愛知県は新城市のお茶生産者さん、鈴木製茶さんの『新城紅茶 さやまかおり』。
こちらの和紅茶もは昨年冬に開催された地紅茶サミット in ぎふで購入した紅茶ですよ〜(^^)
鈴木製茶さんはわたし以前から大ファンで、過去に何度か紅茶レポも書かせていただいております♪
古くは2016年にべにふうき、
2018年にはべにひかり夏摘み、
そして2019年にはべにふうき夏摘み。
そのあとコロナ禍があったりしてなかなかイベントで購入できなかったりして、昨年久しぶりに地紅茶サミットでお見かけして、購入することができました〜\(^o^)/
地紅茶サミットレポでも書きましたが、鈴木製茶さんがわたしの顔を覚えていてくださったことが本当に嬉しくて嬉しくて!!!
もう一生推しでいきます! いかせてください!!! …なんて思いましたよ〜(≧∀≦)
そして最近ではイギリスのティーコンテスト「ザ・リーフィーズ2023」で受賞されたり、国内のお茶イベントで一番大きいイベントのひとつ「ワールドティーフェスティバル」に出店されたりと、ますますご活躍中の鈴木製茶さん。
地元の人気者がアイドルとしてメジャーデビューして、世界に羽ばたいていって、どんどん手の届かない存在になっていく…みたいなほんのりとした寂しさというか、そういうのはありますが、でもでも、とても喜ばしいことです!
これからもずっと応援しておりますね〜!!!
なんせ一生の推し紅茶ですから!!!
…とまぁ、暑苦しい感じの文面はここまでとして。
ただでさえ猛暑なのに…(;´д`)
というわけで紅茶レポです♪
鈴木製茶さん、パッケージがまた素敵になりましたね(^^)
以前のクラフト製のパックもシンプルでカッコよかったですが、より洗練された雰囲気です。
また、縦長だったのが横長になって、茶葉が取り出しやすくなりました。
縦長のパックが多いのですが、最後のほう茶葉をすくうのけっこう難しいんですよね…^^;
特にわたしが使っている下のような持ち手の短いティーメジャーだと、底のほうはすくいにくいんです…。
なので横長は地味にありがたいです。
さて、今回の『さやまかおり』。
一昔前のアイドルのようなお名前ですが、『さやま』は埼玉県狭山市の「さやま」で、狭山茶の品種ですね。
多くは緑茶になる品種だと思います…紅茶で見るのは初めてかも?(個人の感想?です。)
今は日本国内どこのお茶の産地でも和紅茶を作っているので、いろんな品種の紅茶が出てきていてとても面白いし勉強になります。
品種によってそれぞれ個性も違うし、品種が同じでも地域や土壌、摘む時期やその年の気象条件によっても変わってくるし…本当に奥が深い。
紅茶沼とはよく言ったものですよ、全く^^;
それはともかく『さやまかおり』の紅茶の茶葉はこんな感じです。
茶葉のサイズはOP。
写真では濃い茶色…黒っぽくも見えますが、実際はオレンジ色がかっています。
ところどころ緑みもあって、春摘みというのも納得できますね(^^)
淹れてみると水色は明るくみずみずしいオレンジ色。
浅い色合いなのでまだもう少し蒸らしたほうがいいのかな…と思いきや、香りがもう充分に漂ってきます。
飲んでみると…なんて清々しいんでしょう!!!
まず来るのは甘みなのですが、とても爽やかな甘み!
なんだろう…フルーツ系…?
あっさりさっぱりした梨とかりんごとか、そんな感じのフレッシュな甘みです。
そのあとに紅茶っぽい(…って紅茶なんだけど^^;)渋みがほんの少〜しだけ舌に感じられて、喉を通るとまたふわあぁぁっと甘みが広がる…。
そしてその甘みはけっこう余韻を残して続くので、幸せ感が持続します。
はぁぁぁ…力が抜けていく…(*´Д`*)
でも甘みが次第にフェイドアウトしていくと、口の中はすっきりしていて、紅茶なんだけど後味は緑茶のような感じがするような…?
パッケージの裏に「フレッシュな若葉の香りをお楽しみいただけます。」とあるのですが、うんうん、存分にお楽しみいただけました!(変なニホンゴ^^;)
これは…一煎だけで茶葉を捨ててしまうのはもったいないヤツ…。
そう思い、飲み終えた後の茶葉は捨てずに、そこにさらに水を入れて水出しアイスティーを作ってしまおう!と小さめティーポットに入れなおしました。
出がらしの茶葉使うの?! ケチケチじゃん…とお思いになるでしょうが、ダージリン1stなどの高級茶葉は出がらしでもまだまだ充分出るのです!
さすがに全部出がらしは薄くなっちゃうかな…と思って少し茶葉を追加しましたが^^;
そうして一晩置いたのがこちらでございます☆
見てください! しっかり出てるでしょ???
ゆっくりと時間をかけて抽出しているので、紅茶本来のポテンシャルを余すことなく堪能できるのです…。
オススメは先ほども書きましたがダージリン1stとか、春摘みの紅茶が向いていると思います。
普通の普段使いの紅茶でもできなくはないと思いますが、お味は落ちるかな…?
フレーバードティーには不向きです。
水色はお湯で普通に淹れた時とそこまで変わりませんでした。
おそらく水が少なめだったからと、追加の茶葉が思いのほか多かった(でも1.5gほどだったと思う…)からかと。
飲んでみると…うん、やっぱり薄いなんて全然感じないです。
甘みの前に先に渋みがくるところが、ホットで淹れた時とは少し違うかな?
でもすぐに甘みがぶわぁっと広がって、後味はよりすっきりさっぱり。
緑茶っぽい口当たりは水出しのほうが増す感じがしました。
はぁ…コレは梅雨明けの今日にふさわしいすっきり系の水出しアイスティー…( ´ ▽ ` )
外は暑そうですが、家の中でクーラー効かせて飲むのに最高なアイスティーでした♪
何度も言いますがやっぱり鈴木製茶さんの紅茶は美味しい…。
今年も新茶の生産は着々と進んでいるようなので(Instagramいつも観てます♪)、また新たな紅茶に出会えるのを楽しみにしています(^^)
今年も尾張旭の紅茶フェスには出店されるのかな…???
またお会いできたら嬉しいです!!!
紅茶レポ293回目、「和紅茶」カテゴリ33種類目でした〜(^^)
*****
ここまで読んでいただきましてありがとうございます♪
こんな記事を書いているすずまきってどんな人?…と気になった方はこちらもどうぞ(^^)
『その6』までありますが…お暇な時に紅茶飲みながら是非〜☆