ドイツのNRW州大臣が来室されました
昨日、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州(NRW州)の経済・エネルギー・建築・住宅・交通大臣である、ハリー=クルト・フォイクツベルガー(Harry Kurt Voigtsberger)氏が、国土交通省へ表敬訪問されました。
前田は以前からドイツで導入される建物の燃費表示制度「エネルギーパス」に対して関心を持ち、政策研究をして参りました。
そこで、エネルギーパス制度についての意見交換をいたしました。
ドイツでも有効であることは明白であるものの、やはり手間が掛かることや売買、賃貸を行わない限り建物の燃費を調査する必要がないことなど、まだまだクリアすべき問題があるとの話を聞きました。
また、これに先立ち、議員会館ではフォイクツベルガー大臣、そしてドイツ連邦の交通・建設・都市開発省本省部長ハンス=ディーター・ヘグナー(Hans=Dieter Hegner)氏をお招きして、勉強会を主宰しました。
司会は広野ただし議員が務めて頂き、所要の1時間を終えた後も多くの議員が残って熱心に意見交換、質疑を行っておりました。
なお、今回の勉強会の運営を支えて下さったクラブヴォーバンの皆さまには心から感謝申し上げます。
明日、宮城県の現場視察に参ります
明日、東日本大震災の被災地、宮城県に参ります。
国交省を代表して現場の最前線に立っている東北地方整備局、東北運輸局の視察、激励に向かい、その後、陸上自衛隊霞目駐屯地、石巻市に参ります。
被災地の少しでも早い復旧、復興が成し遂げられるよう、全力で取り組んで参ります。
また、9月2日の大臣就任会見の要旨が国交省にて掲載されましたので、お知らせ申し上げます。
支援者からのお問合せについて
前田武志事務所の三好と申します。
前田武志の支援者の方から以下のような動画が流れている、と御連絡を受けましたので、事実関係を確認いたしました。
確認した事項
・動画の中で指摘されているNPO法人の設立趣意書を確認いたしました。
・設立趣意書には「平成19年3月 参議院議員 前田武志 事務所にて特定非営利活動法人について説明を受ける。2名参加」、「平成19年9月 準備会5名で、前田武志事務所にて設立の指導を受け、定款の作成に着手する。」との記載がありました。
・上記の「説明、指導」について前田事務所内で確認したところ、当該団体の設立代表者の方がNPO法人の設立の仕方を教えて欲しいと「事務所」にお越しになりました。
・そこでNPO法人の設立経験のある前田武志の支援者の方が、ご自身の経験に照らして御対応されました。
・対応された支援者の方によると随分昔のこと(平成19年)のため、話の内容まで明確には覚えていないが、NPO法人設立の方法などを聞かれたとのことです。
・前田武志本人が団体の代表の方とお会いしたか否かについては、設立趣意書に記載の2点について日取りが分からないため確認できていませんが、当該団体とは前田武志事務所としてのお付合いもなく、また設立趣意書に上記のような記載があることも報告を受けておりませんでした。
以上の調査結果に鑑み、前田武志事務所では当該団体との接点は特段ないこと、また同団体の運営に関与したことがないことをご報告いたします。
なお、同動画では、映っておられる方がどなたかであるかも分かりませんし、具体的な団体名称の指摘もありませんので、本件については本報告以上の対応を取るつもりはありません。
ただ、前田武志本人も善意で相談に応じた支援者の方が、この様な形で不安な思いをさせられたことに対しては強い憤りを感じております。
国土交通大臣として、東日本大震災の復旧、復興、台風12号による近畿地方南部の復旧、その他多くの事案について、国民の生活を第一に考え、前田武志は全力で取り組んで参ります。
今後ともご支援ご鞭撻賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
参議院議員
前田武志事務所
なお、本件に関しては三好(03-6550-0715)が対応しております。
前田武志が台風12号の被災現場に入ります
この度の台風12号による大雨被害にお会いになったすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、避難されておられる方や親族、友人が現地にお住まいの方などには、大きな不安を抱えておられる方々が多々おられると思います。
御心痛をお察し申し上げます。
一刻も早く復旧活動を進めるためにも、現場に入り、担当者と危機感を共有すると共に県知事、市町村長ともしっかりと連携できる関係作りに取り組まなければなりません。
そこで、本日、前田を団長とする国土交通省視察団が下記のスケジュールにて奈良県に入りました。
