昨日は久しぶりに鍛冶仕事。
石窯を作るためにもらってきた玄武岩の他、とにかく石を加工する機会が増えるので、矢(クサビ)などを作っておきたくて。






いちいちトングを作るのがめんどくさいので、鉄片に鉄筋を溶接して持ち手を作って鍛造。
こういう斜めになるものって掴みにくいんですよ。

あとで鉄筋を切り離してやれば、矢(クサビ)ができるという訳です。

昨日は試しにセリ矢も作ってみました。



初めて作るものなので、感覚もなにも分からないのもありますが、思った以上にテーパーがついていないように思うのは気のせいでしょうか?
専用の金床を作ったんですが、使い方がよくないのかなとか。いろいろと考える事は多いですね。
肝心の打ち込む矢(クサビ)は、手頃な炭素鋼がないので、まだ作っていません。
自動車用のコイルスプリングを探さなければなりませんね。

本来はこの本体も炭素鋼で作ってあるもののようですが、なかったので13mmの丸鋼を使いました。


セリ矢の新品を買えば1000円くらいでありますけれど。
道具の自作ができる事は、果たして本当に経済的なのか。
悩む所ではありますね。
昨日は雑用事に疲れてました。

実家近くの水道屋の資材置き場に、どこかの家の石垣を解体した際に出たと思われる玄武岩っぽい石を積み上げていたので、使う予定があるのか尋ねてみた所、あげるよって話だったので回収に行ってきた次第です。




これから始める移住先の古民家で、週二日営業のパン屋を開業する計画ですが、そのパンを焼く石窯を作るために使おうと思って。

軽トラで三往復。0.7立米って所でしょうか。
いやぁ~、重かった。
まだ足りないでしょうけれど、今、うちの庭で保管する場所もなくなったので打ち止めですね。

過去に玄武岩を買ってきて、石窯を作った経験があるので、再び使おうっていう訳です。

耐火レンガを買ったほうがはるかに楽なんだろうと思います。
でも、予算を極限まで削減して、償却に追われないような商売を目指す事。
そのためには他人の不用品を徹底的に活用する事。
それがテーマの一つでもある訳です。

耐火レンガであれば、形が揃っている訳ですから、窯を作るのもその分楽ですよね。
石はそれぞれ形や大きさが違うので、なるべく形を整える必要がある訳で。
石を割っていくことで、数量も増える訳です。

それでも今回回収してきた数量では、ドーム型の石窯を作るには足りないかもしれません。
トンネル型かなぁ・・・って事も考えています。

ま、石の割り方も経験しているので、なんとかなるでしょう。

移住開始までの間に、少しでも、特に大きな石を大割りにしておきたいと思います。重いままだと持って行くのが大変なので。


実家のリフォームに伴い、曲線の土壁に合わせて作る幅木。

過去、何度かスチームベンディングで木を曲げるという経験はあるんですが、何度やっても思うようにはなりませんね。




昨日までに二枚目まで曲げた話をしたと思いますが、残り一枚。脱衣所の壁に使うつもりでした。
結果的にはご覧の通り。



原因は、おそらくナラの木の曲げ強度でしょう。
曲げ型の曲げ半径がキツすぎて、それに耐えられなくて破断したのだと思います。

ちなみに、木材の中で曲げ強度だけで見れば、一番よく曲がるのはブナの木でしょうね。
ただし、国内では東北各地、北海道くらいしかないと思ったほうがいいでしょう。
三重・鈴鹿山系にもあるようですが、まず流通していませんね。

大阪にブナ材を扱う材木屋のwebがあって単価を確認した事がありますが、乾燥材で立米65万とか・・・。
12mm厚の一枚が1万超えですので、お話にならんかなと。
立米45万前後ならまだ考えますけどね・・・。

ブナの次に曲げ強度が強いのがケヤキかなと。
また、ケヤキも幅木やフローリングに使う事がないので、そんな規格で挽いてませんよね。
材木屋の在庫である大きなものを、別注で挽いてもらう事になる訳ですが、当然、高いものになりますね。
ま、どうしてもというお客さんのためなら、それもありでしょうけれど。
お金のない、うちの実家のリフォームですから、そこまでしなくてもいいかと。

