書籍ライター・ママCEO 山守麻衣のブログ -167ページ目

こじはるさんのワークブラ

今日も、景気づけのブログです。

ここで千字ほど書くと、

本業の原稿も「饒舌」になる。

なんとも不思議なものです…。



「後追い」「人マネ」「付和雷同」よりは、

「青田買い」「発掘」「オリジナル」。

多くの編集者・ライターはそう思っているはずです。


なので、ヒット商品やベストセラーなど

「売れているモノ」に対する思いは複雑です。


少なくとも私は、

そんなブームに「のっかる」のがイヤなのですが、

最近「のっかって」良かったのが、

こじはるさんが宣伝しているコレ


本当にズリ落ちないし、

肩ひもがないという時点で

面倒くさがりの私にはピッタリです。

こんなワンピースには欠かせません。

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そして、カタイところでは

「のっかって」読んで、よかったのはコレ。

今さらですが…。


僕の死に方 エンディングダイアリー500日/小学館

¥1,365
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ベストセラーは、

「これが?」と「さすが!」、二極に分かれるわけですが

こちらは後者でした。


ヒット商品に、ときには「のっかって」購入して、

「なぜ売れているのか」を考えることは

大切だと痛感します。



しかし、死ぬまでに

ミリオンとは言いませんが、

ベストセラーを飛ばしたいものです。


誰も指摘をしませんが、

ヒット作が出るかどうかは単に「打率」の問題です。

長くやっていれば、当然何度かはヒット作に恵まれます。


逆に言えば、(よほどの方を除いて)

「〇〇さんが手がける本はみんな売れる!」というのは幻想で、

大ヒット作のウラには、

売れなかった作品も死屍累々…というのが

現状でしょう。


母数が大きくなれば

ヒットの確率も自ずと高くなります。


そんなわけで、

息長くバッターボックスに立ち続けたいものです。

がんの体験談

かなり切羽詰っております、山守です。


とある媒体で、がんの体験談について、

取材させていただける方を探しています。


とてもレアなケースだと思いますが

「手術をしたくなかった」

「抗がん剤治療をしたくなかった」

という思いをされた方に、話を伺いたいです。

医療への疑問や、「言いたいこと」がある方。




ご自身でなくご家族の闘病の話でもかまいません。

小一時間、取材をさせていただけませんでしょうか。(薄謝あり)

都内近郊、どこでも伺いますので、

ご連絡をいただけましたら幸いです。


宜しくお願いいたします。



このように、取材先を探すところから

ライターの仕事とする媒体も多いです。

本のタイトルは、こう決める

書いても書いても終わらず…。

眠気覚ましの更新です。


「原稿の『見出し』とは、何でしょう? どう書けばよいのですか」

という質問を、

昨日、生徒さんからいただきました。

「本文の内容の要約でしょうか…?」とも言われました。


確かに「見出し=要約」というのは一面の真理です。

でもそれだけではありません。


「見出し」とは、「本文以上に大切」というと語弊がありますが、

見出しが面白くないと、

本文が読まれない可能性があります。

なので、すごく大事。

タイトルやリードは

一般的に編集者の領分ではないかと思います。


しかし、編集者上がりのライターなんかは(私ですが)

書きたくて、書いてしまうことも多いです。

うまく書けたとき、

そしてそれが採用されたときは嬉しいものです。


では、どうすれば見出しってうまくなるのか?

私は「コピーライター」の「コピーライティング」の仕事と

似ていると思います。


それは、事実の「要約」以上の芸が求められます。

大変難しいのです。


「この見出し、何にも言ってないから考え直して」

と、上司に原稿を突き返されたことが多々あります。

(一応、日本語の体にはなっていましたが、

単なる要約レベルだったということでしょう)


では「いい見出し」ってどうやって書くの? という話で、

私も教えてほしいくらいなんですが、

ひとことで言うと、

「人の予想を裏切る」「常識と反対のことを言う」のが

一つのセオリーです。

本のタイトルの付け方にも全く同じことが言えます。


たとえば

「病気になりたくなければ、病院に行ってはいけない」

「やせたければ、思いっきり食べなさい」

「成績を上げたければ…(もうわかりますね)」


この「あえて常識と逆のことを言う」というセオリーは

王道です。

編集者は、このロジックを応用して、

タイトルやら見出しなどを考えています。

ただ、当たり前のことすぎて、

誰も意識していないし、

明文化もされていません。


人間の心理として、

「常識」と逆の言葉というのは、

大変、脳に「刺さる」のです。

よく考えてみるとわかりますが

あたりさわりのない「紋切型」の言葉は

スルーするようにできています。

だから皆、コピーライターは、あの手この手を使うわけです。


ただし、これがビジュアルになると話が逆。

人間は「紋切型」のものを好みます。


たとえば広告業界の言い古された言葉に

「3B」という用語があります。


「3B」とはbeauty(美人)、baby(赤ちゃん)、beast(動物)。


もちろん「ここにイケメンも入るでしょ!」

というような指摘もあるかと思いますが、

とりあえず、老若男女に訴求するのは上記の3B、

と言われています。(あとは、景色やら花やら『美しいもの』です)



