2006年 TBS

出演:森山未來・上野樹里・玉山鉄二・内山理名・樹木希林・古田新太・麻生祐未

原作:萩原浩

 

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ーーこんなところから筑波山が見えるーーー

健太の父親(古田新太)が運転する車の後部座席から、街並みの向こうに見える筑波山を現代から見る吾一。隣にはミナミもいる。

ーーきっとここは少年倶楽部で読んだ異世界に違いないーー

 

退院して健太の家に上がるが、室内は見たこともない物ばかり。

訳が分らず暗い表情の吾一。

父親は前日のサーフィンのことなど質問するが答えようもない吾一。

その様子に記憶喪失を疑い、泣き崩れる母親(麻生祐未)と動揺するミナミ。

少し休んだ方がいいとなって、ミナミは吾一にキスをして帰っていった。

ーーーーー吾一倒れるーーーーー

 

健太の部屋を恐る恐る見ると、沢山貼ってあるミナミと健太の写真に衝撃を受ける吾一。健太と自分が瓜二つだと知る。しかもカラーだ。

ーーー健太は今どこにいるんだ?ーーー

 

今度はテレビをいじる。テレビがONになると、放送で「2005年」と言ってる。

ーーー2005年!?ーーー

カレンダーを見ると、そこにも「2005年」

雑誌の山から適当にチョイスしても「2005年」

その山から日本史の教科書を見付け、年表を見ると・・・

日本の敗戦が書いてあった・・・

 

そんなバカな・・・

 

夕飯には御馳走が並ぶが、敗戦のショックでうつむいたままの吾一。

「たまには飲め!」とビールを勧める父だが、健太と飲むのは初めてだ。

母親も一杯くらいならと勧める。

 

ひとくち飲むと、「苦い!」と声が出てしまった吾一だが、やっと聞けた健太の声に喜ぶ両親。

また勧めると今度は「美味い!」と言う。

そして、「色々・・・ありがとうございます・・・」

ありがとうございます!?

に衝撃を受けるふたり。やはり具合が悪いんじゃないか!?

 

「お話・・・したいことが・・・あります・・・」

「私は・・・あなたたちの息子では・・・ありません・・・」

「石庭吾一と申します・・・」

 

母は泣き出し、父も悲しむ姿に、吾一はグラスのビールを飲み干し、

「なーんちゃって♪」
と誤魔化す吾一に、担がれたと大笑いするふたり。

 

          *

 

健太の方は激しく悲惨だ。

乱暴に分隊士室に連れて行かれると、兼子分隊士(石井正則)の命令で、その場でバットで背中や尻を叩かれの暴行を受け、「俺は石庭じゃねぇーーー!」なんて言っても誰も信じてくれない。

同期の古屋(浅利陽介)と久保田(内田滋)が運んでくれて、宿舎のハンモックに寝かせてくれたが、顔も腫れあがり、全身に激痛が走る。

宿舎には布団もベッドもない。

大部屋で全員ハンモックで寝るのだ。

 

「教えて欲しいことがある・・・」

「俺は一体誰なんだ???」

健太は記憶をなくしたことになった。。。

 

          *

 

朝、健太の部屋で軍隊体操をする吾一。

自分が60年後の日本にいることを理解し、暫くは健太でいることにした。

携帯が鳴り、適当なボタン操作をするとミナミの声だ。

「遊びに行こう♪」

 

パジャマのシャツにチノパン姿で、リビングの母親に直立不動で、

「出かけてまいります!」

青ざめた母が「ちょっと待って」と違うシャツを持って戻ると、

吾一がテーブルのキウイフルーツを皮ごと食べている・・・

 

パジャマとシャツの区別も付かず、キウイの食べ方も忘れた健太を不憫に想い、

泣きながら抱きしめる母・・・

 

ミナミがママの車で迎えに来てドライブデートだが、助手席の吾一は落ち着きのない猿のようにキョロキョロと外の景色を夢中で見てる。

見る物見る物が初めてだもんね。

 

まずは健太の大好きなケンタッキー♪「健太のケンタ♪」

吾一は慎重に周りを見る。

変なことしないように、現代人を装わないとだ。

次にミナミの食べ方を真似る。

ポテトを食べるミナミ

ポテトを食べる吾一

ドリンクを飲むミナミ

ドリンクを飲む吾一

チキンを食べるミナミ

チキンを食べる吾一「!?美味い!!!」

※この「美味い」笑えたw※

 

「あれ?ミサンガどうしたの?」

吾一には分かりません。

「あ、身代わりになったんだ♪」「ミサンガのおかげで助かったんだね♪」

 

そして茨城から渋谷に到着。

冷静を装っても隠せない挙動不審。

同年代の若者がウヨウヨいるが、とても日本人と思えない・・・

老婆とぶつかり、老婆が転倒しても助けない若者たち・・・

老婆を起こしながら、

「こんな世の中を作るために英霊たちは散ったのか!!!」

叫ぶ吾一であった。

 

すっかり意気消沈な吾一との帰り道、ミナミは初めて健太と結ばれたラブホへ寄る。

「私のこと思い出させてあげる」

※そりゃムリだ※

「健太そっくりの別人かとも一瞬思ったりしたけど、見分ける自信ある」

と言い切ったミナミだが、吾一と関係を持っても分らなかった。

 

          *

なんやかんやと恵まれてる吾一と違い、健太の方は地獄だ。

古屋たちから教わった吾一の情報を呟きながら暗記中。

ミサンガに向かって、

「この戦争はあと10ヶ月で終わる」「それまでの辛抱だ」

と奮い立たせる。

 

飛行訓練場に着くと、兼子分隊士が「石庭から飛べ」と言うが、

「記憶が回復してないから危険」と小野寺(田中聡元)が反対する。

健太は「小野寺頑張れ!」と心で叫ぶが、兼子は「ダメ」だ。

「だったら自分が同乗します!」折れない小野寺に大きく頷く健太。

この人だったら安心そうだ♪

だが「分隊士のおっしゃることは絶対だ!」と兼子の腰ぎんちゃくの山口班長。

「そうだ、だからおまえが同乗しろ山口!」

「え!?」

泣きながら飛行機に向かう山口であった。

 

飛行機には乗ったものの、当然だが操縦の仕方なんて分からない健太。

後部座席でギャーギャー山口は煩いわ、鉄パイプで小突いてくるわで、

ムカついて山口をぶん殴ろうとした時、訓練中止の知らせがくる。

「講堂に集まって下さい!」

 

講堂の壇上には片山分隊長(篠井英介)が特別攻撃隊の志願者を募り、

配った紙に名前と○か✕を書けと指示し、ピンとこない健太は気楽に紙を受け取ったが、「なるべく多く特攻隊に志願を希望する!」の畳みかけに、

ーーー特攻隊?・・・カミカゼか!?ーーー

特別攻撃隊が特攻隊だと知って、紙いっぱいに大きく「✕」を書く健太であった。

 

古屋と久保田は「○」を見せ合ったが、山口班長の「✕」が見えた健太、

この時だけは山口がまともに思えた・・・

 