曲げ加工に針葉樹は向いていないそうです。
ただし、曲げ半径が大きなものであればいけますけれど。
曲げ輪っぱのように、柾目に薄く挽いたものを積層にしないとできないと思います。手間の問題ですよね。

脱衣所の幅木は他の方法を考える事にします。





実家のトイレの壁の形状に合わせて幅木を曲げる件。
準備が整ったので、昨日実施してみました。

2年ぶり?にスチーマーを用意。


合板で作って、断熱材を貼り付けています。
2年前に作り直したものですね。





寸胴鍋を改造したボイラー。
水量計がないので恐いのが空焚きになる事。
そのため、ある程度時間が経過したら、定期的に熱湯を注ぐ事ができるようにしています。

昨日は結局10時間炊き続けてましたね。
朝9時過ぎに点火、約1時間ほどで沸騰を始めるので、材料をスチーマーに入れて。

午後5時頃、まず一枚目。


無事に曲がってくれました。
やれやれです。

毎度の事ながら、スチームベンディングでは大量のクランプを必要とします。
これらの工具類、廃業を決めた時に総て処分しようかと考えたのですが、やっぱり捨てられなかったですね。
もし処分していたら、自分には何もできなくなっていたかもしれません。

二枚目。
次は少し難易度の高いベンディング作業。



やはり失敗があります。
スチームベンディングを成功させるには、いろいろと条件があります。
一番の条件は曲げようとする木材の曲げ強度でしょうか。
含水率なども関係もあります。
次に曲げ半径の強弱。
今回の一枚目のように比較的大きな曲げ半径であれば、曲げ強度の強くない木材でも曲がってくれます。
針葉樹などもそうですね。

今回の二枚目のように曲げ半径がキツくなる(直角に近くなる)と、せん断や座屈という現象が発生します。



こんな感じで、木材の繊維が引っ張られて、破断してしまう訳です。
今回は材料がなかなかそろわない事もあって、無節のナラのフローリング材を加工して幅木にしたのですが。
ナラの木も曲げ強度はあまり強くないので、やはり無理かなと。
ちなみに曲げ木家具などでよく使われるのはブナの木。
日本では滅多に流通するものではないでしょ?
家具専門の工房でもなければ、あまり使う事がない樹種の上
国内では枯渇に近い状態ですからね。

あるとすれば秋田、会津でしょうけれど、今は大雪の中。
しばらく山には入れないでしょう。


鉄板を取り外してダメージの様子を確認しなければ、なんともいえませんが、幅木の裏側になるので、見なかった事にしておこうかな・・・と(笑)




長くなるので後編に残りを書きたいと思います。




昨日、二週間ぶり?に移住予定地に行ってきました。

買い取りを希望している古民家の近所の方々への挨拶と、うちの仕事柄、どうしてもついて回る騒音の事を、事前に説明しておきたいので、役場を通して、説明の機会を設けて頂いた次第です。



騒音にもいろいろと種類があると思うんですが、うちでは木工房の他、鍛冶工房も営む訳で。
比較的音がうるさいであろう金床とハンマーを軽トラに積んで現地へ行ってきました。

木工の関係で大きな音がするといえば、自動カンナなどの木工機械でしょうかね。
今回は軽トラには積めなかったので持っていきませんでしたが。

幸い、地元の区長さんは、かつて製材所にお勤めだったようで、自動カンナの音について理解がありました。

いろいろと自治会側の話も伺った上で、実際に金床を叩いてみて、音を確認してもらった訳ですよ。
あとでトラブルになるのが一番困るので、予め説明をしておいたほうがいいかと。