まとめてみると、人間が好むものとは…。

言葉に関しては、常識と真逆のこと。

ビジュアルに関しては、「ベタ」な画像。


だから、

どんなとんがったことを言っている人でも、

「ベタに美しい」こんな画像を見るとほっとするわけです。

それが人間なんですね。

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このような人間心理は、あらゆるビジネスに応用できます。

他人と同じことはしない

編集の学校・文章の学校

講義をさせていただきました。

「こうして仕事を広げてきた――

出版社に採用されるコツ/ライター営業の仕方」

という内容で2時間です。

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約15名の受講生の皆さま、ありがとうございました。

お疲れ様でした。


「顔出しOK」の皆さんと。

「書くことを仕事にするために」という

最大公約数的なところで、

お話できたのではないかと思います。

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(※クリックすると大きくなりますが…。

見切れている生徒さんはごめんなさいです…)


ここでは、講義の詳細については控えますが、

一つ念押しでお伝えしたいのは、

「世の中とは、決して

親切なものではありません」ということ。


たとえば、どれほどライターさんが欲しくても

「ライター募集」などと誌面やHPで告知している媒体は稀です。


また、私は

「ライター募集」などと告知されていたら、

応募はしたくありません(笑)。

なぜなら、そこには必ず競争相手がいるから。

“レッド・オーシャン”が予想されるからです。

ゼロから顧客を開拓するほうが

よほど、やりがいがあるでしょう。


そんなアマノジャクとも言える反骨・先駆者精神を

心に留めていただければ幸いです。

メディアに携わりたいと願う方なら、なおさらです。

「付和雷同」では、ダメなんです…。


もっと話を聞きたい、

相談したいという方は、

個別にメールをくださいね。

本音で、本気で答えたいと思います。


最後になりましたが、

このような場を与えてくださった

編集の学校・文章の学校様に

心より感謝、御礼を申し上げたいと思います。

ありがとうござました!

泣ける話

『思わず泣いてしまう〇〇』。

そんな単行本に携わらせていただいています。

原稿を整理するだけで、滂沱の涙…。

私も負けじと、泣けるエピソードを披露してみたいと思います。


私は、編集&ライティングの技術と、マインドの全てを、

最初に勤めた出版社で教わったと感謝しています。

しかし、その出版社には、

女性は一生はいられないと思っていました。


ある日、編集部の40代の大先輩が

デスクでこんな家族ネタを飛ばしていました。

「昨日、子どもがマウスのコードをハサミで切っちゃってさ…」

明るい声でしたが、私はとても笑えませんでした。


その方には子どもさんが2人もおり、

いつも夕方になると必ず、

「ママいますか」と電話がかかってくるのです。

電話を受けた編集部員は、目立たぬようにその方に取り次ぐのが

慣習となっていました。


「子どもがマウスのコードを切った」ということは、

「ママ、それ以上仕事をしないで」というメッセージに他ならないでしょう。


最近、その雑誌の奥付に、

その大先輩のお名前がないことに気づきました。

フリーになられたのか、消息は知る由もありませんが、

どこかでお会いしたら、

御礼を言いたい気持ちでいっぱいです。


「新人のときから

厳しくしごいていただいたおかげで、

今なんとかフリーでやれています。

ありがとうございました」


そして…。


「私にもあなたと同じ、2人の子どもがいます。

まだ、マウスのコードは切られていません。

そのようなことのないように、

子どもにも心を配らねばならないと

あなたは私に教えてくださったのです」


フリーランスという働き方は、

本当に、母親である人に向いています。

顔のパックはホントに効くのか?