全員の紙を集め、兼子分隊士が片山分隊長に渡す段になって、なんと兼子は紙をまるめて床に叩きつけ、「全員志願です!!!」と敬礼。

 

おいおい!・・・健太あんぐり・・・

 

夜、ハンモックで石庭の手荷物の手紙を読む健太。

妹に宛てで、「もうすぐおまえの所に行くからね」とあった。

天国への手紙だった・・・

 

そして、第一次特別攻撃隊5人の中に久保田が選ばれて去って行った・・・

 

その夜、ハンモックの中でいつ自分が選ばれるかの恐怖で震える健太。

ミサンガに「おまえに会えるまでぜってー死なねー!」「ミナミ!!!」

奮い立たせる。

 

そこに、グデグデに酔っぱらった山口班長が「総員起こし」をする。

ドラまで鳴らして「総員バッターだ!全員廊下に並べ!」

総員バッターとは、並んだ隊員たちの背中やお尻をバットで叩くのだが、打たれても倒れてはいけないのだ。

恐怖を酒で紛らわし、班長という立場を利用しての横暴だ。

真っ直ぐな性格の古屋が山口の前に立ち理由を求めると、山口はバットで古屋を殴りつけた。

 

ついに堪忍袋の緒が切れた健太!

古屋とは予科練からの付き合いらしく、記憶を失った(フリ)健太にも親友として接してくれてたのだ。

 

山口を「おまえ」呼ばわりの「カス野郎」と罵り、

「何だと!?表に出ろ!」

上等じゃねーか!!!

外に出て、健太をバットで殴ろうとしますが、逆に健太にぶちのめされます。

そこに古屋たちもやってきて、古屋たちにもやられると怯えた山口は惨めにも泣き叫ぶのでした。

 

その翌日、分隊士室に呼ばれる健太と古屋。

第二次特別攻撃隊に選ばれます。山口が手を回したのです。

 

ーーー絶対に生き延びてミナミに会うんだ!!!ーーー

ミサンガを見つめ、軍用車に揺られながら強く想う健太であった。

 

③へ続く

【僕たちの戦争】結末はどっちだ!?~あらすじ③~ 

 

 

 


 

 

 

 

2006年 TBS

出演:森山未來・上野樹里・玉山鉄二・内山理名・樹木希林・古田新太・麻生祐未

原作:萩原浩

 

現代の青年・健太と戦時中の青年・吾一がタイムスリップで入れ替わってしまう物語ですが、結末が健太か吾一かで意見が分かれます。

私はずっと気になってたのですが、やっと「これが近い!」と思える答えに辿り着いたので、最後に考察を書かせて頂く前に、まずはストーリーを読んでみて下さい^^

 

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2005年9月12日

高波注意報を無視して車で海にきた尾島健太(森山未來)

波を期待してのサーフィンだったが、逆に大きな高波に飲み込まれてしまう。

 

ーーー同時刻・同地域ーーー

昭和19年9月12日

飛行訓練で空中を飛んでる練習生の石庭吾一(森山未來の二役)

突然のエンジントラブルで機体は激しく揺れ、頭を打ち意識が朦朧とする中、

目前の禍々しい巨大な雷雲に吸い込まれるように海に墜落していく・・・

 

          *

浜辺で目覚める健太。

恋人のミナミから貰った左手首のミサンガは無事だった。

ふらふらしながら起きて、サーフパンツのポケットから車のキーを取り出すが

車が・・・無い!?

車を探して歩きだすが景色が違う・・・ここはどこだ!?

 

脱水症状でふらふらになりながら水を探すと、1軒の小さな古民家が見えて走り出す。

庭先の桃の木の実を取ろう(盗ろう)とよじ登るが、民家の娘が出てきて、健太の異様な出で立ちに驚き悲鳴を上げると、その悲鳴に驚いた健太は木から転落して気絶してしまった。

金髪坊主に派手派手パンツだもん。

 

再び目覚めると、家主の澤村キヨ(樹木希林)が健太を見つめている。

キヨ婆が白湯を出すとそれを一気飲みする健太。

「サルマタは洗って干した」「あとでふんどし出すから」

・・・あれ?

自分の姿を見ると、浴衣の下はスッポンポン!

「死んだじーさんの越中じゃ小さいかもなwフォフォフォw」

 

とにかく早く帰りたい健太は電話を頼むが、電話は村長のとこにしかないと言う。

マジか!?

キヨ婆は若いのに真っ白な頭の健太を苦労人だと勘違いして夕飯まで勧めてくれた。

「てーしたもんはねーけど」

その通りで、メザシが1匹・たくあん一切れ、カボチャ煮少々と具なしの味噌汁に唖然とするが、おひつを持って入ってきたキヨ婆の孫娘の澤村文子(内山理名)を見たら、その美貌に顔色が明るくなる単純な健太であった。

 

ふと、居間の日めくりカレンダーに気付くと、

昭和・・・19・・・年???

 

文子の両親はすでに他界しており、キヨ婆とふたりで暮らしていて、ここは

「なつみ村」だと食べながらキヨ婆が喋ってる最中に、空襲警報がけたたましく鳴り響く。

防災訓練???だと思う健太だが、キヨ婆に言われるまま雨戸を閉めに行くと、空には爆撃機が飛んでいる!

え?・・・ええぇーーーー!?

 

          *

 

一方、吾一の方も病院で目が覚める。

窓際のベッドから外を見ると、「FamilyMart」や「KFC」などの横文字が乱立する風景に敵国アメリカかと思う。

医者が入ってきて、「車のナンバーからあなたは尾島健太さんと確認が取れましたよ」「体の方は問題な・・・」ガツン!!!

医者をぶん殴り逃走を図る吾一。

 

エスカレーターを逆走し、自動ドアにぶつかり鼻血を出しながらも外に出ると、

車はビュンビュン、ガングロにモヒカン、コスプレ等々の人々の姿に、

「ここは、一矢も報わずに無駄死にした人間が落ちるアメリカ地獄に違いない」

絶望でへたり込んだところで病院警備員たちに確保され、静脈麻酔で眠らされる。

 

ーーー吾一は夢を見るーーー

まだ妹の芳子が生きてた頃の夢だ。

外は暗く大雨の中、母親(宮地雅子)が氷を買って帰宅する。

高熱を出してるよし子のためだ。

だが、父親(田中要次)は「酒は買ってきたのか!」

酒はないと言う母親に空になったぐい吞みを投げ付けるクズ父。

 

母親を罵倒する父親に心を痛ませ、そっと襖を閉める吾一少年だが、ボロ小屋住まいでは筒抜けだ。

芳子が「お兄ちゃんは中学に行かないで本当に予科練に行ってしまうの?」「うちが貧乏なのに私が病気ばかりするから・・・」

吾一は優しく「御国のために行くんだよ」

そして、幼い芳子は天国へ旅立ちます。

 

そんな夢から覚めると、知らない男女が医者と話してるのでまた目を閉じます。

会話から、それが尾島健太の両親で、自分が健太に間違われてることを知ります。

3人が病室から出ていくと、おかしいのは自分の方かと思えてきます・・・

俺は狂ってしまったのか!?

