東北関東大震災、福島原発事故について
大地震とそれに続く大津波による甚大なる災害、福島原発での事故について、被災された方々の生命と健康状況について大変危惧しております。
本災害の復旧には大変な時間が必要です。
災害状況について注視し、主権者国民の代表機関参議院の予算委員長として、また一国民として、できる限りの活動を行って参りたいと思います。
被災された方々には昨年の参院選で大変熱心にご支援いただいた方々も多数含まれており、罹災されなかった支援者の皆さまには、同じ気持ちを持つ同志として、何卒ご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
参議院議員
前田武志
なお、前田武志は十二日早朝に奈良に向かいましたが、福島原発の危機に鑑み、同日夜国会に戻り、活動を行っております。
今週の前田武志
3月
5日(土) 家庭学園合同卒業式出席、伊丹より山形へ移動、再生可能エネルギー促進議連による視察(党務)
6月(日) 地中熱を利用した省エネ住宅と街の消雪システムの視察(党務)、山形より東京へ移動
7日(月) 終日予算委員会(基本的質疑)、農水省官房審議官よりレク
8日(火) 終日予算委員会(一般質疑)、田中良君の杉並区長就任を祝う会
9日(水) 終日予算委員会(一般質疑)
10日(木) 終日予算委員会(社会保障に関する集中審議)、環境委員会、大久保ゆきしげ君を励ます会、予算委員会与党理事懇談会
11日(金) 生活排水適正処理推進PT出席、外国人による土地所得に関するPT出席、両院議員総会出席、東北関東大震災発生のため待機
生活排水適正処理推進PT
本日、朝から生活排水適正処理推進PTに参加いたしました。
今後の論点としては以下のようなものが上がっております。
1:下水道整備は地方自治体の財政を圧迫しているが、下水道計画遂行にどの程度の財政措置が必要か、またその規模を検証しなければならない。
2:財政負担を勘案し、自治体が、下水道、浄化槽など、どの手法が適正かを検証するための材料を提供できる環境を整備しなければならない。
3:下水道以外の手法を利用する際、現行の下水道への接続義務をどのような条件の下に免除するかを検討しなければならない。
昭和33年に制定された下水道法。
その後改正を重ねて現在に至りますが、いよいよ抜本的な見直しが必要な時期に来ております。
「国民の生活が第一。」の考えの下、しっかりと問題解決に取り組んで参ります。
戦後初、東京の空を変えました 危機管理
前田武志が国交省航空局と共同で皇居の空、東京の空を変えました。
12月末、ある外国の航空会社のジャンボジェット機が皇居、国会、首相官邸の上空を低空で飛行しました。
昨年10月に四本目の滑走路の使用を開始した羽田空港ですが、横風が強い等、着陸が困難な場合、一度着陸を諦めて、再度着陸コースに乗るための進入復航という行動をとります。
その際、「井」の字滑走路となった羽田空港は、北側(井の字の上の棒)の滑走路で進入復航が行われる場合、南側(井の字の下の棒)にも離発着する航空機があるため、北側(上側)、つまり東京23区の上空へと右旋回して、改めて着陸コースへと向かいます。
皇居、国会、首相官邸の上空を飛んだその日、すでに着陸を決めていた当該飛行機は急な横風で着陸を諦め、進入復航を決心しました。しかし、結果的には通常の旋回ポイントよりも行きすぎた場所での進入復航の決心となったため、飛行ルートがずれてしまいました。
その結果、当該ジャンボジェット機は皇居、国会、首相官邸の直上を飛ぶこととなってしまったのです。
前田武志はこの事実に注視しました。
皇居の直上を通過することが天皇陛下に対して畏れ多いのは当然のことですが、国会、首相官邸という日本国の枢要部分の直上を通過することも大変危険なことです。
折しも2001年の米911テロにおけるWTCビルへの飛行機を使った自爆テロの新たな映像が公開されました。
航空局に確認したところ、実は戦後からこれまで東京の空には飛行禁止の空域というものが設定されておらず、皇居、国会、首相官邸の上空に対してもなんの配慮もされていなかったのです。
そこで、急きょ航空局と協議し、その結果、下のような対応策を取ってくださることになりました。
1)皇居を中心に国会、首相官邸を含む半径数キロの空域をレーダー上(下記の図)に表示し、飛行機が出来る限り当該空域を飛行しないように管制する。
2)海外航空会社を含む各社に対して、上記の説明を周知徹底する。
航空局も今回の事案を重視し、早急に対策を練ってくださり、前田武志も大変安心しております。
しかしながら、今回の件で明らかになったことは、羽田空港から皇居、国会、首相官邸、霞が関官庁街までたった3分で到達するという事実と東京の上空における危機管理体制が、戦後からこれまで、万全な体制が築かれている訳ではないということです。
国内の治安維持の権限は警察ですが、空の保安については管制保安部が中心とのこと。
しかし、同時多発テロの如き事件が起こった場合の実質的な抑止力として機能するかは不明という状況です。
今回、航空局の助力により、皇居など国の枢要部に関する空の安全について一歩進めることはできました。
しかし、危機管理の視点からは今後真剣に議論を深めていかなければなりません。
前田武志はプロフィール でも書いておりますが、ベトナムで戦火と亡国の瞬間を体験したことが政治家への道を歩むきっかけとなりました。
国民の生命と財産を守ることこそ、もっとも重要なテーマです。
前田武志は危機管理に今後も注視して活動して参ります。
今週の前田武志
2月
26日(土) 川内博史代議士を支援し激励する会出席
27日(日) 鹿児島から東京へ移動し、ラグビーワールドカップ招致議員連盟総会出席。第48回日本ラグビーフットボール選手権大会決勝戦観戦。
28日(月) 国交省よりレク、枝野官房長官と懇談、福山官房副長官と懇談、エジプト革命犠牲者追悼記帳(エジプト大使館)、外国人による土地所得に関するPT役員会、総会出席。食と農林漁業再生PT出席、クウェート大使主催レセプション出席。
3月
1日(火) 新しい公共調査会役員会出席、永江孝子代議士と懇談、市民が主役の地域情報化推進協議会(CLIC)事務局と懇談、地球温暖化対策ワーキングチーム出席、大分県釘宮市長と懇談、生活排水プロジェクトチーム役員会、予算委員会理事懇談会。
2日(水) 外務省よりレク、輿石参議院会長と懇談、日本EU友好議連、団体役員と懇談。
3日(木) アンドリュー・スティア世界銀行気候変動特使との朝食会
4日(金) EU新大使との朝食会、終日予算委員会、環境エネルギー政策研究会設立10周年シンポジウム、「津軽百年食堂」
試写会出席後、奈良へ移動
木材の利用促進に関する政策要望を受けました
昨日、大阪府木材連合会の越井会長がご来室になり、「木材利用促進についての要望」を前田武志に手交致しました。
木材は以下のような特性を持っています。(要望書より抜粋)
◆木材は、人間がつくることのできる唯一の資源である。
◆加工に際してのCO2排出量が鋼材等の他の建造物素材に比べて格段に少ない低炭素型素材。
◆断熱効果があり、熱損失量が少ない優れた省エネ材料。
◆室内の温度変化を軽減し、ヒートショック対策にも優れる。
◆建築物の外装に使うとヒートアイランド対策にも効果大。
◆調湿効果が大きく、カビ、ダニ、ウイルス等の増殖を抑制し、国民の健康増進に効果的。
◆木は柔らかく、手触り、香りも良く、紫外線を吸収して目にも優しく、外装材、内装材としても優れている。
民主党が掲げるCO2の25%削減には木材、特に国産材の利用促進は欠かすことができません。
そのためにも、今回頂いたような政策要望は大変重要です。
低炭素化社会の実現に向けた木材利用の促進は、ひいては前田武志の訴える「木の文化の復興」にもつながります。
木材の利用促進に対する取組みを政権としてさらに積極的に取り組むよう、働きかけたいと思います。
また、以前より越井会長が社業として関わっているのが隠岐の島の「緑のコンビナート構想」 です。
この企画については以前より各所からお話をお聞きしておりましたが、越井会長の会社 で隠岐の島から切り出した木材を利用しているとのお話を聞き、前田武志もさらに関心を掻き立てられていたようです。
ねじれ状態にある参議院の予算委員長として国民のための議論がしっかりとなされるように、また、これからの国の方向を探るための政策研究に、「国民の生活が第一。」の信念の下、これからも前田武志は取り組んで参ります。
今週の前田武志
19日(土) 四日市へ移動し、支援者祝賀会出席。その後宝塚へ
20日(日) 奈良へ移動し、奈良県会議員選挙候補者を訪問
21日(月) 合同ミーティング後、上京。国交省総政局建設業課より建設業法に関するレク、財務省官房長と懇談、平和戦略講座出席
22日(火) 生活排水適正処理推進PT、森林林業ワーキングチーム、日本再生戦略出席、外国人による土地所得に関するPT、大阪経済法科大学ゼミ生交流 、政策論議中心の民に対するフォローアップ会議出席、奥山水源保全再生議員連盟出席、全国公共嘱託登記土地家屋調査士協会連絡協議会(全公連)研修会講演 、辻恵代議士と二十一世紀の日本を語る会出席、オペラ鑑賞
23日(水) 経済産業省製造産業局長よりレク、カナダ日本国会議員連盟ウィルファート議長との面談、グリーン政策研究所準備会
24日(木) 連理の会出席、国対・委員長会議出席、日印新旧大使歓迎レセプション、御杖村会議員団と打ち合わせ、化学物質対策小委員会、取調べ全面可視化を実現する議員連盟出席、山口二郎先生を囲む会出席
25日(金) 生活排水適正処理推進プロジェクトチーム出席、鹿児島へ移動ご、党務
大阪から大学生の方をお迎えして
本日は大阪から大学生16名が上京されました。
国会見学後、議員会館内でお土産を見て回り、国会内の議員食堂で昼食と取られたのち、参議院の予算委員長室で前田武志から少しお話をさせて頂きました。
学生の皆さまは政治経済額を専攻されておられ、前田も国会の仕組み、予算案や予算関連法案、予算委員会の話などをさせて頂きました。
また、闊達な質疑応答となり、前田武志も大変喜んでおりました。
「国民の生活が第一。」
その将来を担うのが本日お越しいただいたような若い世代の皆さまです。
国民の暮らしに責任を持つ国会議員として、若い世代の皆さまに良い国を引き継ぐことができるよう、前田武志は今後もしっかりと活動して参りたいと思います。