モカママはね…おとん
いろんな事があったけどモカママと一緒におって良かった
そう一言いうてくれたら
あんな事もこんな事も全て水に流そうと
おとんに寄り添ってきました
おとんが幼い頃に父を
そして母は成人になってすぐに他界していたので
おとんは人から愛されていることが信じられず
愛し愛される事を恐れていたように思います
詳しい原因は環境が違うモカママには
理解できないのかもしれないけど
おとんがモカママにキツイ言葉をぶつける事があっても
これを受け止められるのは
家族であるモカママだけなんだと思ってきました
そのうち喧嘩も成長してきて
口下手なモカママも言い返せるようになったり
喧嘩を笑いに変えるようになって
それはそれで楽しかったね
モカママは有難いことに
当たり前のように家族に愛され育ってきました
そんなモカママが羨ましくて
初めは見てて腹が立つと言っていた事もありましたね
それがいつしか
自分が出来なかった親孝行を
モカママの両親にたくさんしてくれるようになり
おとんはうちの家族の中心的存在にもなっていましたね
甘えるのが当たり前だったモカママにとって
おとんの存在があったから余計に
今でも両親を大切にしようと思っています
おとんが病気だと発覚してから
今度はおとんからありがとうを伝えてくれました
短い人生でしたが
太く短い人生やったよな
本当はもっともっと一緒にいたかったけど
感謝の気持ちを沢山伝えてくれていたので
とりあえずモカママの目標は達成やな
モカママんちには子供が授からず
その事で辛い日々を過ごしたこともありました
だからモカが我が家に来てくれた時は
まさかモカよりおとんが先に
旅立つとは夢にも思ってなかったけどね
ご近所さんが引っ越してきはったとき
子供たちの声がたくさんするお家になってとても嬉しかった
初めは挨拶する程度やってんけど
今はこうしてまるで二世帯？三世帯
かのように
かのように仲良くしてもらってる…
子供たちの成長をパパママと一緒に喜ばせてもらってる
おとんは見た目がクマさんみたいで
性格を知ってると親しみやすいのに
初対面から仲良くできるタイプではなかったと思います
おとんもそれを自覚していて
初回の駐車場パーティのときに降った大雨で
水着きてシャンプーをするという
子供たちにとって衝撃的でオモシロイ人だ
という印象をもってもらえたおとん
看護学校で歳下の同級生との接し方も
懐いてくれた子供たちから学んだ部分もあったでしょうね
モカママにはおとんが残してくれた
たっくさんの思い出と
有り難い環境がある(帰ってきてる お話はこちら)
モカママは幸せです
だからおとんのやり残した宿題も
ちゃんとやって行くから
これからも見守っててね おとん
見守ってくれてありがとう
みんなが幸せでありますように
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