大晦日の今日、ゆっくりとした朝を迎えています。
大掃除もだいたい終わり。細かい事をいえばキリがありません。終わったという事で。

今年もいろいろと作ってきましたね。
建築/リノベーション、木工、鍛鉄・・・その他諸々。
普通の水を電気分解して水素ガスと酸素に分離、燃料として使うマッドサイエンティストライフにも挑戦しましたが、今の所うまく行ってませんね。あれに関しては大幅に改良が必要なようです。


外部リンクとして、Pinterestに「2017年に作ったもの」というボードを用意しました。
ほんの一部なんですけどね。足跡だけは残して行きたいので。


一つ一つ、部品を作る事が多いので、一つのものを作るのにどうしても手間がかかります。
それを理解して頂ければな・・・と思うんですが。


来年は古民家のリノベーションを少しずつする予定です。
資金繰りも大変ですが、当面の課題は残置物の分類と片付けになるかな。
それが終わってから実測とプランニングが始まる事になるかと思います。



世間一般は年の瀬ですが、仕事納めの日は来るんでしょうか?
鍛造祭り状態ですね。
なんとか少しずつ完成させていますが。





前回までに手水鉢を吊り上げるための工具を制作しているという記事を書きましたが、毎度の事ながらややこしい事になっています。
その工具の部品を作るために、新たに鋼材を掴むためのトングを制作しなければならず。

今日、やっとそれが完成したんですけどね。
9mm×50mmの炭素鋼を火入れするために掴むためのトング。

硬い炭素鋼ですのでハンマーで叩く衝撃に耐えて、しっかりとグリップするトングが必要なんですよ。





こんな感じで、トングの先端をサンダーで割って、火入れして曲げて爪を作った訳ですが。
このトングを作るのに思い通りの形になかなかならず苦労しました。
最終的には真っすぐに叩く伸ばして、微妙に曲げる事で納得できるものになりましたけどね。
ガッチリと掴む事はできるんですが、この構造、逆にリリースする時はやりにくいですね。
爪の角度が90度変わっていたら、多少リリースしやすいのかもしれませんが。

そして、このトングを作るために、また新たに作らなければならないものが・・・。





16mmの丸鋼を固定するためのホールダウンクランプ。
丸棒をアンビルに固定するためのものは、今まで欲しいなと思いつつ、作ってなかったんですよ。



少し長い丸棒でも固定できるように、クランプの首を曲げています。
軸より後ろに逃がすためですよ。
こういう細かい使い勝手を考えながら、仕事を進めるための工具を作っている訳ですね。

これらの工具類が揃って、手水鉢トングの部品作りもあと少し。
でも、明日は特に作業場の大掃除をしたいなと思うんですけどね。

やっぱり洗面台の制作は年越しになりそうです・・・。


久しぶりにセルフビルドの話題ですね。
今日午後から、移住候補地にある古民家の所有者さんとの初顔合わせでした。
クリスマスのためか道路の渋滞がいつも以上に。二時間かかりましたね。
お待たせして申し訳ございませんでした。

仮にA案物件と呼んでいた古民家の交渉をさせて頂いた訳ですが。
結論から申し上げれば、願ってもない条件を提示して頂きました。
もちろんこれを受けないのは損ですね。
いくつか克服しなければならない問題はありますが、これまでの苦労を思えば楽なものです。

是非、お話を進めさせて頂きたいと思います。

今日のお話で初めて伺ったんですが、畑も物件の中に含まれているとの事でした。
さっそく見学させて頂いたのですが、かなり荒れていましたけどね。わりと広い畑でした。
これも使わない手はないでしょう。


登記などの手続きを来年2月の節分には済ませたいなと。

やっとこれで一つ前進しそうです。いいクリスマスプレゼントになったように思います。
長い間、苦労してきましたからね。流浪の旅という訳ではありませんが、本当の桃源郷が今度こそできそうです。

