沢山の疑問に目を向けるきっかけになってくれれば、うれしく思います。


 写真はロボット教室で、痩せたパーツを加熱して太らせているところです。


滞空時間世界一「スカイキング」

 今月のテーマは「飛行」です。


 初級クラスの生徒でも、まるめた紙を投げると「落ちた」と言い、紙飛行機は「飛んだ」と言葉を使い分けます。"落ちる"と"飛ぶ"は何が違うのでしょうか?


 実験で使用する紙飛行機「スカイキング」はとても良く飛びます。滞空時間世界一を記録する紙飛行機なので折り方も世界一難しいのかと想像しますが、A4コピー用紙一枚で誰でも簡単に折ることができます。


 風の影響を受けやすいので、できれば体育館のようなところで飛ばすのがベストです。飛ばし方は、天上に向けて力いっぱいスカイキングを投げ上げます。紙飛行機をうまく調整して、旋回しながら滑空してくるのを待ちます。世界一の滞空時間は、スカイキングの生みの親・戸田氏による29.2秒(2010年12月19日記録)です。


 マナビオから世界一の記録が生まれたら、スゴイですね。


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