概ね、音の問題については理解頂けたようなので、計画を進めたいんですが。
急ぐのであれば司法書士に頼まないとたぶんダメだと思うんですよね。

今、ちょっとお金がないので、何か自分にできる仕事がないものかと、あちこちに相談はしているのですが、いい返事は今の所、どこからもありません。


急ぐといえば、これ。



この物件に付属している畑。約300平米くらい。三畝くらいでしょうか。
ご覧の通り、荒れ放題荒れているので、早く耕したい。
幸い、所有者さんには、契約以前に耕してもいいよと言われているので、時間を作って行こうかなと。
ま、この状況では、一日やそこらで開墾できる状態ではありませんがね。


少し前進しそうです。


実家のリフォームに伴う洗面台の制作のその後。

昨日、設備屋のお兄ちゃんが来てくれて配管等の接続が完了しました。
ただし、帰ってから水を流してみると、漏水があって、結局昨日は使わず。
今日、改めて設備屋のお兄ちゃんにシールをお願いした次第です。




撮影のための照明の位置が悪くて影ができてしまい、完成写真としては不適格ですが、一応、こんな感じで。





庭に置いて、メダカを飼っていた手水鉢を石屋に加工をお願いして洗面ボウルとして使うアイディア自体はよかったんですがね。
重量70kgくらいあるものを、ひかり込みのために何度も上げ下ろしは本当にこたえました。

そのため腰を痛め、しばらく作業も中断していた訳ですが。
新兵器を自作して、作業再開にこぎ着けたという訳で。



これからはお湯も使えるようになりました。
快適になるのはいいんですが、余計な出費も増える現状には、すごく違和感を感じているので、これから始める古民家リノベーションでは、エネルギーの自給や生活コストを削減する方法を実践していき、それに伴う工事や工夫をしていこうと思います。



天板を支える鉄脚の様子。これからあまり注目される事がない部分ですので。

この鉄脚の制作も、もう少し早くできないかと。
その辺りは課題ですね。

古民家リノベーションでも同様の洗面台を作る予定です。
もう少し軽い手水鉢を探しておきます。


寒いですね~。
裏の作業場は一日のうち4~5時間は日陰なので余計に冷えます。
おまけに倒壊寸前の状態、隙間風なんて生温いものではない冷たい風が猛烈に吹き込んでます。
騒音の問題以外にも資材搬入すら困難な作業環境、この建物に余計な資金をかけず、他に投資したほうがいいという思いもあり、移転を急いでいる訳ですが。

一昨日までに、トイレの壁で使う幅木の曲げ型ができています。




あとはクランプ穴を開けて、幅木の幅と同じ鉄板を用意すればいつでも曲げる事ができます。

曲がりの外側って、木材の繊維が引っ張られてせん断しやすくなるんですよ。
それを防ぐために鉄板と一緒に固定しながら曲げる必要があるんです。
曲げ半径によってはこの鉄板がせん断する事もあるくらい、かなり力がかかるそうですね。
自分はまだそこまでの経験はありませんが。
一番いいのは鉄板ではなく、製材の帯鋸刃。
ベンディングストラップというものを作るそうで。
鋼ですので破断する事が少なくていいそうですが。
この辺り、持ち込みでシャーリングを受けてもらえる所がないんですよね。
まぁ、サンダーで刃の部分を切り落としてもいいんですが。
熱が加わるのもどうかなと。


もう一つ、脱衣所の壁の幅木も曲げないとダメなんですけどね。ここはどうしようかなと。
曲げ半径がキツくて、ナラの木の板でも果たして曲がってくれるかどうか・・・。
一応、曲げ型は作ろうと思いますけれど。



二月に入りましたね。

昨日、設備屋が最後の打ち合わせに来てくれて、問題なく配管を接続できるというので、洗面ボウルとして使う手水鉢の据え付けを終わりました。



天板の養生をした後、手水鉢の底の形に合わせて削り込んだ窪みにボンドK120を充填。

ここからは人力で持ち上げるしかないですね。
一発勝負的な所がありますが。
無事に据え付ける事ができました。




クッソ重っ!!
70kgほどなんですけどね。
アイアン脚の天板などを含めて90kgを少し超えてるかな。
もちろん決して持ち上がらない重さではないんですが、重いものは重い。