大変な状況ではございますが国土交通大臣として最大限の復興活動に取り組んで参ります。
何卒皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○9月6日(火) 羽田発→関空着 → 五條市役所(※五條市長同行) → 五條市大塔町 → ヘリポート移動後、県南部を上空から視察 → 十津川村にて村長面会 → 上空視察後、奈良県庁に移動 → 奈良県庁にて知事面会(18:00) → 県庁内にて取材
○9月7日(水)ヘリポート移動後、県南部を上空から視察 → 川上村にて村長面会上空視察後、関空に移動 → 関空→羽田着 → 国土交通省にて対策会議
台風12号の被害に対する前田武志の決意
台風12号関連について、奈良テレビのインタビューを受けました。
その要旨を掲載致します。
***
台風12号についての情報は就任直後から国交省より予測、分析を聞き、大変心配しておりました。
私の母村、十津川村をはじめ和歌山から三重まで東西に渡って、多いところでは1800mmもの雨が降るという信じられない大惨状に対し現在全力で対処しております。
今回の大雨による被害は明治22年の十津川大水害の大惨事が頭をよぎります。
被害地域の皆さま方はこれまでも多くの災害を経験され、しっかりと避難し、一致団結してを持ちこたえて下さっていただいているとは思いますが、その期待に応えるためにも迅速に活動いたします。
(前田武志は6日、7日に掛けて奈良県の被災現場に入ります)
現在心配されるのは川が土砂崩れなどでせき止められて自然のダムができあがり、それが決壊するという事態ですが、この点については国交省でも危機感を共有し、常時監視ししております。
また、流域のダムも水量を適時調整しながら、決壊などの最悪の事態の回避に努めております。
大雨も山場を越して、最悪の事態は回避されたものと予測しておりますが、現在も緊張感を以て監視しております。
なお、昨日の早朝から防衛大臣には早期対応を依頼して来たが、一川防衛大臣からも最大限の対応を行うとの御返事を頂き、素早い部隊展開をいただいています。
自衛隊の皆様への感謝と敬意を心より表します。
また、一義的な対応は県が行うのですが、国交省では3日前から警戒体制から非常事態態勢を引き、特に近畿地方整備局を中心に被災各件にテックフォース(技術指導班)を送り、被害への対応のサポートを行っております。
国交省本省からも担当官を派遣し、緊密に連携を取り合い、現地の情報を収集、分析しております。
天候が回復次第ヘリを飛ばし実態の把握に乗り出します。(※現地は雨と霧で飛行できる状況ではないとのこと)
現在、道が寸断され、被害地の皆様も大変な不安を抱えておられるはずです。
一日も早く現地入りし、現場を激励するとともに、復旧が進むよう指示いたします。
吉野郡をはじめ山間部の方々は先祖伝来、様々な事態に一致団結して頑張ってこられた方々ですが、この未曽有の大災害に対しては国をあげて対応する考えてす。
皆さん、心を一つに頑張って頂きたいと思います。
***
今週の前田武志
8月
27日(土) 鹿野道彦党首選候補出陣式、奈良へ移動、省エネ政策に関する勉強会、上京、党首選選対会議
28日(日) 選対会議、党首選候補者討論会
29日(月) 両院議員総会、党首選投票、野田代表選出、懇親会
30日(火) 国際金融投資アナリストより聴取、参議院本会議(野田内閣総理大臣選出)、外務省大臣官房参事官レク、安井美沙子先生来室、連理の会出席
31日(水) 環境委員会、予算委員会理事会、予算委員会、参議院本会議、両院議員総会、鹿野グループ会合
9月
1日(木) 外務省領事局長、鹿野道彦代議士出席、プレス民主取材、佐藤優氏との勉強会、ベトナム建国66年記念レセプション出席、懇親会
2日(金) 親族見舞い、国土交通省大臣就任、国交省官房秘書官打合せ、官邸、宮中(大臣認証式)、初閣議、記念撮影、初登庁、本省幹部挨拶、記者会見
国土交通大臣を拝命した前田武志です
国土交通大臣就任について、前田武志のメッセージをお送りいたします。
***
この度、国土交通大臣を拝命した前田武志です。
311大震災からの復旧、復興の最中の大役に身の引き締まる思いです。
被災された方々が少しでも早く元の生活に戻れるよう、被災地の復興に全力で取り組んで参ります。
また、国土交通省は民主党が掲げる低炭素・循環型社会の実現に向けて大変大きな役割を担っており、東北の復興と併せ、まさに新しい国づくりの中心と言っても過言ではありません。
身に余る大役ではございますが、皆様の御支援、御理解を賜りながら、内閣、与党一致して国難に立ち向かって参りたいと思います。
国土交通大臣
参議院議員 前田武志
***
前参議院予算委員長
昭和12年10月22日生まれ
京大大学院工学部卒、建設省、衆議院4期、参議院2期