 

同時に激しい尿意が襲ってくる。

便所を探したいが、まだ麻酔が効いてて歩けずに床を這ってたら、今度は可愛い女の子が入ってきた。

鴨志田ミナミ(上野樹里)で健太の恋人だ。

「健太!何してんのよ!」

股間を押さえて悶絶の吾一に、「おしっこ?」

どこからか持ってきた尿瓶を渡して、更には手伝ってあげて、やっとたっぷりのおしっこが出せた吾一。

ミナミは色々話しかけてくるが、喉を押さえて声が出ないフリをした。

 

          *

 

健太の方は防空壕に避難するために外に出ると、自警団が見回りに来た。

健太を甥っ子だと言うキヨ婆。

 

ーーその様子を木陰から見てる軍人の青年がいるーー

 

避難する道中、キヨ婆が位牌を忘れたことに気付き「戻る」と言い出す。

「もう無理よ!」

文子は止めるが聞かないキヨ婆に、

「俺が行きます♪」「世話になったお礼です♪」

戦争だと思ってない健太は余裕のかたまりである。

俺ってカッコイイ~♪なんてお気楽で澤村家に戻るが玄関は施錠されていた。

結局鍵を持ってる文子も戻ってきて、自分が被ってた防災頭巾を健太に渡し、

健太の「勇気」に敬礼する。

その可愛さに健太悶絶。。。

 

が!2機の爆撃機がすぐ真上を飛んで、上空から何か光るものを落とした様子に、

さすがの健太も真顔になった。

頭巾を被り、仏壇から位牌数個を懐に入れながら、

「これじゃまるでホントにタイムスリップしたみたいじゃないか!!!」

・・・タイムスリップ!?

 

玄関先では文子が怯えてしゃがみこんでいる。

「ぼ・・・防空壕へ・・・」

いや、今外へ出たら標的にされる・・・

「あそこへ・・・」

文子が指した先には井戸があった。

水は無く浅い井戸に隠れると、健太は頭巾を文子に戻して、文子に覆いかぶさって

自分が盾となった。

※いざという時は守れる男だな健太は※

 

空から何か降ってはきたが、それはミサイルでも爆弾でもなく、ふたりは無事だった。

 

その夜のせんべい布団の上で、健太は朝からを回想する。。。

バイト先をクビになった健太を説教する父親に反発する健太。

父親の「俺は働いて家族を養ってる」発言にカチンときて、

「それのどこがえれーんだよ!!!」

家を飛び出して、ケンタッキーでミナミに愚痴るが、「パパさんが正しい」と同調してくれない。

「ね、腕出して」

健太の左手首に手作りのミサンガを巻き付けて、

「ミサンガが切れる時、その人の願いが叶うんだよ」

そして、おばあちゃんのお見舞いに行くからと健太と別れる。

 

まだ一緒にいたかった健太はむしゃくしゃして金髪に染めて海に行って溺れた・・・

 

これは夢じゃないんだ!!!

本当にタイムスリップしたんだ!!!

 

翌朝、キヨ婆が爆撃機から落とされたビラを読む。

ビラには【日本に勝ち目はないから降伏しろ】と書かれてた。

 

タイムスリップのショックで寡黙な健太に、

「本当は逃げ出した兵隊さんでねーの?」

「憲兵なんか呼んだりしねーから安心しろ」

「日本は負ける」

「食べるものもロクに無くて勝てる訳ねー」

そんな危険なことを言うキヨ婆にハラハラする文子。

 

そこにふたりの軍人が勝手に上がり込んできて、

「どけ!ババァ!」とキヨ婆を突き飛ばす。

「見つけたぞ石庭ぁーーーーー!!!」

キヨ婆と文子に向かって、

「この男は石庭吾一!霞ヶ浦航空隊の飛行練習生だ!!!」

はぁーーーーーー!?

「おまえの葬式の準備までしてたが、たまたま休暇中の杉田が夕べおまえをここで見たんだ!」

※木陰の軍服の青年だ※

 

無理矢理連行され、軍用車に乗せられ山口班長(桐谷健太)にぶん殴られる健太。

筑波山を背景に軍用車は走っていく・・・

 

②に続く

【僕たちの戦争】結末はどっちだ!?~あらすじ②

 

 

 

 

 

 

 

オババと松原商店街に行ったらヒルナンデスの撮影してました(^^)

ここは「小さなアメ横」とも言われる、活気のある商店街です。

ランチはカツオ丼食べました♪

今度おうちで作ってみよう♪

 

サザエ・アサリ・ウニ・たらこ・シラスなど買って帰りました。

放送は22日なので観てみようと思います。

 

その放送で紹介されるロールキャベツと餃子も買いました。

オババは黒毛和牛のハンバーグ買ってたけど5枚で1300円て安いですよね(^^)

 

こんな面白いドラマあったんですね。

市原隼人さんが演技派なのは周知の事実ですが、この役は突き抜けてます!

 

思わずシーズン1から全部見入ってしまいました笑

 

給食食べたいな♪

母の納骨と兄の入所 

 

「200万円でお墓買ったから」

それを聞いたのは2010年頃でしょうか。

まだお世話になるのは先なので詳しく聞かなかった。

 

母が右麻痺になり我が家で暮らす時に、母の家を片付けたがお墓に関する証券の類はなかったが、「墓所便り」という封書はあったので住所変更はした。

でも、本当に大丈夫なのか心配だった。

姉には「共同墓地を買ったと言ってたよ」と聞き、共同墓地で200万!?

詐欺を心配した。

 

いざ母が亡くなって電話したら、「次の納骨は4月です」「もう刻印もされてますよ」「近くなったら案内を送ります」

とりあえず詐欺ではなかったとホッとした。

納骨は年2回なんだって。

 

2月くらいに「墓所便り」が届いて、観光バスと懇親会に申し込み、集合場所の横浜駅に行ったら結構な人数が集まっていたが、皆さん身軽な恰好が不思議だった。

(骨は???)

私は骨壺を入れたスポーツバッグとリュックで大荷物だった。

ーーしかも雨ーー

 

会場に着いて諸手続きを済ませて広い会場に案内されると素敵な祭壇に骨壺が並んでいた。

指定された椅子に座って暫し親戚で雑談してる内に式が始まり、ふと周りを見ると

いつの間にか凄い人数になっていた。

納骨18体で参列者260人だって!

