こんにちは♪
最近、雨降りが多いし、
降っていなくても
湿度が高い日が多く、
涼しくなってきたので、
「黒点病(黒星病)が出てきた!」と、
書いているブロ友さんが、
多くなってきましたね~
( ̄Д ̄;;
なので、
今日のブログは、
先日、「バラの家」のセミナーで、
やす店長に教えて頂いた、
「夏剪定のお話」の続き、
病害虫の予防や、治療の話を、
急いで書きますね♪
これは、
9月初めに、お聞きした話です♪
何度も同じ話を、
書いてしまいますが、
●バラは秋に葉を残すのが大事!
(葉が大切なのは、
秋だけではないけれど)
寒くなってくると、
葉が栄養の貯蔵庫になってくるので。
冬に、その栄養が根に行って、
葉が落ちる。
(バラは落葉樹ですから)
なので、秋の葉は、今まで以上に大切!
葉が残っていると、
枝がしっかり引き締まる。
葉が無いと、枝がふかふかで、
冬に枯れこんでしまう。
●黒点病(黒星病)の菌は、
地面の泥の中にもいるので、
水やりの時、泥が跳ねないよう
静かに水やりすること。
落ちたバラの葉にも菌が
付いているので、
株元の落ち葉はキレイに拾って処分。
焼却しなくても大丈夫ですよ♪
袋に入れてゴミに出します。
●雨が多い時期は、
木の下のバラに注意!
雨のあと、木の上から落ちるしづくで
いつまでも、
バラが乾かないと、
黒点病(黒星病)が出てしまいます。
黒点病は、カビの一種なので、
長い時間濡れていると、
出るのよね。
●予防薬の定期的な散布を
一度、黒点病になってしまうと、
キレイな葉にリセットするのは、
なかなか困難なので、
定期的に予防薬を
葉に散布して、
罹患を防ぐのが大事です。
(葉の裏・表から、びっしょり濡れるくらい
滴るくらいたっぷりと散布)
散布の頻度はバラの品種によって
違います。
病気に強い品種なら、
年2~4回位やれば良いし、
弱い品種は、1~2週間に一回とか。
●使う薬剤は?
薔薇の数が少しなら、
スプレーボトル剤を使えば良い。
参考に載せました↓
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👉薬剤は、ローテーションで!
同じ系統の薬剤を、続けて使っていると、
菌に耐性がついて
効かなくなるので、
何種類かの薬剤を
用意しておいて、
一回ごとに、違う系統の薬剤を散布する。
(薬剤の名前ではなく、
中身の薬剤の系統です)
系統を調べたい方は、
こちらを(番号が系統です)click→★
お時間ある時に、有島先生に習った
消毒のやり方も見てね→★
●薔薇をたくさん持っている人は、
薄めて使う薬剤を
スプレー容器に入れて散布すると
安上りです。
雨で流れないよう
「アビオンE」などの
展着剤も一緒に混ぜて!
〈薬剤の種類〉
■黒点病(黒星病)予防薬
(病気の侵入を防ぐ)
●ダコニール (暑い時期に使うと、
薬害が出るので、25度を下回ってから使用)
●エムダイファー
●オーソサイド
●フルピカ フロアブル
●サンヨール
■黒点病(黒星病)治療薬
●トリフミン
●ベンレート
●サルバトーレ
●トップジン(ベンレートと同じ系統)
●サプロール
●すでに、黒点病が出ている時は?
治療薬と、予防薬を混ぜて
葉に散布する。
雨のあとや、
出やすい気候の時などは、
たとえ出ていなくても、
混ぜて散布する。
混ぜちゃってだいじょうぶなの?
って思うけど、
違う系統の薬剤を混ぜるのなら、
大丈夫なんですって!
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👆1000倍希釈の薬剤を
2種類混ぜる時の、混ぜ方は?
一種類づつ、それぞれ、
1リットルの1000倍液を作っておいて、
その2つの液を混ぜる、
というのは間違い!
水は2リットル
出来上がっちゃいますね。
それでは、2000倍希釈液に、
なってしまいます。
正解は?
1リットルの水に、
スポイトなどで、2種類を1mlづつ入れて、
希釈します。
出来上がった液は、1リットル、
1000倍液です♪
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(混ぜて散布、というのは、
私は、やったこと無くて、
これから試してみるのですが、
それぞれ、
自己責任でやってみてくださいね)
※追記
黒点病の防除について、
以前、木村卓功さんが、
分かり易く
書いてくださっています♪
下記をclickしてみてね
↓ ↓
https://shop.plaza.rakuten.co.jp/baranoie/diary/detail/201211260000
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
※最近発売された
住友化学園芸さんの、
株元に、パラパラと撒く殺虫剤!
「ベニカXガード粒剤」は、
うどんこ病・黒点病の予防にも
効果があるそうです。
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◎バラのセミナーでよくある質問 (^^)/
「薬剤を散布する時、
花にもかけて良いのですか?」
薔薇の家では、花にも
ふわりとかけているそうです。
◎「色々ある薬剤の中で、
一番効くのは、どれですか?」
これは、住んでいる地域によって、
効く薬剤、効かない薬剤は、
違っているそうです。
家の近くの農家などで、
農薬を使っている場合、
その農家と同じ系統の薬剤を、
自分のバラに使うと、
菌に耐性が付いている場合があり、
散布しても効かない事がある。
※追記
黒点病と、薬害の葉は似ています。
どんな風になるのか?
何年か前、木村さんが、
画像を載せてくださっていますよclick→★
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■バラを甘やかしてしまうと、
病気は出やすくなる
オーガニックで育てている場合、
肥料や水を調整。
多すぎる水や肥料は、
枝が柔らかくなって病気に弱くなる。
ニームなどで、害虫の防除。
(完璧には防げないそうですが)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
長くなってきたので、
根を食害する害虫などに、
散布する薬剤の話は、
次回書きますね。
最後に、
朝、庭で咲いていた薔薇は♪
「アイズ・フォーユー」
超早咲きのバラなので、
夏剪定は、
遅めに、切ったつもりだったけど、
もう、咲きだしてしまいました~ヽ(;´Д`)ノ
たぶん、枝の細いところで、
切り過ぎちゃったから?
10月、涼しくなってから、
咲いた時は、
すみれ色のように咲き
少しは、花持ちも良いのだけど、
まだ、暑い頃に、
咲いてしまうと、
すぐ散ってしまうのよね~
でも、次々にたくさん咲くので、
すぐ散っても気にならないかも♪
✿今日も見に来てくださって
ありがとうございました♪
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(スマホの方は、
パソコン版で見ると、見やすいかも?)
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