小児科医であり遺伝子学がご専門の
中尾 光善先生によると
遺伝子の働きに影響を及ぼすのは
「生きる環境」と述べている。
環境とは？
空気・温度・衣・食・住・ストレスなど
「環境の影響を遺伝子がキャッチして、細胞が変化する」
かんたんに言えば、遺伝的なその人の細胞は
環境によっていくらでも変化できる
＝からだは変わるということだ。
だから、多因子遺伝病といわれる糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病は
生活習慣という環境
によって、かかりやすいか否かはわかれやすいと考えている。
がん家系もある程度、遺伝的な素因は関係するが、がんの発症誘因は非常に複雑である。
がん家系だからといって環境要因に気をつけて生活していても、なる時はなる。
だからこそ、検診を甘くみてはいけない。自覚症状をなめてはいけない。
これが、がん医療に携わった私の結論である。
7/1(水)「はじめての予防医学1day講座」へ参加されたみなさまのご感想です
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