もちろん、これから行うリノベーション作業が大変ですけれどね。
全体の工事は4~5年で終わるだろうか?わかりませんが。

取り急ぎ工房機能と、収入源の一つ石窯焼きのパン屋の機能を早く進めたいです。


計画が進み次第、この件に関しては改めて告知させて頂きます。
セルフビルドですが、お手伝い、ワークショップなども企画・活用したいと思います。










正直、一円にもならない仕事が続いていますが、いずれも必要に迫られて・・・。

11月も腰を痛めて動けなかった時期がありますけれど、一度傷めると、用心しなければ。
という訳で、こんなものを制作し始めました。





実家のリフォームに伴い、洗面台を新たに制作するにあたり、クソ重い石の手水鉢を洗面ボウルにするという発想はいいんですが、まだ何度も持ち上げては据え付けての繰り返しになります。
スクライブがまだ終わってないんですよ。
宮大工たちが柱の際を礎石に合わせてけがいていくのと同じ事をしている訳です。
なかなか技術が必要ですよ。
円柱形なら、こんな吊り具がなくても、Vスリングで十分なのですが。
手水鉢のような形状はスリングの類では・・・。
正確には縛れますけれど、下から回さないと縛れない訳で。この場合は邪魔なんですよ。
垂直に吊り上げ・吊り下ろしができて、底部が邪魔にならないように。

そこでこれをチェーンブロックで吊り上げるための吊り具の制作を始めた次第です。




重さは70kgくらいなので、さほどでもないんですが。
また半月以上動けなくなるのは勘弁して欲しいし。もうすぐ正月ですから余計にね。


普通の鋼材(SS)では簡単に曲がってしまうので、炭素鋼(S50c)のフラットバーを取り寄せて鍛造にしています。
いや~硬いのなんの。
曲げる部分だけ加熱しても、温度が上がりませんね。先端から全体的に一度焼いてやらないと。
燃料のコークスの消費量もすごいです。あっという間になくなってしまいました。







手水鉢を掴むための爪の部分です。
フラットバーの両端を曲げて爪にする訳です。
炭素分の多い炭素鋼、特にS50cになるとアーク溶接ができないので、このような加工をする事になります。


手水鉢の丸い形にだいたい合わせて掴めるようにフラットバーを曲げていく訳です。
今回の難関はこの硬さで、材料を人力で90度捻じる事ができるかどうか。
4つの部材を捻じって、一番上の写真の部材と接合しなければなりません。
加熱がもう少しスムーズにできればいいんですが、なかなか温度が上がらず柔らかくならないんですよね。


10年ほど前までは以前の商売の関係で、丸太を掴むための、こんなトングが欲しかったんですが、買えなかったんですよね。
ログビルディングで長尺材をクレーンで掴む際のログトング
あるいは土木工事で側溝等のコンクリート製品を掴むもの。
石屋さんが石材を掴むためのものもありますね。
いずれも正規に買えば10万円くらいするものです。

それを、この歳になって自分で作る事ができるようになるとは・・・。
感慨深いものがあります。


なんでも自分で作る事ができるようになるのは、大幅に経費を削減する事ができますが
一方で、それを作っている間には収入が入ってくる事がない。
マイナスにならないかもしれないけれど、決してプラスになる事もない。
贅沢なんでしょうかね?


こちらも需要があれば制作します。










こちらもなんとか間に合いましたね。

おふくろへの、クリスマスプレゼントとして制作していた移植ごて。




バネ鋼を薄く叩き伸ばして作ったものになります。
全体が鋼ですので、最近のホームセンターで売ってるような、すぐに壊れるものとは違って丈夫ですよ。

しかし硬いのなんの。薄く叩き伸ばすためにスプリングハンマーが欲しい所です。
もっとも、騒音の関係で。うちには設置できませんけれど。
1.6kgのハンマーを振り下ろし続けて。
燃料のコークスがいくらあっても足りなくなるので、最終的にはサンダーで削って薄くしましたけれど。




柄の部分には山桜の角材をカンナで削ったものを使用しました。
それを貫通リベットでかしめてあります。




焼き肌もしっかりと残っています。手作りである事の証。
サンダーで削った後の筋がまだ残っていますが、これは致し方がないのかも。



今回は一応身内へのプレゼントとして制作しましたけれど、需要としてはどうでしょうね?
一つを作るために何日かかってるやら。
当然、工賃として金額に反映しなければならない訳で。
そんな高額なものが売れるとは思えないのですが。

