こんにちは
 

まほろです

 

私のblogにご訪問くださり

ありがとうございます

 

築95年の夫の実家をリフォームして
 

行ったり来たりのニ拠点生活をしています
 

 

 

実家のリフォームにまつわるアレコレや
 

日々の暮らしで思うことを綴っています




初めての方は
プロフィールをどうぞ→ ❤️

 

 

 


 

先日、奈良に行ってきました


 

目的は、奈良国立博物館で開催中の

空海生誕1250年特別展です。


 

空海 KUKAI 密教のルーツとマンダラ世界


 


 

友人が誘ってくれて

いつ行く?明日いこう!となりました。

こんなスピード感、好きです。

 

 

そういえば昨年の同じ頃にも

奈良に行っていました。

この時は東大寺に行ったんだった。

 


 



奈良に行くと木も建物も大きくて

鹿がのんびり歩いていて

平和だなぁと感じます。

 




 

鹿は、観光客の人気者。

 





奈良の鹿はお辞儀をするって

海外でも有名なのかな。

 

鹿せんべいを手に、外国人観光客が

鹿に向かって頭を下げています。

それにつられて鹿がお辞儀をすると

みんな大喜び!

 



 


そんな、のどかな光景を見ながら

博物館に到着しました。

 


入り口は長蛇の列でしたが、

友人がコンビニでチケットを

買っていてくれたおかげで

並ばずに入れました。

これから行かれる方、

事前の購入をオススメします!

 





この特別展では、空海に関連した物が

日本各地のお寺などから集められて

展示されています。


 

最初の会場に入るとそこは、

仏像とマンダラ。密教の世界。



中央に国宝の「五智如来坐像」。

どっしりとした姿に心癒されます。


平安時代に造られた当初は

金色に輝いていたことでしょう。



その奥に巨大な曼荼羅図が

壁面を覆っています。

 

 

展示物の大きさに、圧倒されます。

 

 

曼荼羅とは密教の教えを

わかりやすく絵に描いたもの。


数メートル四方の正方形で

見上げても上の方は見えないくらい

大きいのです。



曼荼羅図はいくつかあり、

紙に様々な顔料で描かれたもの。

絹織物に金銀で描かれたもの。



どれにも美しさと


作り手が教えを伝えたいと思った

想いの熱量を感じます。



大きさで目を引き

色彩で惹きつけた。


近寄ると、

繊細な絵に引き込まれる。



なんだかステンドグラスに似ています。



ヨーロッパの教会のステンドグラスは

字の読めない人のための聖書と言われ


美しい色のガラスに聖書の絵を描いて

キリスト教の教えを伝えたのです。


色彩が大事。

そして絵も大事です。



目に見えないものを絵にして伝える。

わかりやすく伝える。



考えやイメージを見える形にする。

創造することで伝える。



今の時代のことを後世の人に伝える。

限られた記録の手段として。



芸術ってやっぱり

伝えることなんですね。



展示を見ているうちに

空海の時代にグッと近づいた気がしました。



↓中国長安で見つかった唐時代の文殊菩薩坐像。

彫刻が美しい!


 



会場を出ると現実に戻ります。

鹿がくつろいでました。







お昼に食べた釜飯セットにも

こんな鹿が!






展示は6月9日までです。



 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございました