ラマルシュ レ・マルコンソール 2020年
ラマルシュ レ・マルコンソール 2020年 暫定95+点大好きなラマルシュ。グラスでの試飲なので暫定点として。2020年は初めて飲みますが、これまで(2019年のマルコンソールはまだ飲んでませんが)よりもさらにフワフワ。まだ硬さがあるのにフワフワ。味わいはヴォーヌ・ロマネでみんなが好きなやつですが、こんな感覚のヴォーヌ・ロマネはラマルシュ以外ないです。多分。少し香りは閉じ気味ですが、例年よりやや多めの黒果実にハーブとお花の華やかな香り。味わいも少し黒果実が例年より多めですが2020年にありがちな濃さは微塵もなく、ヴォーヌ・ロマネらしい綺麗な酸・ミネラルと甘やかな果実味のバランス、多層的な旨味・複雑性、長い余韻は優良なグラン・クリュのレベルです。これは熟成したらどうなるんでしょう。いや~改めてラマルシュ好きだなと再確認し、グランリュ2019年を大人買いしたことを無理やり肯定しようとしている自分がいますが、後悔はもちろんない。。。2020年のブルゴーニュについてはそれなりに飲んだので傾向がわかってきましたが、2018年・2019年よりも濃いですが、要素は詰まっているものが多く、2018年よりは酸がしっかりあるので熟成させると結構化けるものも多いと思います。今飲むのはお勧めではなく、ACブル・村名でも生産者によってはしばらく待った方が良いワインが多いです。1er以上はかなり長い熟成期間が必要な気がします。2021年も大分入荷してきていますが予定通り高くて少ない。デュバンのシャンベルタンが10万超えって。価格穏当で美味しいシャンベルタンの最後の砦が・・・なので予定通りバックビンテージを買いながら、選りすぐりだけを購入しているような状況です。セシルも断腸の思いで選びました。ヴォーヌ・ロマネ優良生産者のグラン・クリュは本当にこれで最後でしょう。DRCは買えるかも?なので買えるだけ3本追加で。。。合計◯本となりましたがこちらも全く後悔はない。さようならヴォーヌ・ロマネ。。