なので、記念品、贈答品としての需要を考えたほうがいいのではないでしょうか。
柄の交換はいずれ必要かもしれませんが、一つ作ったら、ほぼ一生モノになるでしょうから。



こんな感じで、注文制作もいろいろとできます。
そんな需要があれば請けます。

先週、再び、この工具を作ってみました。




正式な名称が分からなかったので調べてみたんですが、国内では「ホールドダウンクランプ」という名称で販売されているようですね。

鍛冶屋のアンビルの上で、焼けた鋼材を保持するための道具で、アンビルの丸穴に差し込んでハンマーで打ち込むと、アンビルが持ち上がるくらいガッチリと材料を保持します。
逆に下からハンマーで叩くと、簡単にリリースできます。

鍛冶屋だけでなく、木工でも使う事ができるんですけどね。
ホールドできる厚さは100mm前後。もう少し長いものを作る事も可能です。
なので需要はそこそこあるんじゃないかと思うんですが。

一応、売り物を意識して作りましたので、前回よりはいい感じにできていると思います。
仕上げはまだしていませんけどね。蜜蝋仕上げかなぁと考えていますが。
次回、コークス炉に火入れをする時に仕上げる事になるかと思います。





問題はこの販売先なんですが。
Creemaではおそらく売れないと思います。
まず、こういった手作り、ハンドクラフト向けの「道具」を扱うカテゴリが存在しない。

となると、ヤフオクかなぁ?と思うんですが、いかんせん安く買い叩かれるのがとても・・・。
4時間半、ハンマーを振り下ろし続けてる訳で、わりと作るのは大変なんですよ。

いや、市販の木工用のクランプにしてもそうなんですが、高いですよね。
工業的に大量に作られているもので、あの価格ですからね・・・。

あとはメルカリかなぁ?と思うんですが、まだメルカリは使ってないんですよね。


このシーズン、キャンプ道具、焚き火道具を作っても売れないので、道具鍛冶もいいかと思うんですが、まだ販路を確立できていないのが現状で。

困ったものです。


寒いですね~。
こんな寒い日はコークス炉に火を入れて鍛冶屋の作業をするに限ります。

話が飛びますが、自分の体を見て言えるのは、今現在、左肩に比べ右肩の筋肉量が多いんですよ。
風呂に入っても、右手と左手では血流が違っていたり。
やはり右腕を酷使する鍛冶作業のため、血管の量、本数、太さ、左右で違うんでしょうね。
かといって左腕でハンマーを振り下ろし続ける事は、たぶんできないでしょうね。

脚の筋肉が衰えているようなのは、ウォーキングでもやらないとダメかなと。


さて、話を戻して。

ここ二日ほど、実家のリフォーム関連作業をしつつ、鍛冶仕事をしていた訳ですが、以前から欲しかったものを作ってみました。






正式名所は知らないんですが、アンビルの丸穴に差し込んで、焼いた材料を加工する際、動かないように固定するためのクランプ。



こんな感じで丸穴に差し込んで、上からハンマーで叩くことで材料をホールドしてくれます。
曲げてある部分がスプリングと同じようになっている訳で。

木工でも同様のクランプを使う事がありますが、日本では一般的ではないかも。
トグルクランプと同じような使い方ですね。


これまで使っていたものは16mmの丸鋼を簡易的に曲げただけのものを使っていたのですが
プロとしてやるのであれば、一丁はこういうものを作りたいよな・・・と、ずっと思っていた訳で。
そして、鋼材を直角に曲げる。これが一つのテーマでした。





まだ直角にはなっていませんが、コツは掴んだかなと。
鋼材を直角に曲げるためには、加工する鋼材を火に入れて、曲げたい部分を太くする必要があります。
実際にやってみると分かりますが、本来の鋼材の太さで直角に曲げようとすると、細くなってしまうんですよ。当然強度的にも落ちてきます。

そのため予め太くする必要がある訳です。
何度か加熱して鋼材の両端から叩いて圧縮していく・・・感じですね。
当然曲がってしまいますので、それを修正しながら。

直角に曲げる事ができるようになれば、応用として例えばドアノブなどもよりカッコイイものが作れるようになるかなと。


木工用のクランプとして販売しようかなと思ったのですが、まだこれでは売り物にはなりませんね。もう少し精進します。


全体的に鋼材が短かったのもありますね。
鍛造の加工の際には55~60cm前後欲しいなと。
もう一本、自分用に作ってみたいと思います。今度は丸鋼を固定できるクランプを作ってみたいなと。


