シーズン13−144　奥の手でた。

 

シーズン13 登場人物　

主人公の女性3人組は、皆30代半ばの同級生です。

 

●山田日奈子

パンダの中学時代からの友人。シーズン12の翔くんの姉。

 

●芽衣

日奈子の高校時代からの友人。仕事に恋に熱心。

ダメンズを選びがち？出版社で働くキャリアウーマン。

 

●桃子

日奈子の高校時代からの友人。愛されキャラの２児の母。

子供は7歳の娘、すももちゃんと5歳のこもも。

デザインの在宅ワークをしている。
夫婦仲は良.…かったと思っていた。

 

●敦…桃子の夫。イクメンだと思われていたが、実際は…

 

●守谷…敦が務める会社の社長の奥さん（20代）

3年前から関係は続いているダブル不倫。

夫の部下にも、色々とモーションをかけていた。


●社長（50代男性）…敦の上司であり、敦の不倫相手守谷の夫。

妻の守谷とは、彼女が働いているラウンジで知り合い、奪略婚。

敦の自宅で開かれたホームパーティにて、これから色々と
真実がわかる。
 

●A男くん…敦の会社の後輩。他に、B男くんC男くんもいる。

 


 

自分の主張をさも

正論のように言う守谷タコ代。

 

 

 

私

「敦さん。社長！

 

 

　私にも教えてください。

 

 

　お二人はなぜ、家庭を捨てて

　好き勝手に生きてるんですか！」

 

 

 

タコ代の言ったことは

相手がタコ代じゃなければ

一部は頷けることもある。

 

 

 

敦

「あの…僕は…

 

 

　家庭を捨てたと思ったことは

　

　１度もないですし、、

　これからもそんなことは、、」

 

 

 

 

桃子

「ふざけないでよ。」

 

 

 

敦

「え。」

 

 

 

桃子

「家庭を捨てたことは

　１度もない？？

 

　3年間も裏切っておいて、

　よくそんなことが言えるわね。

 

　じゃあ守谷さんと

   会ってた時間は何なの？

 

　今回の話正々堂々と

　お義母さんたちに言える？　」

 

 

 

敦

「…いや、母さんたちは

　関係ないんだから

　言う必要ないし。」

 

　

 

芽衣

「桃子、いいよもう。

　今これ以上追求しても

　多分時間の無駄。」

 

 

 

 

私も、そう思う。

 

 

そして必ずこの後、

あの義母には、

絶対に報告しようと決意もする。

 

 

 

 

社長

「…私は、、すいません。

　お恥ずかしながら、

　

　彼女に会う前から

　家庭はもう破綻していて、

 

　そんな時に彼女に会って

　子供たちももう大きいので

　…第二の人生をと、、、

　思ったんですけどね。

 

 

　…バチが…

　当たったんですかね。」

 

 

 

 

ぴょんちゃ、、あ、

この中では唯一社長が一番

謝っている感じがするが

 

家庭はもう破綻していてって

不倫する男が使う

常套句でもあるこの言葉を

信じている人などこの場にはおるまい。

 

 

 

まぁ今日社長は、

サレた側の立場でもあるので

突っ込まなかったが。

 

 

 

 

私

「とにかく敦さんと奥さんが

　不倫をしている事実と

　

　基本的に話が通じないことは

　

　これでハッキリしましたね。

 

 

　このあとはそれぞれに

　慰謝料とか今後の話が

　あると思いますが

 

 

　…ここでお二人が、

　決めておきたいことなどは

　ありますか。」

 

 

 

もちろんそのお二人とは

社長と桃子だ。

 

 

 

 

桃子

「私から話します。

 

 

　…まず二人は

　ここでみんなの前で

　お互いの連絡先を

　消してください。」

 

 

 

 

守谷

「そんなの、

　言われなくても消しますが。

 

　こんな残念な男と

　これからも付き合うつもりなんて

　ないですから。

 

　奥さんにお返ししますよ。」

 

 

 

そんな台詞は

桃子はスルーして

 

 

 

 

 

桃子

「今回の不貞について

　慰謝料はいただくつもりですが

 

　この先１度でも

　連絡を取り合ったら

　

　さらに追加で

　慰謝料をいただきたいので、

　その金額を決めたいです。」

 

 

 

 

守谷

「はぁ？なんで」

 

 

 

桃子

「社長さん

　そのお金は絶対に社長さんが

　立て替えないと

　約束してください。」

 

 

 

 

社長

「はい…わかりました」

 

 

 

守谷

「なんで私が慰謝料なんか

　請求されなきゃ

　いけないんですか！

 

　まぁどうせ私

　自分のお金なんかないから

　取れないだろうけど。」

 

 

 

 

 

 

と、

往復ビンタもののこのセリフ。

 

こんなことも言うであろうと

予測していたので

 

 

 

 

 

 

最終手段にと

思っていたこと。

 

 

 

 

 

それはもう少し後に

使おうと思っていた手段だったが

 

 

 

桃子は言った。

 

 

 

 

 

今の時代、SNSは怖いが

SNSは便利だと思う。

 

 

 

 

私たちは守谷のインスタから

あることを知っていたのだ。

 

 

 

 

 

 

桃子

「慰謝料が払えないなら

　

　仕方ないですね。

 

 

 

 

　守谷さんの

 

　大好きな

  お父さんに

　お願いすることにします。」

 

 


 

 

 

このセリフに

 

 

守谷が今日で一番、

焦り、ゆでタコになった。

 

　

 

 

 

 

 

 

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ここまで読んでくださってありがとうございます。

「私がブログを書く理由。」

 

これまでのシリーズはこちら。

1.ミキの芝生　『DVモラハラ夫の不倫』

2.武田さんの芝生『妊娠発覚。彼氏は既婚者だった。

3.紀子さんの芝生　『夫の不倫相手は、まさかのあの人。』

4.琴美ちゃんの芝生　「お笑い芸人の男。」

5..読者さんの芝生　「意見を聞かせてください。」

6.みどりさん親子の芝生　「父親の不倫を見つけました。」

7.春菜ちゃんの芝生『婚活アプリで結婚相手は見つかるか』

8.青木の芝生　　　男友達の告白

9. 紗子さんの芝生　「見て見ぬふりん。」

10. 百合子ちゃんの芝生　「運命の人の本性」

11、香織の芝生　「老舗割烹料理屋に嫁ぐ。」

12、翔くんの芝生　「不器用で、愛すべき弟。」