 

今回は雨で納骨式は中止で職員対応。

厳かに墓前祭が終了し、また観光バスに乗って懇親会会場のホテルへ。。。

今日は運転が無いし泊まりなので遠慮なく飲みました♪

 

指定されたテーブルに親戚で並んで、私と姉の間に叔母やイトコたちを挟んだので

私の左隣は知らないおじいちゃんだった。

そのおじいちゃんこそがこの霊園の運営委員長で、ようやく数々の謎が解けたのだ。

 

この霊園は「お墓を作ろう!」となった有志でお金を出しあって土地を買って

霊園にした。

「それが200万円か!」

「だから共同墓地なんだ!」

あ、個人のお墓もありました。

 

納骨は年に2回で、この時に墓参りを兼ねる墓前祭とセット。

「それで260人も集まったのか!」

 

懇親会はショーとかカラオケもあって楽しかった。

次回の墓前祭は10月だというので、丁度1周忌だし10月もみんなで参加しようということになった。

自分で1周忌をやるよりも楽だし、費用も安くあがるし、何よりも納骨先だし。

墓参りも兼ねられる^^

今回は雨で納骨堂も刻印も見れなかったので10月に見せて貰おうとも。

天気だと富士山と海も見えるんですって。

 

今回の懇親会の費用は6000円。

実はコロナ前までは4000円だったんですって。

物価の上昇で5000円になり6000円になり、ついには7000円になってしまい、それで今回会場を変えたけど、4000円の頃は沢山の懇親会参加があったけど、今回は70人しか参加がなくて来年からどうしようかと・・・

会場はあるから弁当でも買って4000円に戻した方がいいかとか・・・

 

「ケータリングサービス使えばいいじゃないですか?会場あるんでしょ?

椅子とテーブルは?」

ーーあるーー

「ちょっと待って調べるから。ほらあった!3000円で飲み放題付き!」

ーーそんな安いの!?ーー

「参加人数多いから融通利かせてくれますよきっと。4000円出すから椅子とテーブルのセッティングと片付けも頼めないかとか」

 

運営に誘われたけどそれは丁重にお断りしました(ボランティアだし遠いし)

運営がほぼ後期高齢者で「素人の集まりだからそういうの分らんのよ」

 

大変かも知れないけど、良い生き甲斐があっていいんじゃないかと思いました。

素人が集まって霊園作るとか、結構凄いよね。

1周忌はまた親戚と集まりますが、毎年10月はお墓参りを兼ねて姉とふたりで行こうと思います。泊まりで^^

 

 

 

 

4月某日、母の納骨があった。

母が買ったお墓は納骨が年2回なので、亡くなったのは去年だがこの日まで待った。

納骨は近しい親戚だけにして、結構遠いのでホテルを取って泊まりにした。

横浜駅からの観光バスに申し込み、懇親会も人数分申し込んだ。

 

その納骨日の数日前に家の固定電話が鳴った。

出たら2番目の兄だった。

私は兄の声を聞いて血の気が引いた・・・

 

兄のことなどすっかり忘れてたのだ!!!

 

成年後見人のススメ〜世間はきょうだいに責任を強いる現実〜

 

兄からの電話は固定電話にかかってくる。

携帯はだいぶ前に着信拒否にして以来そのままなので。

精神が不安定になると早朝だろうが夜中だろうが構わず電話してくるので拒否にしたんです。

固定電話ならしつこい時は線抜けばいいしね。

(たまにそのまま何日も抜いたままになったてたけど)

 

その電話で兄が老人ホームに入所したのを知ったのだが、正直どうでも良かった。

 

母の葬儀の時は、成年後見人の先生にお願いして同行して頂いたが、日当分に相当する謝礼金と、焼き場での懐石料理も当然用意するのでお金がかかる。

 

私は兄には納骨のことは黙ったままにした。

 

私は納骨日を楽しみにしてた。

母を引き取ってから親戚の集まりが増え、それはそれは楽しかったが、車椅子の母を連れて行くので私はいつも車で運転手。つまりお酒が飲めない。

納骨日は観光バスに申し込んでホテルで1泊だ。

呑む気満々だった。

 

そして納骨日

面白い式だったので、またこれは別に書きます。。。

 

変わった霊園~驚きの素人経営~

 

 

 

2023年 NHK

脚本:安達奈緒子

出演:森山未來・佐藤隆太・渡部篤郎・溝端淳平・玉置玲央・前田旺志郎

 

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布施は【秘密】を条件に矢田をある部屋へ連れて行く。

そこは解散したはずの地下捜査室だった。

布施は秘密裡に下山事件の再捜査を始めていたのだ。

そして、信用に値する矢田に知り得た捜査情報を明かした。

 

どうしても謎が解けなかった、下山が遺体発見の前日に、ふらふらと線路を歩いてた目撃証言は9件に及ぶ。

だから自殺の線も捨てきれなかったが、替え玉だとしたら謎は解ける。

殺害前に脱がせた下山の服を別人が着て、下山になりすまして線路を歩いた。

殺害後にまた服を着せて線路に遺棄したとしたら全ての辻褄が合う。

殺害前から自殺に見せかける工作をしてて、実行犯は旧日本陸軍。

下山事件はアメリカと旧日本陸軍、それぞれの思惑が絡み合って複雑化してたのかも知れない。

 

 

数日後、布施の元を読売新聞の鎗水が訪れる。

ついに布施の前に鎗水が現れ布施の目は輝くが、下山事件と元特務機関の関係について検察側がどれくらい把握してるのかを探ってるように感じられた。

そして、鎗水を洗うと児玉誉士夫とかなり懇意なのが分り、ふたりが一緒にいる写真も入手した。

それらを矢田に伝えると、今頃になって鎗水が布施に会いに来たことに驚き、真意を聞きに鎗水の自宅へ向かう。

 

鎗水の自宅に着くと、家族に聞かれたくないのだろう、そのまま外に出てひと気のない場所で話し合う。

「児玉と懇意なのは本当なのか?」

あっさりと「事実だ」と認める鎗水。

 

あの日、児玉からの指示で布施を探りに行ったが、逆に布施の「弱者を守る」姿勢や「名も無き者たちの声を聞く」姿勢に心を打たれ、結局は説得されたようになってしまった・・・

自殺した【H・O】と呼ばれた男の本名すら分からないまま・・・

名も無き者が【H・O】とリンクした・・・

「下山とアメリカのことで情報がある。記事には書けないことだ」

良心に従い決意した鎗水に、

「布施は信用できる男だ!」

背中を押す矢田だった。

 

ところが、約束の日に鎗水は現れなかった・・・

 

再び矢田が鎗水の自宅へ行き、外を歩きながら鎗水に迫ると、

鎗水は怯えながら、CICに拳銃を突き付けられ、余計なことを話せば鎗水本人ではなく、家族を殺すと脅迫されたと言う。

「だったら俺に話してくれ!俺が布施に話す!」

※いや、一緒だろ!※

その瞬間、矢田は誰かに突き飛ばされて、走ってくる路面電車の線路に横たわってしまった!

「矢田ーーーーーーーー!!!」

 

 

再び田端操車場に布施の姿

結局、下山事件と元特務機関の繋がりは掴めなかった・・・

「鎗水のことは責められない」

腕に大怪我は負ったものの命は助かった矢田が言う。

※不死身か!※

矢田の怪我を見て、布施は捜査の終わりを告げる。

【人の命は国益より重い】が信念の布施。

これ以上、矢田や鎗水を危険に巻き込めない・・・

「これまでです」

 

矢田にはそう言ったが、諦めの悪い男【布施】執念の男【布施】

部下も連れず、ひとりで大物右翼活動家の児玉誉士夫(岩崎う大)の豪邸を訪問する。

名目は【個人的訪問】

なのに!

「下山総裁はなぜ殺されたんでしょうね」

真っ向勝負Σ(゚д゚lll)ガーン

 

不敵な笑みを浮かべる児玉

※命を捨てる覚悟が読めて面白い男だと思ったのでしょう※

「ひとつ美談を聞かせてやろう」

「美談が真実とは限らないがね」

 

当時、アメリカはソ連や中国との戦争も考えていた。

そのどちらの国とも戦争となれば、日本は軍事拠点として都合がいい。

軍事物資の輸送に使用できる、日本全土を縦横に走る鉄道を米軍に差し出せと命じた。

だが下山はそれを断固拒否した。

下山は鉄道を軍事利用から守ったのだ。

その代償が【死】だ。

※矢田の「見せしめ」は当たってましたね※

 

 

某日 

布施は上司の馬場に、「日本とアメリカの間に何があったのか吉田を呼んで聞いてみたい」と提案する。

「・・・吉田茂か!?」

ギョッとするが、「可能かどうか追って連絡する」

 

しかし、直後に布施は地方へ飛ばされることになった。

これが馬場の答えだと察し荷物をまとめる布施だが、最後に馬場の部屋へ行き、

ソファーに座り問いかける。

「独立とは何でしょうかね」

ーーーアメリカとの関係は国の存亡に関わるーーー

「その言葉で全てが片付けられていく」

「それでも日本は主権国家と呼べますか」

「国の謀略によってひとりの人間の命が無残にも奪われ、

その死が都合よく政治に利用される。

しかし、手を汚すのはいつだって立場の弱い者である。

力を持つ者が救うべきは名も無き者たちです!

それが出来ないなら、アメリカがもたらしたものは真の民主主義ではない!」

 

 

時は過ぎ

1964年(昭和39年)7月4日

甲府地方裁判所の一室に布施と矢田の姿がある。

 

「怪しい人物を見付けた」

と訪ねてきた矢田に苦笑いする布施。

時効は目前だからだ。

 

1964年(昭和39年)7月6日午前0時

下山事件 時効成立

 

 

更に12年後

1976年(昭和51年)7月27日

ー田中角栄逮捕の号外ー

その号外を受け取る初老の矢田。

「ついにやったのか!」

 

逮捕のテレビニュースの前で、下を向き、

「何とも悲しいことだ・・・」

呟く初老の布施。

 

田中角栄の逮捕もアメリカに踊らされてるのかも知れない

事件の背景には日米関係がある

この深い闇から抜け出すには一歩踏み出さねばならない

その先に必ず真実が見えてくる

 

独立国家の検察として独自の判断を下しているか?

 

その呪文は今も続いている

 

        完

 

*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*

 

都市伝説でアメリカ陰謀論説が数多くありますが、これ観たら「あるな」と思いました。

最初から最後まで陰謀じゃないの(*_*)

 

この事件て、死亡したのが一体何人いるか分らないですよね・・・

事件上は下山総裁のみですが

 

李中煥と真木一英はほぼ確定で、渡辺修二と宮下も消されてるように思います。

井戸沼もどうでしょうか・・・

自殺したH・Oも、事件に巻き込まれなければ自殺せずに済んだかもです。

名前こそ出ないだけで、裏でどれだけの人間が消されたか分かりませんよね。

それこそ、面に出れないCICの協力者たちをまとめて口封じしたかも知れません。

 

闇の深さにどんよりしてしまうので、最後に明るいこと書きます。

 

物語の最初は初老の森山未來さんですが、めっちゃ前頭葉がハゲてます。

その後、27年前に移行して若返りますが、ハゲを見た後なのでつい額が気になってしまいガン見してしまいましたが、未來さんキテますね!

あのハゲヅラは未来の未來さんの姿になるんじゃないかと思いました^^

 

でも、未來さんハゲ似合ってるんですよ^^

未來さんならハゲで格好良い役者さんになれるんじゃないでしょうか^^

現役の頃のブルース・ウィルスみたいな♪

 

文字通り明るいお話で〆とさせて頂きます。。。

 

 

NHKスペシャル 未解決事件 【下山事件】~あらすじ①~

 

NHKスペシャル 未解決事件 【下山事件】~あらすじ②~ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年 NHK

脚本:安達奈緒子

出演:森山未來・佐藤隆太・渡部篤郎・溝端淳平・玉置玲央・前田旺志郎

 

*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*

 

李中煥は佐世保の米軍施設に移送され、アメリカは李を大韓民国へ強制送還するという連絡が布施に届く。

 

1950年(昭和25年)3月30日 佐世保 針尾収容所

布施は李に面会し、李の供述と遺体鑑定書が合致したことと、アメリカに強制送還の延期を依頼したことを告げる。

「死なずに済むよ」

気を良くして、更に細かく下山事件について語り出す。

※延期なのに・・・※

紙とペンで、下山殺害の状況を図で書き出した。

小さい部屋の台の上に服を脱がされ血液を抜かれてる様子だ。

ついに全貌が分ると思った。。。

 

だが、その翌日の3月31日 東京地検

「李中煥の言ってることは全部嘘だ!」

東京では渡辺修二(前田旺志郎)という男が李の供述を真っ向から覆していた。

渡辺によると、李の話はアメリカの作り話だという。

※どっちにしても国家レベル※

渡辺と李はCICの協力員で諜報活動を行っていた。

そのCICの情報を元に、渡辺・李・井戸沼の3人でソ連がやったいう嘘の筋書きを作り、李はワザと詐欺で逮捕されてその筋書きを語った。

「その筋書き通りに話したかをアメリカは確認したはずだ!」

 

調書を奪ったのはアメリカか!?

だとしたら、下山暗殺を企てたのは・・・

 

 

馬場次席に呼ばれる布施。

次席室にはアメリカ総司令部CIC(アメリカ陸軍対敵諜報部隊)の吉田太郎がいて、

李の捜査は打ち切れと迫る。

「これ以上は混乱を招く」

馬場は「言う通りにしろ」と布施に合図する。

※アメリカは日本の警察機構をナメていたんでしょうね。ここまで真相に近付くとは想定外で焦ったのでしょう※

 

 GHQ

 ↓

 G2

 ↓

  CIC

 

この縦組織で、G2のトップのウィロビー部長は反共産主義者。

下山総裁がソ連の共産主義者に暗殺されたとなれば、日本の共産主義者に対する反発も強くなる。日本を反共産主義の流れにしたかった思惑だったが、渡辺修二がそれを告発してしまったのだ。

 

日本はアメリカの占領下。アメリカには逆らえない。

これ以上の深掘りは出来なくなった・・・

 

4月8日

朝日新聞の矢田が李中煥に会いに行く。

面会室に飛び込んできた李は必死の形相で矢田に助けを求める。

強制送還が決まったのだ。

※そりゃ延期だもん・・・※

「戻ったら俺はアメリカに殺される!」

「今朝、おまえの役目は終わったと言われた!」

生き延びる為、食う為にやった諜報活動だったが、命を懸ける覚悟までは李にはなかったようだ。

李中煥は強制送還後、アメリカの施設に送られ闇に消えた。

※2部で明かされますが、李中煥は元々ソ連のエリートスパイでした。プーチンと同じ様な経歴です。ソ連を裏切った理由は分りませんが、国を裏切った李をアメリカが信用すると思えませんし、ソ連も裏切りを許さないでしょう。李が生き延びることはどっちにしろ厳しかったのではないでしょうか※

