ブルーノ・ジャコーザ /バローロ・リゼルヴァ・レ・ロッケ・デル・ファレット 2004
・ブルーノ・ジャコーザ / バローロ・リゼルヴァ・レ・ロッケ・デル・ファレット 2004 97点通称?赤ラベル。神の雫に使徒候補として出た時もよい響きでした。最近飲んだイタリアワインでは抜きんでていた1本。バローロに限らず全てのワインの中で最高峰のワインの1つだと思います。複雑かつ華やかな香りがグラスから沸き立ち、この時点でヤバいワイン。ハーブやスパイスなどいろんな要素を赤果実の心地よい甘やかさがきれいにまとめ、旨味・複雑性・多層感ともに偉大さを感じるスケールで素晴らしく長い余韻。はじめは少しまだタニックでしたが早飲み派の私としては全く問題ないレベルで、ボトル後半の方がなぜかスムースとなり個人的には第一の飲み頃に入っています。恐らく10年後はさらに偉大なワインとなっていると思われ、私にとっても100点となる可能性があるワインだと思います。こういうイタリアワインがあるから、好みはフランスとわかっていてもやめられないんです。予算は大分削られてしまいましたがこれからも頑張って良いイタリアワインを集め続けていきたいと思います。