シーズン13−359　許しを乞う男。

 

シーズン13 登場人物　

主人公の女性3人組は、皆30代半ばの同級生です。

 

●山田日奈子

パンダの中学時代からの友人。シーズン12の翔くんの姉。

 

●芽衣

日奈子の高校時代からの友人。仕事に恋に熱心。

ダメンズを選びがち？出版社で働くキャリアウーマン。

 

●桃子

日奈子の高校時代からの友人。愛されキャラの２児の母。

子供は7歳の娘、すももちゃんと5歳のこもも。

デザインの在宅ワークをしている。心から信じていた夫に裏切られ、

これからのことを考えている。

 

●敦…桃子の夫。イクメンだと思われていたが、実際は、自身が務める会社社長の妻、守谷と3年越しの不倫。

夫である社長とも話し合い、会社は解雇に。

●敦の母…敦の家からさほど遠くないところで、自分の母親（おばあちゃん）と夫（義父）と同居中

 

 

パパのことが、

大好きだった5歳のこもも。

 

 

けれどこももは、

この状況から、何かを察した。

 

 

 

 

こもも

「パパなんか、

 

 

 

　だいっきらい！！」

 

 

 

 

 

桃子の腕の中で、

世界一大切な娘たちが

大声で泣き叫んでいる。

 

 

 

 

 

桃子

「すもも、こもも

 

　ママが守るから。

　絶対にあなたたちを

　ママが幸せにする。

　

　だから泣かないで、

　すもも、こもも！」

 

 

 

 

まだ息苦しさが続く中で、

桃子は必死に

子供たちの背中をさする。

 

 

 

 

敦

「こももぉ、、、、

 

　ごめん、、、

 

　すもも、、、、

 

 

　パパ、本当に悪かった・・

 

 

　2人に嫌われたらパパは

　どうやって

　生きていけばいいんだ・・・

 

　

　許してくれ、、、

　本当に、、うぅ、、、、

 

 

　パパは、お前たちのことが

　大好きなんだよ、、、」

 

 

 

 

抱き合う三人の前で

敦が膝をついたまま泣きながら

許しを乞おうとしている。

 

 

 

 

桃子

「それ、、」

 

 

すもも

「そんなわけない！」

 

 

 

 

桃子が何かを話そうとした時

すももが涙声で言葉を遮った。

 

 

 

 

すもも

「すももたちのことが好きなら

　

　うぅ、、ママがこんなに悲しむこと

　するわけない！

 

　パパの嘘つき！！

 

　だから早く帰ってよ！」

 

 

 

 

敦

「すももぉ・・・

 

 

　パパ、これから三人のために

　なんだってやるよ。

 

　やり直したい、、

　

　だからお願いだから、、

　許してください、、」

 

 

 

 

日奈子

「、、、敦さん、、

 

 

　ひとまず今日は、

　帰ったらどうですか。」

 

 

 

 

 

敦

「えっ、いや、だって・・・」

 

 

 

 

 

日奈子

「見てわからないんですか？

 

 

　あなたの娘が、

　たった5歳と7歳の娘が

 

　あなたのせいで、

　こんなに傷ついて、、

 

 

　それなのにまだ今ここで

　自分のために、

　話を続けるんですか？」

 

 

 

 

 

敦

「それは…」

 

 

 

 

 

日奈子

「やり直したい？

 

 

 

　ふざけないでください！！

 

 

 

　私はずっと、、

 

　ずっと桃子の姿を見てましたよ。

 

　

　

　桃子は、最初はそれでも、

　家族でやって行こうかとか

　考えてましたよ。

 

　傷つきながら。

 

 

 

　でも、あなたはどうですか？

 

 

　私は桃子の傷ついている期間

　

　それだけでも、

　長くて辛かったです。

 

　それなのに、、

 

　すももちゃんは、

 

　もっと長い時間、、、」

　　

 

 

 

 

言いながら、考えただけでも

身震いがしそうだった。

 

 

 

 

 

 

敦

「すいません、、　

　本当にすいません、、

 

 

　すももがそんなに長いこと、、

 

　知らなくて・・・」

 

 

 

 

日奈子

「だから！！！！

 

 

　知ってるとか、知らないとか

 

　そういう問題じゃないんです！！

 

 

　もういいんで、

　とにかく帰ってください！！」

 

 

 

 

すると敦は、

よろよろと立ち上がり

ゆっくりと、

リビングの入り口に向かう。

 

 

 

 

 

日奈子

「あの、

 

　…誰も止めませんから。」

 

 

 

 

その歩き方、後ろ姿に

誰かに引き止めて欲しい感じが

ありありと現れていて

 

 

日奈子はそれがもう

腹立たしくて仕方なかった。

 

 

 

 

 

 

敦

「…いや、そういうわけじゃあ…」

 

 

 

 

敦はそう言うと、

1人で玄関まで行くと

 

やがて、バタンと音がして

出て行ったことがわかった。

 

 

 

その間、桃子たちは誰も、

何も話さなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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電動自転車に乗り始めてから

移動はマフラーを巻けないので

こちらを使うようになりました

 

首元があったかいだけで、

移動中の寒さが全然違いますね！ちゅー

 

 

カラーバリエーションは４種ですが、

私は生成りを使っています。

 

なんの洋服にも合わせやすいですキラキラ

 

 

 

 

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二の腕が気になる私。

 

痩せるまではしばし、二の腕ぽわんとなっている

お洋服でどうにかしております真顔

（気にならなくなる時は来るのか？）

 

 

私は着痩せ効果をさらに狙って

ブラックを持っていますが、二の腕のパールが

上品に見せてくれますので、

ちょっとしたお出かけの時に着ていますハートのバルーンおねがい

 

 

 

 

 

 

 

 

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読んでくださって、ありがとうございます。

「私がブログを書く理由。」

 

これまでのシリーズはこちら。

1.ミキの芝生　『DVモラハラ夫の不倫』

2.武田さんの芝生『妊娠発覚。彼氏は既婚者だった。

3.紀子さんの芝生は　『夫の不倫相手は、まさかのあの人。』

4.琴美ちゃんの芝生　「お笑い芸人の男。」

5..読者さんの芝生　「意見を聞かせてください。」

6.みどりさん親子の芝生　「父親の不倫を見つけました。」

7.春菜ちゃんの芝生『婚活アプリで結婚相手は見つかるか』

8.青木の芝生　　　男友達の告白

9. 紗子さんの芝生　「見て見ぬふりん。」

10. 百合子ちゃんの芝生　「運命の人の本性」

11、香織の芝生　「老舗割烹料理屋に嫁ぐ。」

12、翔くんの芝生　「不器用で、愛すべき弟。」