 

李中煥と違い、渡辺修二は命を懸けての告発だった。

布施は渡辺供述にあった井戸沼にも裏を取り、筋書きの確証は掴めたが、

「話せば殺される」と怯えていた井戸沼に対し渡辺は落ち着いている。

 

「あなたは戦地へ行ったことがありますか?」

ーーー布施は戦地には行ってないーーー

渡辺は戦地で地獄を見てきた。人間が得体の知れない形や塊になるのを・・・

それはまさに地獄絵図だった。

このまま下山暗殺がソ連の仕業になれば、今度はソ連が黙っていない。

全面戦争になれば今度こそ日本は全土が焼け野原になる。

※既にソ連の核実験は成功してました※

渡辺には2度と戦争を起こしたくない決意があったのです。

※渡辺のその後の消息は2部でも明かされませんでした。言わずもがな・・・が推測されますね。ある意味、渡辺の告発が日本を救ったと思わざるを得ません※

 

下山総裁の死から1年後

墓参りをする布施。

良い報告などありません。

GHQからも正式な打ち切りが要請され、これ以上は踏み込めないのです。

 

そんな事情も知らず、捜査を打ち切った布施を激しく責める矢田。

「俺は下山の真相を追い続けますよ!」

「国家権力がアメリカの言いなりでいいのか!」

日本はまだ独立していないんだ!!!

これまで大声など出したことない冷静な布施が、ここで初めて叫んだ。

1番悔しいのは布施自身だろう。

 

1951年(昭和26年)9月8日

サンフランシスコ平和条約に於いて日本の独立が認められた。

終戦から6年後、日本はついに独立国家となった。

時の総理大臣・吉田茂は下山事件の犯人は韓国人だと判明したが、大韓民国に逃亡して捕えられないと発言した。

※これはいけませんね。責任をまだ国力が弱い大韓民国に擦り付けるとは・・・※

 

 

事件から10年後

10年という区切りにメディアはこぞって下山事件の真相を追いかける。

著名人では松本清張が「日本の黒い霧」を出版する。

ネタ元は読売新聞の鎗水徹(溝端淳平)だ。

松本は「情報は力」だと力説する。

 

その出版会見で知り合った矢田が鑓水を喫茶店に誘う。

鎗水は詳しくは言えないとしつつ、下山誘拐の実行犯は【H・O】だと掴んだが、上層部からのタブーで記事にできないと言う。

「またタブーか・・・」

矢田の方には元大阪CICの協力者から、事件前日に誘拐ルートを車で走らされたという情報が入ってた。

10年経って口が緩くなったのか情報は増える。

本来ならば・・・

 

この年、法務省に飛ばされてた布施が再び地検の刑事部部長職で舞い戻ってきた。

早速矢田は「下山暗殺の首謀者が大阪にいた」と布施に写真を見せる。

「今の検察なら調べられるだろ!」

「なぜ何もしない!」

布施は10年経っても熱が冷めてない矢田に、「その男は既に本国に帰還して、その後は行方不明だ」

「なんだよ!調べてたのか!」

布施は捜査を諦めていなかったのだ。

捜査情報は漏らさない男なので「布施健(ふせたけし)」の名前から「伏せケン」という異名で呼ばれてる布施が矢田に語り始める。

 

ーーー4ヶ月前ーーー

布施の元にハガキが届く。

元CICの協力者で「宮下」という男からだ。

話を聞くと、CICは宮下のような引揚者に散々汚れ仕事をさせて、必要なくなったら切り捨てた怨恨での暴露らしい。

※消されないだけマシだと思わなかったのかね※

下山事件の首謀者は日系2世のアーサー・フジナミのグループだと写真を見せる。

「そいつが犯人だ」

フジナミはまだ日本にいたので話を聞きに行ったが、その直後に本国へ帰ってしまった。

「話せるのはここまでです」

 

「伏せケン」がここまで矢田に話したのだ。

矢田に信頼を寄せてる証だろう。

「実行犯のアテがある」

動き出す矢田。鎗水の所だろう。

 

~~布施は矢田に話さなかった宮下供述の続きを思い返す~~

           *

下山を呼び出したのは塩谷好太郎という情報屋。

塩谷は7月5日の朝(下山遺体発見の前日)

ストライキ計画の情報を渡すと言って下山を三越本店に呼び出した。

そこに待ち構えていたアーサー・フジナミたちが言葉巧みに車に乗せて、本郷ハウス(キャノン機関)に連れ去った。

 

キャノン機関とはG2にあった情報機関で反共政策の秘密工作機関で、その指揮官こそがジャック・Y・キャノンというアメリカ陸軍将校だ。

指揮官はアメリカ人だが実行犯は日本人の元軍人で、陸軍中野学校の出身者などで構成されていた。

※スパイ養成学校ですね※

戦時中の任務を話せない立場故に戦後は生活に困窮し、キャノン機関で暗殺や爆破などの精鋭部隊となっていた。

 

布施は旧日本軍の特務機関に絞って、この10年間の捜査の全てを洗い直す。

特務機関とは諜報や破壊工作など秘密裡に行う機関で、それを養成したのが陸軍中野学校だ。

キャノン機関に拾われたような生活困窮者は多くいたが、逆に莫大な資金を得て各界で暗躍してる者たちもいた。

※M資金ってやつですかね※

そこから割り出したアメリカとの関係が深い人物

児玉誉士夫

矢板玄

長光捷治

が浮かび上がる。

長光配下の真木一英は下山事件に関するゆすりで逮捕されたが長光が釈放している。

その後、真木の消息は消えている。

この3人は資金を元に政治にも影響を与えてきたが、キャノン機関については一切語らなかった。

「知らない」ではなく「喋らない」だ。

※さすがにこの内容は矢田には話せませんね※

          *         

 

布施は田畑操車場で線路を見つめている。

呼び出した矢田が来て、「なぜこんな場所に?」

「国鉄のトップを列車に轢かせる。その意味を考えたくてね」

「見せしめでしょ」

布施にはその考えが浮かんでなかったので、なるほどと思った。

※2部で触れてますが、本当に見せしめのようです※

 

布施は実行犯の情報が欲しいと頼む。前回矢田にはアテがあると言っていたが、

それはやはり鎗水だった。

「自殺したそうです」

実行犯のH・Oは知らない間に誘拐の片棒を担がされてて、後になり自分が犯した罪に怯えて自殺してしまったのだ。

「・・・ちゃんと捕まえてやりたかったな・・・」

布施は自分の無能さを痛感した。

そして、下山事件は追えば消えるの繰り返しであった・・・

「まだ辿れる線はありますよ!俺は替え玉が鍵だと思っている!」

ーーー替え玉???ーーー

 

③へ続く

NHKスペシャル 未解決事件 【下山事件】~あらすじ③~ 

 

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NHKスペシャル 未解決事件 【下山事件】~あらすじ①~ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年 NHK

脚本:安達奈緒子

出演:森山未來・佐藤隆太・渡部篤郎・溝端淳平・玉置玲央・前田旺志郎

 

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夏の日差しが強く差し込む室内で検事総長の布施健(森山未來)が真剣な顔付きで

デスクに座っている。

暑い最中にしっかりと長袖の背広とネクタイに時代が感じられる。

 

ノックと共に部下が部屋に入り、前総理が地検に入った事が伝えられると、布施は目を瞑り深い溜め息を吐く。

 

1976年7月27日

テレビでは田中角栄前首相が任意同行で検察庁に入る様子が映されている。

ロッキード裁判の幕開けである。

前代未聞の巨額賄賂で元総理大臣の逮捕に踏み切ったのがこの布施健(ふせたけし)

で、ゾルゲ事件でも活躍した検事総長である。

 

金の流れは確かにある確信の下の逮捕だが、独立国家の検察として本当に独自の判断を下しているか?

