私が大阪府産業デザインセンターでデザイン相談員として担当しているホームページ無料診断の診断項目を解説するシリーズ第10弾!

 

今回は、リンクエラーについて書きます。

過去記事はこちら

リンクエラーとは

ページからページ移動するリンクや画像が表示されているリンク、Javascriptなどのリンクが途切れてしまっていることを指します。
 
ページからページのリンクが途切れていると、リンクをクリックしてもNOT FOUND (ページがありません)になってしまいます。また、画像のリンクが途切れているとブラウザで表示している時に画像が表示されません。Javascriptのリンクが途切れてしまっていると、スライドショーなどの動きが止まってしまったりします。
 
検索ユーザがアクセスしてきたのに、目的のページへのボタンを押すと、リンクがエラーとなっている場合は、その先のページが表示されません。 
なので、リンクエラーはホームページ内における大きな損失となってしまいます。

なぜリンクエラーが起こるのか

それは人為的なミスが原因です。
リンク先のアドレスを間違って入力したり、コピペするときに間違ってしまったりなど、不注意で発生しているのがほとんどだと思います。
これは、制作会社が起こしてもしまうケースもありますし、運営者自らが起こしてしまうケースもあります。
人が作業している以上、必ずと言っていいほど起こってしまうのがリンクエラーなのです。

リンクエラーは防げる

でも、リンクエラーは防げます。
少しだけ手間をかければ確実にリンクエラーを下げます。
どうするのか。
それは「確認すること」です。
 
ページを作ったり、記事を投稿したときに、すぐに公開せず、プレビューなどで一度表示して、リンクが正しくされているかどうかを自らがクリックして、チェックすることが大事です。
 
この時に、正しくリンクされていなければページが表示されなかったり、違うページに行ってしまったりします。また画像等が正しくリンクされていないとプレビューで画像が表示されていなかったりします。
 
なので、確認することで確実にリンクエラーは防げます。

最後に

リンクは、HTMLの中で最も重要な機能だと言えると思います。
また、インターネット内の構造でも根幹と言える部分がリンクだと思います。
検索エンジンから自分のホームページで来る時もリンクをクリックしますし、誰かに紹介してあげたい情報などもその情報が掲載されているページをリンクします。
なので、ネット内で最も重要な機能がリンクです。
 
リンクが正しく設定されていないと、ネット内の基本構造が成り立ちませんし、自社ホームページにおいては、前述しましたが、大きな損失となってしまいます。
 
すごく大事だけど、ケアレスミスで起こってしまうリンク切れやリンクエラー。
もったいないことにならないように、ちょっとだけ手間をかけて確認すると言うことで防いでいきましょう。
新規でホームページを制作する時や、ホームページリニューアルを制作会社に依頼した時は、公開前のチェックで必ず全てのリンクをクリックしておきましょう。
制作会社の中の人もチェックをしているんでしょうが、最終的には発注者のあなたが、確実に全てのリンクをクリックして確認しておくことが大事です。
ちょっと手間をかけるって大事です。