週末の講義に向けて、

普段は見向きもしないパックを買ってしまいました。

「天然精油でナチュラルに潤う」とあったので、

自然派であることを大義名分に…。
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私は、ある雑誌の数年来の取材を通して、

世のなかの大きな原則を学びました。


それは「ほとんどの『商品』(もしくはサービス)は、むしろ

買わなくてもよい(利用しないほうがよい)」という「視点」です。

なんでも「過剰に買う(足す)」より

「可能な限り何もしない」ほうがよい、と考えるに至りました。


美容しかり、医療・健康食品しかり。

たとえば、「顔のパックを15分するならば、

野菜の煮物でも作ったほうが美肌につながる」。

そう思うこともあります。


※いただいた取材のお仕事で、取材先の専門家が、

商品やサービスを推奨していたら、

その内容は、その人の言葉として、きちんと原稿にします。

それがライターの仕事であり、矜持でもあるからです。



そんな「何も買わない」ことをよしとする私ですが

わらをもすがる状況になると、「買ってしまう」。

そこに人間というものの弱さというか、面白さというか

本質が潜むような気がします。

「人間だもの」というやつです(笑)。


そして、「いいと思ったら効果がある」という

プラセボ(偽薬)効果は

どのジャンルにおいても、かなり顕著だそうです…。


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編集の学校/文章の学校 の講義では、

山守のオリジナルのコンテンツをお話させていただいています。

「仕事をどうやって広げてきたのか」

という「お題」のみをいただいて、

様々な経験を「普遍化」してお話しするというものです。



いわゆる「インストラクター」ではありません。

インストラクターのお仕事の

お声をかけていただくこともありますが、

私は、誰かが作った講義コンテンツのコピーではなく

オリジナルの講義内容を提供することに

こだわりたいと思っています。



なぜなら、ライターとは「コピー」をする者ではなく

「オリジナル」にこだわる者だからです。


平たく言えば、ライターとは

「自分の言葉」で「語る」こと。

どんな状況でも、自分で言葉を探し当てて

語ろうと試みる者だからです。


ライターとは何を大切にすべきなのか。

ライターの良心とは何か、

何を守るべきなのか。

というような抽象論も織り込んでいきたいと思います。

ナンパに学ぶ説得の技法

原稿書きの気分転換に、ナンパなハナシでも。


先日、渋谷でまったく知らない男性に声をかけられました。

いつの時代もナンパの手口は巧妙です。


「あ、久しぶり! ちょっと印象変わった?」

(やばい、ナンパだ。無視…)


「え? 忘れちゃった? この前、名刺渡したよね?」

(いやいや、絶対にもらってないしw)


「やせたよね? 500gくらい」

(ここで笑うと負け…)


「君、次期AKBのコでしょ?」

(振り切って逃げる…w)


「待って! 君、ヤバイのが出てるよ! 気づいてないでしょ?」

(つい歩調を緩めると、

手に小さなライトのような発光体を突然押し付けられる)


「ほら、君からオーラ的なものが…!」

(ついつい、苦笑。走って逃げるがついてくる)


「お茶のみに行こうよ、なんでもおごるから。ほら、ゴールドカード」

(免許証を目の前に突きつける。確かに金色の帯が入っており、

ゴールドカードと言えなくもない…w)


「仕事なので」と走って逃げても

「何のお仕事? 何時から?」とついてくる…。


「ねえねえいくつ?20代前半? じゃなかったら47くらい?」

(ここで間違っても、反応してはいけません)


必死に逃げると、最後は周りの人も振り向くような大声で、

お詫び攻撃。

「ごめん! 今まで隠してたんだけど、

俺、ハーフなんだよね。千葉と埼玉の…!!」


こういうときは、「信号の変わり目」などをうまく利用して

遁走するしかありません。


このように、ナンパのトークには

緊密にシナリオが張り巡らされています。

書き起こしてみるとよくわかりますが、

言葉数が極限まで抑えられています。


そして、問いかけが多いのが特徴です。

しかし、個人情報をさらす義務はさらさらありません。

まともに答えたら、負け。

のらりくらりと、相手の土俵に決して乗らないことです。


しかし、あの営業力とガッツだけは、

ぜひとも見習いたいところ…。


そして、ナンパ師やスカウトマンを集めて

セールストーク集を作りたいくらいです。

かならずマニュアルや想定問答集が存在することでしょう。

版元様、こんな企画いかがでしょうか…。



教育問題、英語の勉強、医療、自己啓発…。

今週はカタい原稿に追われ続けています。

せめて、週末のこの学校での講義 は、

こんな軽いノリで、お話させていただきたいところです。

(あ、この学校も渋谷でしたね…)