その疑問は27年間続いている。。。

 

27年前

1949年(昭和24年)7月6日午前6時

日本国有鉄道初代総裁・下山定則(堀内充治)の轢断死体が常盤線五反野付近の

線路上で発見された。

現場検証の監察医によると他殺ではないと言うが、この事件の担当主任検事と

なった布施は遺体を司法解剖に回す。

 

東大法医学者教室の鑑定では【死後轢断】ーーーつまり殺人だ。

 

昭和24年はまだ日本はアメリカの占領下にあり、GHQは国鉄に10万人のリストラを求め、下山は事件2日前に35000人の解雇通告をしたばかりであった。

更に程なくして同じ国鉄で、三鷹事件(冤罪濃厚事件)と松山事件(冤罪確定)が相次いで起きたのだ。

※拷問による自白が数多くあった時代です。三鷹事件はアリバイがあったにも関わらずの死刑判決ですが、現在も国は冤罪を認めていません※

 

当時の吉田茂首相は共産主義者の扇動によるものと声明を出し、下山総裁の死も

共産主義者たちによる他殺の流れになったが、線路をふらふらと歩く下山の姿が多数目撃されてることから自殺の線も捨てられなかった。

           

 

深夜、事件現場で液体を噴霧する3人の男たち。

「出た!」と叫ぶ男。

その液体はルミノール液で、血液に反応する【ルミノール反応】が出たのだ。

 

男は矢田喜美雄(佐藤隆太)

早速地検の布施にこの証拠を持って行く。

矢田は朝日新聞の記者で法医学も学んでいる。

血液が線路まで点々と続くルミノール反応によって、下山は遺体を運ばれて線路に置かれた。

つまり他殺の線がイッキに浮上したのだ。

 

布施は化学的根拠の積み重ねが人権を守ると高揚する。

 

だが8月3日、事件からひと月も経たず、現場に何の説明もなく田中警視総監が突然

捜査方針を曖昧にする記者会見を開いたのだ。

更に田中はこの年の12月31日に捜査本部の解散を通告する。

捜査は着々と進んでいたのにも関わらず、事件から半年も経たずの不自然な解散であった。

※不名誉な名前の残り方ですね、田中警視総監・・・※

 

布施は上司の次席検事の馬場(渡部篤郎)に捜査続行を直訴する。

上からの強い力が働いてるのは間違いないが、何かあれば責任を取らされるのは馬場だ。

「上司とはその為にあるものだと思ってますが」

※ひゅ~♪※

 

こうして布施は部下3人との4人体制で地下捜査室を作ったが、通常業務の合間の捜査は激務だった。

こんな形で終わらせたくない執念と、上の力が何なのか?

その謎が布施を駆り立てた。

 

そんな中、布施に小倉刑務所の李中煥(リ・チュウカン/玉置玲央)から下山事件真相の告白文が届く。

それには首謀者はソ連のデレヴィヤンコ中将だと書かれている。

事件はイッキに国家レベルに!!

 

布施は直ぐに小倉に飛び、自称ソ連のスパイ・李と会う。

李は詐欺罪で収監されているが、大韓民国に強制送還されたらソ連によって消されることを恐れ、釈放と引き換えの司法取引を布施に持ち掛けた。

 

確約は出来ないが対処はするという布施の言葉に真相を語り始める李。

それを調書に取る布施の部下。

 

それによると、ソ連の共産党員が「人員整理のことで確認したいことがある」

と下山を三越本店に誘き寄せ、大山、木下、陳の3人が言葉巧みに下山を車に乗せて

そのままソ連大使館に連れて行き、そこで殺害した。

殺害方法は右腕の血管に刺した注射器に管を付けて血を抜いた。

遺体は血を抜いた腕が轢断されるよう線路に置いて、列車に轢かれるのを大山と有吉が確認したというものだった。

 

下山の遺体の内臓には殆ど血が無かった。

司法解剖の鑑定と照合の必要はあるが辻褄は合う。

 

帰路の東京駅に着くと、目の前でスリ騒動に遭遇する布施と部下。

部下が突き飛ばされて倒れた被害者を起こそうとカバンを地面に置いた途端、

カバンは盗まれ被害者も走り去った。

カバンには李の調書が入っていた。

調書を狙っての一芝居だったのだろうが一体誰が・・・?

 

検察庁に戻ると矢田が待ち構えていた。

怪訝になる布施。こいつか?

李中煥について教えろと言う。

「あそこに書いてある通りですよ」

カマをかけたが、矢田は本当に知らない様子でキョトンとしてる。

ひと気のない裏庭に誘導し、入手した情報は流さぬよう頼むが、

矢田はキッパリと断る

「権力者の情報隠蔽は危険だ!」

「戦時中のような、同じ轍は踏まない!」

※戦時中は情報操作で国民に真実は伝えられませんでしたからね※

矢田の言葉に一応の理解は示すが、それによって地下捜査室が潰される危険もある。

「お話できることはありません」

 

後日、朝日新聞に李中煥に関する矢田の記事が載っていたが調書の内容には触れていない。

調書は矢田に渡っていない。

調書はどこに行ったのか・・・

 

②に続く

NHKスペシャル 未解決事件 【下山事件】~あらすじ②~ 

 

 

 

 

「精神分裂病」と呼ばれた時代からの長患いで「統合失調症」のきょうだいがいます。

2番目の兄ですが、この兄のために私は大変な経験をしました。

 

法律ではきょうだい関係に於いて扶養義務は無いのですが世間はそうはいかないのです。

 

母が健在の頃は母が兄の尻拭いをしてましたが、右麻痺になり入院し、リハビリ病院に転院して

トータル10ヶ月程入院し、その後私が引き取り在宅介護となりました。

認知もかなり進んでしまい要介護3でした。

 

その母の携帯に警察の番号で着信があり、瞬間「兄がなんかやらかした!」

ズバリ的中で、警察とレスキューが駆け付ける騒動を起こしてました。

過去にも警察沙汰は起こしてるので母の携帯番号は登録されているのでしょう。

「建物の一部を壊すので、その費用を家主さんに払ってくれるようでしたら突入します」

「正面と横からで2ヶ所になります」

 

イヤーーーーーーーーーーーー!!!

