昨日に続いてまた、

実家のリフォームの話です


空き家になっていた築95年の実家を

リフォームして活用しようと思い立った私達。



次の壁は


古民家をどこまでリフォームするのか

という問題でした。





実家は柱や梁のしっかりとした家屋で

幸い虫食いなどの被害はありませんでしたが、


一方、経年劣化による汚れや傷みなど

補修が必要な箇所が多くありました



古民家には


古いからこその良さと

古くて不便な部分


が混在していて


良さは残しつつ、快適に

を目指すことにしました。







 ​譲れないこと


一級建築士の友人に


「古民家を住みやすくするにはどうしたらいい?」

と尋ねてみたところ、答えは


「断熱と耐震だね」


そうなんです!


古民家の何がツライって

冬の寒さがハンパないんです。


冬でも家の中で息が白い、とか

マンションや今時の一戸建てならあり得ない



それに28年前に

阪神淡路大震災を経験している私は


大きな木造建築が倒壊している現場を見た衝撃が忘れられなくて、


耐震性は一番気になるところでした。



実家の一階では絶対に寝たくない!

宣言していたほど。



だから、今回の工事では

断熱と耐震のは絶対に外せないと決めていました。



優先順位と予算を考えて、仕分けしてみました。



 すぐに出来そうなこと




・エアコンの取り付け 


リフォームで壁を補強してもらってから付けるのがスムーズに出来そう。



・古い畳の交換


歩くたびに足の裏が真っ黒になるんです



・電気のコンセントを増やす


コンセントに延長コード多用は

古い家あるある。



・表の格子の塗装


格子が傷まないように塗り直したい。



・照明器具の交換


ヒモのぶら下がっている昭和の暗い照明はやめて、明るくしたい。




 できれば、直したい​こと




・隙間のある古い窓に、内窓をつける


窓の隙間から、

ヒューヒュー風とホコリが入ってくるんです



・壁紙から漆喰にする


古い壁紙ははがして

調湿効果のある漆喰にしたい

 


・座敷をフローリングにする


年齢と共に、畳よりもソファに座りたくなってきました



・土間に降りる段差の解消


増改築を重ねて段差だらけえーん


etc…



挙げていくとキリがないけれど

直せば直すほど予算はかさむ。


けど、後になってやっぱり気になる…なんてのは困るなぁ。


この辺りは兼ね合いを考えながら、ですかね。



プランターに植えたコマツナが菜の花に


今日もお読みいただき、ありがとうございます😊