図書館の大魔術師を無料で読んじゃおう! -2ページ目

図書館の大魔術師を無料で読んじゃおう!

人気急上昇中のマンガ図書館の大魔術師。無料で1話読めてしまうサイトを発見しました。図書館の大魔術師の感想(ネタバレではなく、あくまで私の感想)を書きますので、ファンの方はぜひご笑読ください!

さて、前回かなりのむちゃな締め方をしてしまって、大変失礼しました。

前回は、「図書館の大魔術師」(以下、「大魔術師」)の習作と思われる「図書館の見習い司書」(以下、「見習い司書」)の共通点を書き、最後に重要なことを頭出しして終わりました。

前回の投稿はこちら➡図書館の大魔術師 第8話の前に~「図書館の見習い司書」レビューその1

では、前回の頭出しの続きから始めましょう。


 


前回は、「見習い司書」の主人公の名前はなんと「大魔術師」の主人公と同じ、シオ・フミスであることを明かしたところで終わりました。

実は、「見習い司書」の主人公のシオ・フミスは「大魔術師」の主人公シオ・フミスとは別人です。

「見習い司書」のシオは女の子で、「大魔術師」のシオは男の子だからです。

顔も違いますし、ひたいの傷の有無を見ても、別人であることは間違いないです。



まぁ、そうでなければ、「大魔術師」がこれから書くことなくなっちゃうから、当然といやぁ、当然ですよね!

「見習い司書」のシオは、本が大好きなのは「大魔術師」のシオと同じですが、性格的にかなりおっちょこちょい。

正義感が強くまじめで几帳面そうな「大魔術師」のシオとは雰囲気がだいぶ違います。

「見習い司書」のシオは、そうですね、「大魔術師」のミホナにちょっと近いのかな。

<ちょっとバカっぽいミホナの姿>


なお、この投稿の中では、以後「シオ」といえば「見習い司書」主人公のシオをさすことにしますね。

シオは、カフナ見習いの立場でアツファック中央図書館に勤務しています。

配属先は「参照部」という部です。

一般に図書館の参照部はリファレンスサービスと呼ばれることもありますが、要は図書館利用者の調べ物の手伝いをする部門です。

図書館利用者は知りたいことがあって図書館に来るのですが、何をどう調べたら見つけられるかわからないことがありますよね。

そんな時、司書の人たちに相談すると、本探しを手伝ってくれるのです。

シオが配属された参照部も、そういったことをする部門のようです。

見習い司書は、3名程度でまとまって班を作ります。

班(作品中では「栞(しおり)」と呼ばれています)は見習い司書の行動の基本単位のようで、班ごとに仕事が与えられたり、試験問題が出されたりという、ある種の運命共同体のような感じです。

シオはとても本が好きで、読んだことのない本を目にするとすぐに気になり、一度読んだ本を目にするとまた読みたくなってしまうそうです。



それじゃ、図書館で働くっていっても仕事が手につかないですよね。。。

さらにシオはお人好しで、困っている人がいるとすぐに手伝います。

これじゃ、ますます自分の仕事が終わりませんね。。。

シオは、仕事ができないことで有名なようです。班でも、お荷物的存在。

 

物語は、そんなシオの性格紹介、仲間や上司の性格、職場の雰囲気などに触れていきます。

今回はこの辺で終わりにして、次回の投稿にて、物語のハイライトをレビューしますね。

次回もお楽しみに~。

図書館の大魔術師には、姉妹編(?)があることをご存知ですか?

「図書館の見習い司書」という作品です。


 

ついに、その「図書館の見習い司書」を読みました~!

はまりにはまっている「図書館の大魔術師」の原点を見ることができ、とても楽しかったです!

このブログでは、3回に分けて、「図書館の見習い司書」について書きたいと思います!

なお、本文中「図書館の大魔術師」と「図書館の見習い司書」が一緒に出てきます。

読みやすさを考えて、「図書館の大魔術師」は「大魔術師」と、「図書館の見習い司書」は「見習い司書」と書かせてください。

 

 

 

 

「見習い司書」は、「大魔術師」の作者の林光さんの作品で、2014年5月号のジャンプSQという雑誌に掲載された、読み切り作品です。

内容的には、「大魔術師」を書くための習作といった感じです。

勝手な想像ですが、もともと林先生は「大魔術師」のような作品の構想を持っていたけど、図書館が舞台ということで読者がどれくらいいるのか、ニーズをつかみたいと思っていたのではないかと思います。

そこで、「大魔術師」のような壮大な物語を描きたいと編集者に相談して、では市場調査を兼ねて、一つ特別読み切りということで習作を出してみようジャないか!となったに違いありません。
(繰り返しますが、私の勝手な妄想ですよ!)

だから、物語の基本的な設定は、「大魔術師」とかな~り同じです!

何が同じかというと。。。

まず舞台が、なんと本の都アツファックなのです。

もっといえば、アツファック中央図書館が舞台なのです!しかも「大魔術師」と同じく、アトラトナン大陸の中心に所在しています。



だからこの作品を読むと、「大魔術師」の主人公シオがこれから向かう先であるアツファック中央図書館がどんな感じか、知ることができるのです!

そして「見習い司書」の冒頭には次の文が出てきます。

「本を護ること それ即ち 世界を護ること也」



・・・これ、どこかで聞いたことありませんか?

そうです、この言葉は、「大魔術師」の冒頭にも出てきますし、「大魔術師」の作品中でセドナも語っていた言葉ですよね。

「大魔術師」の基本コンセプトはすでに「見習い司書」で固まっていたことがうかがわれます。

「見習い司書」には、図書館の守護者を「司書」ないしカフナと呼ぶことも「大魔術師」と同じです。

そしてそして!主人公は誰だと思いますか~!?

なんと!

その名も、

シオ・フミス!

・・・えー!!?

シオ・フミス~?シオ・フミスって、もしかして・・・あの?

そうなんです、シオ・フミス。

「大魔術師」の主人公、シオ・フミスと同じ名前なんです!



と、ということは、もしかして、

「見習い司書」は、「大魔術師」主人公のシオが、いま受験しようとして頑張っているカフナに合格して見習いになった後のことを描いた作品ということですか~~!!?

・・・ということで、エントリーが長くなってきましたので、この後は次回の投稿とさせていただきます!

 

最後にうんちく
「図書館の見習い司書」は、正しくは「圕の見習い司書」と書きます。

「圕」と書いて図書館と読むというのは図書館の大魔術師ファンなら常識・・・でもないですね。はい、本当にくにがまえの中に書とかいて、図書館と読むのだそうです。

このブログでは図書館の大魔術師と書いていますが、正式には「圕」の大魔術師と書くのです。

脱線ですが、このブログのプロフィール画像は、この「圕」という文字をモチーフにして作りました!

 

図書館の大魔術師が連載されている漫画雑誌「good!アフタヌーン」は月刊誌です。

だから図書館の大魔術師の次の回が読めるまで、1か月も間が空きます。

そこで、次回第7.5話(8話ではなく7.5話になります)がどうなっていくのか、勝手に予想してみます。



第7話のストーリーの骨子を確認します。

まず、第7話はシオの印象的な姿から始まります。



シオは、いたいけな小動物を保護するため、関係者と厳しい交渉中なのです。

そこから、コトの発端を説明するため、シオとミホナが今回の訪問地、エスプレオに到着したところに話が戻ります。

ガラの悪い人がたくさんいるエスプレオで、トラブルに巻き込まれるシオですが、この時にであうのがアルフ。


アルフは背が小さいけど機敏で、かなりマナや魔術にも詳しそうな様子です。


エスプレオ散策中に、傷つく小動物に出会い保護したシオは、小動物を持ち主に戻そうとします。

しかし、素行の良くない持ち主に対し、シオは小動物をもらい受けることを決めます。

持ち主と対立するシオ。
さぁどおする、シオ!?

というのが第7話です。

気になる存在は、アルフ。

第7話ではアルフは特に目立った活躍をしていません。

アルフはカフナ受験生ではないようですが、マナや魔術にも何らかの知識を持っている様子。


知恵者のように見えるアルフが、シオのために何か一計をたくらむのでしょう。

7話にてアルフは、この小動物は「厄災を運ぶ悪魔として忌み嫌われている」といっています。

とすれば、アルフは、小動物の持ち主にそのことを信じ込ませて手放すよう仕向けるのかもしれません。

また、おそらくは、登場する街のチンピラの実力者と対決することになるでしょう。


今回は、新章にはいって初めての複数話連続のストーリー。

きっとアツファックへの旅におけるシオの成長ポイントを描きたいのだろうと思います。

とすると、シオの新しい能力の発現、アルフとの連携で、旅のチームが確立するのだろうと思います。

また見逃せないのはこの小動物。

生まれつき色がない珍獣で、地域によっては不死の薬の材料として、地域によっては神の使いとして、ある場所では厄災を運ぶ悪魔として、扱われています。

なんとなく、シオは自分とこの小動物を重ねて見ているのではないかと思います。

とすれば、シオと同じくこの小動物も特殊な能力を持っている可能性が否定できず、このチームの重要な存在に成長するのではないだろうかと思います。

シオ、アルフ、小動物がどう活躍して成長するのか、見ものです!
 

 

ミホナはたぶん、今回はおミソ(つまり見ているだけ)ではなかろうかと。。。

 

まだ一巻をお読みでない人は、ぜひ一巻を見てください。

 

感動すること間違いなしです。

 

 

本っていいよね。そういえばあの本で感動したなぁ。あの本は面白すぎて夢中で朝まで読みふけったよね。。。

 

そんな経験を持つ人は、心から楽しめる漫画です。

 

1巻を検討するには、下のサイトで立ち読みして確認するといいです。

おススメはこちら➡マンガ無料立ち読み

 

図書館の大魔術師は、なんといっても絵の美しさがウリです。

 

それを楽しむには綴じで中折れする紙版より、電子版が圧倒的におススメです!

 

1巻以降の回について記事を書いています。

興味のある方はぜひ読んでください。

読者登録してねペタしてね