やっと一つ厄介な仕事が終わりました。
あとは配管を接続してもらえたら洗面所としての機能はとりあえず使えるようになります。
洗面所回りは、まだ細かい作業が残っているんですけどね。どうもやる気になりませんね。
というか、今月は色々と物入りなので、収入を確保しなければならないんですけどね・・・。
ネット販売のほうは一向に売れる気配もなく。



まぁ、とにかく、少しでも進めていかない事には。





実家のリフォームは、だいたいの作業は終わっていますが、細かい事をいえば、まだまだあるんですけどね。
早く工房機能を新たな場所に移してフル稼働させたいのもあって、移住の話を進めている訳で。
そのため、外出する事が多くなっています。

昨日は、トイレの内側の壁の幅木を制作するための準備に入りました。


デザイン的に、こんな曲面の土壁にしている訳ですよ。
その形に合わせた幅木を作る必要があって、その曲げ型を作る事になります。



便器の裏側もこんな曲面。
それをスクライバー等を使ってベニヤ板にひかり込みます。



ひかり込んだベニヤ板を、曲げ型に写し取る訳です。

本当ならもっと早い段階・・・
漆喰を塗る前に幅木を取り付けておかなければならないんですが、とにかく早くしろ!とうるさくて。
かといって、壁土の中塗りができていないと、この曲げ型を作る事はできませんからね。

曲げ型を一度作ってしまえば、他でも応用はできるので、これから始める古民家リノベーションでも使うつもりです。

まぁ、ややこしい事をする訳ですから、手間がかかるのは当たり前なんですけどね。
手間はかかっても、有機的なデザインというか。
それは大事にしたいなと。


曲げ型自体は2年前にできていたんですが、ひかり込みがなかなかできなくて、このタイミングになった・・・という次第です。


ところで、昨日、曲げ型を作っていて思った事。
ひかり込んだ板と、幅木の厚みによっては実際の長さって変わるんじゃなかろうか?と猛烈な不安に悩みまして。
念のため、型の方に若干プラスするようにしました。


一晩クランピングをして静置。今日午後から曲げ型の加工に入ろうかなと。


昨日は移住予定地を回って、挨拶回りというか、根回しというか・・・地元の方々を訪ねてまわっていました。

特に週二日程度営業するパン屋で使う石窯の材料集め。
それからこれから始めるリノベーションの建築材料の事。
図面を書き進めるには、もう少し時間が必要なので、できる事から進めている訳ですが。

移住予定地は、石の産地でもあり、いくつかの石切り場もあります。
花崗岩と、それより硬い閃緑岩の産地のようですが。
花崗岩は窯のように直接火が当たるとバリバリと割れていきますので、窯の外装や土台に使う予定ですが、これがかなり大量に必要になりますね。
火が直接当たる部分は、大谷石、豊島石といった凝灰岩の他、玄武岩などがありますが、産地が限られているのが難点ですね。
特に大谷石は、この辺りではほとんど流通していないので、塀の廃材などを入手する事は不可能と思ったほうがいいでしょう。
玄武岩なら県北に一部産出している山があって、石切り場もあるんですが、すでに何年も連絡を絶っていますので、今現在がどうなっているか。
場所もうる覚えですからね。

最悪は、粘土を掘らせてもらって、日干しレンガを作る事も考えています。

昨日、その材料の調達の話をしていると、補助金の話をいくつか伺いました。
その中でも、移住促進関連の補助金で、諸条件、あるいは補助率などもありますが、最大で500万の補助を受けられるような話まで。
空き家の取得に使うなら最大300万だそうで。

いやー、今まで役場の担当からもこんな話は聞いてませんでしたよ。これが使えたら助かりますね。
これは別に町内で開業するための補助金として上限100万もあるようですし。

材木で県産材を使うと補助金を使う事ができる・・・くらいしか考えてなかったんですが、これらの補助金が使えたらかなり違うんじゃないかなと。

基本的にセルフリノベーション、セルフビルドで進めるつもりで計画をしている訳ですが、例えば一人親方の大工さんとか、設備屋だけでも頼む資金があれば、本当に助かるんですけどね。

もう少し情報を集めてみましょうか。