実家のリフォームに伴い、曲線の土壁に合わせて作る幅木。

過去、何度かスチームベンディングで木を曲げるという経験はあるんですが、何度やっても思うようにはなりませんね。




昨日までに二枚目まで曲げた話をしたと思いますが、残り一枚。脱衣所の壁に使うつもりでした。
結果的にはご覧の通り。



原因は、おそらくナラの木の曲げ強度でしょう。
曲げ型の曲げ半径がキツすぎて、それに耐えられなくて破断したのだと思います。

ちなみに、木材の中で曲げ強度だけで見れば、一番よく曲がるのはブナの木でしょうね。
ただし、国内では東北各地、北海道くらいしかないと思ったほうがいいでしょう。
三重・鈴鹿山系にもあるようですが、まず流通していませんね。

大阪にブナ材を扱う材木屋のwebがあって単価を確認した事がありますが、乾燥材で立米65万とか・・・。
12mm厚の一枚が1万超えですので、お話にならんかなと。
立米45万前後ならまだ考えますけどね・・・。

ブナの次に曲げ強度が強いのがケヤキかなと。
また、ケヤキも幅木やフローリングに使う事がないので、そんな規格で挽いてませんよね。
材木屋の在庫である大きなものを、別注で挽いてもらう事になる訳ですが、当然、高いものになりますね。
ま、どうしてもというお客さんのためなら、それもありでしょうけれど。
お金のない、うちの実家のリフォームですから、そこまでしなくてもいいかと。

曲げ加工に針葉樹は向いていないそうです。
ただし、曲げ半径が大きなものであればいけますけれど。
曲げ輪っぱのように、柾目に薄く挽いたものを積層にしないとできないと思います。手間の問題ですよね。

脱衣所の幅木は他の方法を考える事にします。