こちらも、少しずつですが、進めています。




実家のリフォームに伴い、裏の犬走を土間にする作業。
あと少しで終わりそうです。年内には終わらせてしまいたいんですけどね。

水を加えて練ったモルタルを延々と運んで鏝で慣らすのは体力的にしんどいので、真砂土と珪砂、セメントを空練りしたものを敷き詰めて、幅広の鏝で押さえた後、水をぶっかけて固めるという方法を採用しています。
ミキサーがあれば練るのは楽でしょうけれど、この狭い所を運んで慣らしていくのも大変ですよ。
少しでも軽いほうがいいので。

表面的には一晩くらいで固まるんですが、下のほうは固まっていませんので、2~3日、水をかける必要でありますけれどね。


もう少しセメントの量を減らしてもいいのかもしれません。
割合がいまいち分かりにくいので、まちまちになってしまうのが難点ですね。


頑張って年内に終わらせましょう。



一か月半ほどコークスがなくて、何もできなかったのですが、久しぶりにコークスが入荷。
さっそく作ってみました。



ブッシュクラフトやグリーンウッドワークで使う小型のドローナイフ。

刃幅が広いので、35mm幅に切って、柄を差し込む部分を作って曲げて。




昨日、午後からサンダー二種類で鎬を作りました。
仕上げまではまだいくつかの工程があるので、年内にできるかな?
もちろん、販売用です。価格は未定ですが14,000円~くらいかなと。




もう一つ作っているのがおふくろへのクリスマスプレゼントにしようと思っている園芸用の移植ごて。
最近、ホームセンターで売ってるものは、ちょっと硬い土を掘るとすぐに曲がってしまう、どうしようもないものばかり。
これなら全体がバネ鋼なので、そう簡単には曲がらないでしょう。

ただし、作るのは大変。
炭素鋼やバネ鋼を鍛造にするには、ホントにスプリングハンマーが欲しいですね。
自作している人もかなりいるんですが、現状では音の問題で、うちでは使えないし。
まず自作するだけの資金がありませんね。いずれそのうちに。




まだこんな感じで、かなり厚みがありますので、もっと薄く叩き伸ばす必要があります。
硬いんですよ。ホントに。




年内はこんな感じで時間のある時に鍛冶仕事をしています。


普通の水を水素と酸素に電気分解してエネルギーに変換するというブラウンズガス。
昨日までにやっと部品が揃って、さっそく実験をしてみました。
マッドサイエンティストライフ 初始動ですね。




電源アダプターを差し込むと、Youtubeなどで見ていた光景とは明らかに違う。
水が次第に白濁してきました。
しばらく様子を見ていましたけれど、水素となって現れる気泡もほとんどなく。





電源を一度抜いて、原因を考えてみたんですが。
何も考えずに水に加えたのが、どうもにがり塩。つまりマグネシウムに反応していて白濁しているのではないかと。
そして、そのマグネシウム自体が分解の阻害要因かな?と考えた訳です。

待てよ?と思って、水をただの水道水に交換してみました。




今度は分解される際に同時に発生する酸素と電極の銅板が反応しているんでしょう。
酸化銅の青い色が出てきました。
おもしろいですねー。こんなに単純に化学変化するものなんですかね。

さきほどより、分解の効率は上がっているのか、気泡も大きく、そして多くなっていました。





でも、何か事を成すには十分とはいえない生成量ですね。
とてもこれでは使えない。


他に原因として考えた事・・・。
電極として使った銅板の表面の事とか、あとは電圧ではなく電流量(アンペア)が足りないとか
そんな所かなと。

現在はDC12V 2Aの電源を使っています。
電圧はDC5V~12Vくらいでいいと言われてます。稀に15Vの電圧を使っている場合をYoutubeで見かけますけれど。
車やバイクに搭載して電気分解をするとなれば、12Vになるでしょうから、そこは考えなくてもいいかと。

となると、やはり電流量が足りないという事なんでしょう。


今回は一旦実験を中止、年内に再びできるかどうかわからない状態ですが、鉄板の溶断を早く試したいのと、他への動力源として転用できるようにしたいものです。