私が大阪府産業デザインセンターでデザイン相談員として担当しているホームページ無料診断の診断項目を解説するシリーズ第7弾!
今回は、コアウェブバイタルについて書きます。
過去記事はこちら
- ブログのタイトルは何文字がいいか知ってる?
- メタ・ディスクリプション(概要文章)はちゃんと設定してる?
- 常時SSLじゃなくて、時々SSLになってるところ一定数ある説
- ホームページのスマホ対応の方法はレスポンシブウェブデザインだけじゃない
- ページが無い時に表示されるエラーページもちゃんとせなあかんよ
- 今、絶対に取り組むべきはページ表示スピードの改善です
コアウェブバイタルとは
砕いて言うと、ホームページがユーザーにとって使いやすくなるための指標かなと。
それぞれの詳しい説明はこんな感じ。
Largest Contentful Paint は、ユーザーがページで最も有意義なコンテンツをどのくらい早く見ることができるかを表します。
First Input Delay は、最初の入力までの遅延を表します。
Cumulative Layout Shift は、ページがどのくらい安定しているように感じられるかを表します。
もうちょっと砕いて言うと(笑)
Largest Contentful Paint は、ページの一番大きなコンテンツ(画像や動画等テキストを含んだりもする)が速くすっと表示されるかどうかのチェック。
First Input Delay は、ユーザーがページが表示されて最初にクリックとか、タップとか、入力なんかを行うまでにかかった時間
Cumulative Layout Shift は、ページが表示されてる時にボタンをタップしようとすると表示がずれて違うところを押してえしまった経験ありますよね。それがどれだけ発生したかのチェックです。
まあ、総合してユーザーがそのページをスムーズにストレスなく使えるかどうかのチェックです。
名前はややこしけどホームページに必要な配慮
コアウェブバイタルも今取り組むべき設定
どちらもチェックツールはこれを使うべし
無料で簡単に使えます。
調べたいページのアドレスをコピペして、分析をクリックするだけ。
ログインも登録も必要ないので、是非チェックしてみてください。
まとめ
- ページの読み込み時間が1秒から10秒に増えると、モバイルサイト訪問者の直帰率が123%増加する
- コア ウェブ バイタルのLCPを31%改善し、売上が8%増加
- FCPを45%改善し、コンバージョン率が15%増加
- ページ読み込み時間が100ミリ秒遅くなるとコンバージョン率が7%低下
- ファーストビューのコンテンツを改善し読み込み速度を100ミリ秒改善したら、「カートに追加」率が0.5%増加
- 読み込み時間が38%速くなり直帰率が20減少
- 読み込み時間が5秒を超えるとコンバージョン率の低下が顕著になる
- コア ウェブ バイタル改善により商品詳細ページの直帰率が76%低下
と言われており、改善することでのメリットがとても大きいのがコアウェブバイタルです。
インターネットでホームページを活用して、商売に繋げようとする方なら、必ず最適化しておくべき絶対必須の設定だと思います。
あなたのホームページは、知らないうちにユーザに負担をかけて、ユーザを見えないところでお願いしていませんか?
よくわからないめんどくさいことだからと、ユーザに対する配慮やおもてなしを放棄していませんか?
何度も何度も毎月手間のかかることではないので、制作会社さんと打ち合わせして、コアウェブバイタルはできる限りのところまで、きちっと最適化しておきましょう。
最後に恒例の宣伝です。
当社では、デザインとスペックにこだわったホームページ制作を行っています。新規にホームページを制作される時も、補助金を使ってネットショップを制作される時も、ホームページをリニューアルする時も、ページ表示スピードとコアウェブバイタルは可能な限りの最適化を実施しています。
ページが表示されるのにとてつもなく時間がかかったり、ユーザの離脱率がとても高いようでしたら、いちどページの表示スピードを改善する取り組みをご検討ください。
ページ表示スピードの改善だけでも対応させていただいています。
ご興味ありましたら、お気軽にご相談ください。