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市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


要約教室(わくわく文庫)

 要約教室に通う小学3年生の保護者から

「本を1冊読み終えて、本人の自信になったみたい。」

との声をいただきました。


 マナビオの要約教室で使用している本は、日本と世界の良書、名作と言われる本です。それらを音読を聴きながら読書します。音読スピードは変えることができ、徐々に読書スピードを早めることができます。


 定期的に通うことで本を確実に読み進めること、そして早く読めるようになることは、忙しい日常生活の中で読書時間の確保が難しい子ども達にとって大きな強みです。


 要約は目次を書いてから始めます。コーチと生徒で内容を確認したら赤いチェックを入れます。


 要約教室の目的は、「本から作者の主張あるいは伝えたいことを読取って適切な文章を書けるようになる」ことです。目的達成までには沢山の段階があります。その段階の目標を1つ達成できたことは本当に喜ばしく、子どもの自信にも繋がるものです。

ロボット教室の創造性

 小さな頃「天才か?」と思った我が子の創造性が、成長と共に失われていると感じることはありませんか?


 「創造」とは、日常生活の中の「考える習慣」から生まれます。目にするものすべてが新鮮な小さな頃は、子どもならでは創造性が発揮されます。ところが、子どもの成長と共に新鮮さは失われてしいます。


 子どもが小学校に入学する頃から、大人が興味の対象が広がるよう努力し、同時に子どもが着目したことを深く考える習慣を養うようにすると、「創造」の芽は育ちます。


 写真は、ロボット教室の様子です。4つ足のロボットを作れば、何でも前に進むわけではありません。その場で足踏みしたり、クルクルと同じ場所を回るロボットもいます。つまり、4つ足で前進する動きを機械で再現するには、深い考察が必要です。それが、すなわち「創造性」なのです。


プレ・アルゴ

「家庭科の調理実習で味噌汁を作ったんだけど、女子に「豆腐は嫌いだからダメッ!」って言われて諦めたんだ。」


 個別進度学習教室で算数の到達度テストに苦戦している小5男子が、唐突に言いました。やっているテストは「割合」の単元です。苦しい現実から逃避したい一心から、濃度つながりで家庭科の授業を思い出したのでしょう。


 何気ない小学校での出来事ですが、私には面白いエピソードに感じました。マナビオに通う子どもたちに

「考えることは大事だよ。」

と伝えている理由は、このような場面で

「面倒くさい。」

と議論を避け、議論下手な大人になってほしくないからです。自分の望まない結果にならないよう、なるべく平和的に解決するためにも、日々の学びは大切です。


 しかし、現実の世界では、咄嗟に気の利いた一言を発せるものではありません。それでも、

「どうすれば、豆腐を入れることになったのか?」

と事後に考えることでも多くの学びがあります。


 意見が男女で割れないようにする工夫も戦略として必要でしょう。その場でどのように言えば、味噌汁に豆腐を入れることになったでしょうか?


 写真はプレ・アルゴに通う年長さん達です。


掛け算?割り算?

 算数の文章問題をやっている、まだマナビオに慣れていない小学生からよく受ける質問です。そんな時、私は

「考える楽しさを知ってもらいたい!」

と強く感じます。


 学校で習う算数の文章問題は、出てきた数字を掛けるか割るか、どちらかだけで答えが出る基礎問題が主です。集団授業なので、先生が問題を説明した結果、子ども達が

「あぁ!掛け算だったのか!」

「割り算だったのか!」

と計算方法のみを理解し、濃度や割合について全く理解できていなくても、

「(内容が)分かりましたか?」

「はい(計算方法は)!」

で終わりです。


 確かに、子どもが苦手な文章問題を簡単な計算操作のみで理解させる方法は、同じ形式で出題される問題に対しては良い結果をもたらします。しかし、弊害として、平均より高い能力を持つ集団の約半数の子ども達から「考える力」をそいでいます。レベル差はありますが、集団授業を行う塾にも同じ問題があると私は思います。


 マナビオの個別進度学習教室では、子どもの理解に応じて返答を変えています。簡単な問題を出して

「どっちだと思う?」

と2択にのっかることもあれば、難しい問題を出して

「足したり、引いたりする必要もあるかもしれないよ。どうやれば答えがでると思う?」

と考えを促すこともあります。


ボルタ電池

 硬貨を使った電池の実験です。10円と1円を使うので11円電池と呼ばれます。


 電子機器の普及により、子ども達が何かを現実に体験する機会が乏しくなってしまいました。そんな時代の中で理科実験教室というと、どこか古臭く聞こえますが、実験に使用する物は現代風にアレンジされています。


 例えば、電流が流れたことを確認するために電子オルゴールを使います。昔は豆電球だったと思います。そして、学ぶ原理は1800年の発明です。


 確かに電子機器は便利です。否定はしません。むしろ実験の中に積極的に取り入れれば、もっと子ども達の理解を助けてくれると思います。


 11円電池の電圧は僅かです。では、何個積み重ねると電子オルゴールは鳴るでしょうか?


■無料体験会■

市原市、千葉市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市にお住まいの方向けの体験・見学会です。

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