が、本音よソリャね・・・

いくら請求くるんだろ・・・😨

 

そのまま精神病院に措置入院となり、行政からも病院からも措置入院の説明を受けました。

自分や他人に危害が及ぶ可能性があるので強制的に入院させるのが措置入院で、費用は税金だと。

人様の血税が兄なんかに使われるとは・・・

 

措置入院の目安は大体3ヶ月。

その後の入院費の支払いを私は拒否しましたし、入院の保証人もゴネましたが渋々サインしました。

「妹さんでしょ!?」

この言葉をその後各所で何度も浴びせられます。

 

もう1度書くと、きょうだいに扶養の義務は無いのです!

そして、私も兄には迷惑をかけられてきたのです!

兄のことなどどうでもいいのです!母の方が大事です!

「だったら成年後見人を立ててくれ!」

 

それで成年後見人制度をネットで調べましたがとても難解なのでとりあえず放置してましたが、すぐに大変なことが起こります(><)

私の携帯に借金取りの電話がじゃんじゃん掛かってくるようになりました💢

兄が「自分は入院してるから妹に聞いてくれ」と勝手に携番を教えたのですよ💢

 

個人からも借りてて、病気の兄に優しくしてくれてた近所の方で

「高齢者住宅に引っ越しが決まってまして、諦めなきゃいけないのかなと・・・」

この方の借金はお返ししました。8万円。

もう戻ってこない私のお金・・・

さよなら私の8万円・・・😭

 

次は信販会社や家賃などの支払いです。

兄の会社を聞いて電話して、休業補償をまとめ、

初めて兄の家に行き、汚部屋に土足で上がり通帳や印鑑や大量の郵便物を持ち帰り、

お金の流れを調べたら!

パソコンもないのにインターネット契約やらプレミアム会員やらで携帯代だけで月に17000円以上!

ひとつひとつの解約に本人確認が必要で、病院行っては本人と電話を変わって、

最後の携帯電話は本人以外じゃないとプラン変更できないとのことで

私が名義人になりカケホーダイ2500円のプランに出来ました。

携帯代は現在も私が払ってます💢

 

そして成年後見人の申し立てです。

これは一般人には難しいです。

司法書士さんに依頼する費用を検索したら、20万円+α(交通費や資料請求など)くらいとありましたが、実際には30万円でも収まらないようです。

 

おばばの紹介で行政書士さんの女性に相談をしたら、兄は大変なケースだと言われました。

今は休業補償と障害者年金があっても、休業補償が切れる前に生活保護の手続きに入るのに、まず借金350万円の破産申請をしないと生活保護も申請できないと・・・

 

女性に対する異常な粘着もあり、入院中にも電話で1日に100回以上も執着してる女性の職場に電話して警察沙汰を起こしてて、ここでも私に警察から電話がきました。

 

死んでしまえ!

と素で思う。

 

なので、兄の成年後見人は男性限定で、兄が死ぬまでのお付き合いなので兄より若い人が良いとなりました。

そして、この方が登録してる「一般社団法人コスモス成年後見人サポートセンター」にお願いして兄の成年後見人の予定者さんが決まりました。

成年後見人は裁判所が決定したら成年後見人なので、それまでは予定者(候補者)です。

 

そこからは2人3脚です。

言われた通りに書類をひとつひとつ集めますが、これが中々大変です。

何を取るにも兄の委任状やら戸籍抄本やら謄本が必要で、それを取るにも委任状です。

通院歴を調べる為の病院のカルテの開示請求も大変でした。

 

精神分裂病になってから離婚されましたが、兄には3人の子どもがいるので、

イヤだけど元嫁さんに連絡して、法定相続人の放棄の書類にサインお願いしたり

(これは結構大変で、場合によっては直接行って話し合うこともあるんですって。それでも断られたりとかする時も。どうしても無理だったら裁判所にそう説明すれば済むので無くても大丈夫)

 

コロナ禍の真っ只中だったので、何事にも時間がかかりました。

 

裁判所には2回行きました。

兄の場合は重症ですから、裁判所も私に親身になってくれて、私の将来の為にもお兄さんには成年後見人が望ましいと仰って頂けました。

兄の場合、入院中なので判事さん?が病院まで来ての兄との面談でした。

 

ここまでで7ヶ月かかりました。

でも12月に無事申し立ては済んで、あとは裁判所からの決定待ちです。

が!なんと決定までに4ヶ月もかかったのですよ💦

サポートセンターさんも問い合わせしたのですが、コロナで全ての業務が滞ってるとかで・・・

 

3月に成年後見人がサポートセンターの先生で決定して、私は兄から解放されました。

もう兄が何をしようが私に累が及ぶことはありません。

最大の不安要素が消えて清々しいです。

 

でも、決定までの期間にこんなことがありました。

 

兄は公営住宅に住んでましたが、ここの管理から私に電話がきて、

(どうせ兄が教えたんでしょう)

来年度の家賃を決めるので収入証明書を送って欲しいと言うのです。

 

私は様々な書類を四苦八苦しながら終わらせたのに、こんな私にまだやれ!と言うのか!?

「必要事項を書いて、収入証明書と住民票と云々」

もう遠くに聞こえます・・・

 

「お願いします!なんとかして下さい!」

「もう成年後見人の手続きは終わってるので、決定するまでなんとかそのままでお願いします💦」

「色々大変だったんです私!もうこれ以上は動けません(><)」

「要介護3の母の介護もあるんです」

 

「勘弁して下さい💦」

 

そしたら相手の方がとても良い方で、事情も事情ですので賃料はこのままにしてくれると✨

更に「差し出がましいかも知れませんが・・・」

【家財道具撤去申請】なるものを教えて下さいました。

 

兄はもうここに帰ることはないので、この部屋は撤去するのですが、ゴミ屋敷なので

見積りが1戸建てと同等の42万円でした😱

【家財道具撤去申請】が通れば費用は税金になると言うのです。

 

私は先生にそれを伝えました。

もう休業補償はとっくに終わり、兄の収入は障害年金の月4万円のみだからです。

 

成年後見人が決定してからの先生はそれはそれは大変だったでしょう。

破産手続きと生活保護申請、公営住宅の撤去は【家財道具撤去申請】が通り無料となりました。

そして兄の移転先ですが、当初はまだ若いから、働きながら暮らせるグループホームとか、

作業所があるグループホームとかの案が病院から出てましたが費用が高いのです。

 

先生の報酬は裁判所で決められた金額を兄の生活保護費から捻出しないとなりません。

今回のように破産手続きや住居の撤去でかかった費用は別途で捻出となります。

それで結局は特別養護老人ホームに入所しました。

50代で老人ホームです。

精神障害者施設じゃないんだ?と思いましたが、私は兄のことに一切口を挟む気はないので、

一生無関心でいます。

 

身内に精神障害者がいたら、成年後見人制度の利用を強くオススメします。

 

兄は死ぬまで血税で生かされます。

税金を払ってきた方々、払ってる方々に深く感謝申し上げます。