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しかし、私の面目躍如たる点は、

このような軽妙な語り口調で、

「本質を突く」というところにあると思っているのですが、

どなたもまったく指摘してくださらないので(笑)、

自分でアピールしておきます。


たとえば、とんでもなく難しい医療問題を、

わかりやすく書きたいと願っています。

そして、あのナンパ師のように、

「楽しませよう」というサービス精神をもって

原稿に向かいたいものだと思います。

それは「立派な下心」だと言えるでしょう。

みんな、支え合っているんですね

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毎朝、保育園に小一時間かけて歩いています。

2人の子どもを連れて歩くのは、大仕事。

時に、命がけのことさえあります。


黄色いリュックは、

「車から少しでも目立つように」という意図で選んでいます。


こうやって地域を歩いていると、

よく声をかけていただいたり、

顔なじみの方ができたり、

子どもにいただきものをしたりするのですが、

そんなときにはありがたい気持ちでいっぱいになります。


そして保育園に行っても

同じ地域で過ごす親同士のゆるやかな連帯感、

自然に声をかけあう雰囲気があり、

ほっとします。


「安心して暮らせる社会」って

当たり前のことだと思っていましたが

小さな子どもがいると、

「安心ではないこと」のほうが多いのです。


だからこそ一層、

コミュニケーションの大切さが身に沁みますラブラブ

ソトコト2013年4月号

まさかまさかの、

単行本3件(雑誌ではないですよ…)、

ムック1件、そして月刊誌2件の同時進行。

(法人化したいですね…)

そして、今週は「編集の学校/文章の学校」 で講義をさせていただきます。


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(許可を得て、スクリーンショットを掲載しています)


そんななかですが、

『ソトコト』4月号発売。ご協力させて頂きました。


SOTOKOTO (ソトコト) 2013年 04月号 [雑誌]/木楽舎

¥800
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この号で忘れられないのは

経団連の方に取材をしたこと。

「そういう考え方もあるのですか!」と

大変勉強になりました。

ともあれ、この号の特集は「エネルギー問題」。

原発問題にも触れられており、必見です。



ライターというのは、よく「自分の考えを書く人」と

誤解されるのですが

そうではありません(それは「作家」です)。


取材対象者の言葉や思いを、

報酬をいただいて、

きっちりと文字にする人です。


真実を追求することを旨とする「ジャーナリスト」とは、

一線を画すと言えます。


したがって、

原稿を書いたライターが、

原稿の内容について、

必ずしも「賛成している」わけではありませんし、

「賛成していなければならない」ということもありません。


むしろ、取材対象者に対して、

少しくらい懐疑的であるほうが

結果としてよい原稿が書けたりします。

(さすがに「大嫌い」という場合は、難しいかもしれませんが…)


そして、取材対象者に心酔しているからといって、

必ずしも「よい原稿」になるとは限らないのです。

(よい原稿になるケースは、概して多いですが…)


ライターに求められる姿勢は

ニュートラルでいること。

単なる「鏡」なのですから。


しかし…。

たかが鏡、されど鏡。

鏡の質だって、ピンキリですよね。


みたいなライター論も、

講座でお話したいと思いますラブラブ

取材の日のドレスコード

サラリーマン編集者だったころ、

会社には黒いジャケットを常備していました。

不慮のトラブルで「とりあえず謝りに行く」際に

不可欠だからです…。

黒は本当に「有難い」色ですよね。


取材には2パターンあります。

「華やかにしていくことが礼儀である場合」と、

「地味であればあるほどよい場合」。


難しいのは後者です。

具体的に、どんなときかというと、

伺う内容がシリアスだろうなと想定されるケース。

話の内容が、「生老病死」ならぬ

「病・老・死」にまつわる場合は、地味なほうがベストです。


すると…。

カラスみたいになってしまうんですよね(笑)。

そんな時はせめて、柄タイツでヌケ感を作ります。

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そして、バッグや小物にキラキラ投入。

これで「お通夜感」は軽減されますね。
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「礼儀の大切さ」については、

1冊の本ができるんじゃないか…というほど、

「編集」という仕事を通して、教えてもらいました。

実は「服装」も、

礼節の中で非常に大きなファクターを占めています。


職場であった編集部では、

創業者が創業期のメンバーに技術とスピリットを伝え、

それがまた後輩たちに、

伝承される…という理想的な風土でした。

もちろん、私も多くのことを学び、教えてもらいました。


フリーランスである今は、

そんな「リンク」の中にこそいませんが、

こちらの学校の講師のお仕事 を通して

広く、多くの方のお役に立てればと願っています。


こういうファッションの話が入口だと

きっと、とっつきやすいハズですよねラブラブ