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 先日のパリ旅行。




 

 

街を訪れるとまず

石造りの街並みに圧倒されます。

 

 

道に面した建物は

ぴったりと隣同士の壁が揃って


同じような建物が連なっています。


 

どの建物の色も白っぽい色で、


隣の建物との区切りは

意識しないと気づかないくらい。



素材、色、高さ。 



大きな都市なのに

全体が揃っているのです。



そしてそのクラシカルな景観の街が


首都として機能し

人々の暮らしを守っていることに


ある意味驚かされます。





 


そんなパリですが、17世紀以前は、

なんとほとんどの家が木造だったそう。


 



↓木造の家はこんな感じだったでしょうか。

郊外のシャルトルで見つけた可愛い家。

一階が商店です。



ところが1666年にロンドンで大火があり

4日間で市内の建物の85パーセントが

消失してしまいました。



そのロンドンの大火の影響もあり、

防災面からパリでも街路沿いの木造建築が

禁止されたのだそうです。



その後、景観を守るために

高さ制限が設けられ


今では屋根裏を含めて

7階建てが一般的です。

 

 

道から見上げると、

隣り合った建物はほとんど同じ高さで

各階の高さも揃っています。



歩道にせり出すように建っているのに

ごちゃごちゃした印象はありません。







窓辺に赤いゼラニウムがよく似合います



一際華やかな壁面の建物は

ホテルでした。





 

 

歴史の中で統一されてきた街並みが

都市としてのパリの魅力になっています。

 

 

 

日本と比べると‥。



気候も違う。

建物の材質も違う。



日本は災害や戦災もありましたし


一軒家が多いので

古くなったり持ち主が変わって

建て替えることも頻繁にありました。



集合住宅がほとんどで

景観保全の規制の厳しいパリとは

事情が違います。



ただ、19世紀やそれ以前の建物を

修繕しながら暮らす文化は

正直羨ましい。


時には不便を受け入れながら

変わらない街並みが

人を魅了しているのですね。




最近では日本でも

古い街並みをあえて再現したり


古民家再生の活動も

耳にするようになりました。



私が古民家の魅力に気づいたのも

ほんの数年前。

ごく最近のことです。



パリの街を歩いて

変化しないという魅力

変えない努力、を感じました。



私が古民家に思うことも

変わってほしくない。

そのためには手を掛けよう。


 

守るというのは

結局同じこと。



それは、価値を認めて

手をかけていくことなのです。

 




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