ストレッサーによる感情の変化が自律神経に影響を及ぼす
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健康管理士一般指導員という資格がありますが、
健康のための情報を提供するためにもらっている資料です。
ストレッサーによる感情の変化が自律神経に影響を及ぼす
感情が変化することで、体にも変化が現れることがあります。このとき、体では
どのようなことが起きているのでしょうか。
自動的に働く自律神経は、脳内の視床下部からの指示を受けて、私たちの体を
コントロールしてくれています。脳の構造や役割を知ることも、自律神経を理解する
にはとても重要です。まずは、脳についてみていきましょう。
●脳の構造と役割
脳は大脳、脳幹、小脳に分かれています。大脳は、脳全体の約80%を占めていて、
大脳皮質と大脳辺縁系に分かれています。
大脳皮質は、思考や感情、言語、記憶などを司り、大脳辺縁系はm食欲や本能的
欲求、生理的な感情、喜怒哀楽などを司どっています。
脳の奥深くに位置するのが間脳です。間脳には、感覚器からの情報を受け取る視床
と、自律神経の司令塔になる視床下部があります。視床下部では、自律神経をコント
ロールし、生命維持のための呼吸、血液循環、体温、発汗、免疫などを調節しています。
また、視床下部のすぐ下にある脳下垂体という場所は、ホルモン分泌を支配しています。
間脳、脳下垂体、中脳、橋、延髄をまとめて脳幹と呼び、生命維持の中枢となります。
そして、脳幹の後方に、体のバランスや運動にかかわる小脳があります。
●自律神経は感情に反応する
急激な驚きや恐怖、怒りなどの感情を「情動」といい、大脳辺縁系が司っています。
本来、情動は自律神経を支配している視床下部には直接届くことはありません。しかし、
視床下部は大脳辺縁系の下にあるため、大脳辺縁系に生じた感情の刺激により、
情報が伝達し、自律神経に指令を出してしまいます。その結果、恐怖や驚きなどの強い
感情が生じると、交感神経が働き、心臓がどきどきしたり、顔面蒼白になったり、血圧が
上昇したり、冷や汗が出たりするのです。つまり、自律神経は間接的に大脳辺縁系の
影響を受けているということです。
また、飛行機や乗り物が苦手な人がそれらに乗ることを考えただけで冷や汗が出たり、
人前でスピーチすることを想像しただけで心臓がどきどきしたりすることがあります。
これは、大脳皮質の思考情報が、すぐ内側の大脳辺縁系に伝わり、恐怖や不安などの
感情を引き起こして、視床下部に伝わることで、交感神経が強く働くことにより起こります。
感情や神経状態に反応するときの自律神経の働きは、次の4タイプに分けられます。
①恐怖や驚き、怒りなどを突発的に感じた場合
⇒交感神経が極度に興奮して、短時間のうちに各器官に強い反応が現れる
②持続的な不安や緊張がある場合
⇒交感神経と副交感神経の働きがバランスを崩し、体調を崩しやすくなる
③失望や抑うつ、悲哀などを感じている場合
⇒交感神経と副交感神経はともに低下して、体の活動量が下がり、
食欲不振や睡眠障害などの症状をきたすことがある。
④のんびりと休息を取り、リラックスしている場合
⇒副交感神経が優位となり、ほとんどの器官や感情は、興奮から解放される
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