● 発達障害のわが子が不登校になった時に、心の充電のためにできること
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
不登校の親御さんから、お子さんの話を伺うと、
保育園や幼稚園の頃から、発達障害の傾向があって、
小さい頃は友達とのトラブルが絶えずに、
先生から呼び出されて大変だった
とか、
落ち着きがなくて、教室から出て行って大変だった
とか、
不安感が強くて、ちょっとしたことで登園しぶりがあって大変だった
とか、
みんなと一緒に同じことをせずに、一人で違うことをやっていた
などというお話を伺います。
このような傾向があると、
不登校になりやすいと決まっている訳ではないのですが、
過去の私もそうだったように、
お子さんの問題と思う部分を必死にどうにかしようとして、
お子さんが、どうして、そのような言動をするのか?
というお子さんの気持ちを理解しようとしてこなかった
という方が多いような気がします。
このような親子関係だと、学校などでしんどいことがあって、
家で、親御さんに話を聞いてもらったとしても、
お子さんが問題児だから仕方ないとか、悪いからという視点になりがちです。
お子さんが勇気を出して、話をしても、
お子さんが自分の言動を変えないといけない
というように親御さんに言われてしまうので、
お子さんは話をしたがらずに、一人で抱え込んでしまったり、
自分の理解者は誰もいないという気持ちになって、
家で休んだとしても、心の充電はできません。
こんなパターンを繰り返していると、親御さん側から見ても、
お子さんとの関係が悪くなったり、
しんどくなってしまうことが多いように思います。
以前のわが家も、このような状況で、
ここまでいくと、息子の問題行動を矯正しようとしても、
息子は反発したり、心を閉ざして、
これまでの方法は通用しないと気づきました。
でも、親として最低限のことしか言っていないし、
間違ったことは言っていないのに、
何をどうしたらいいのか分からない、という感じでした。
当時の私は、正しいことや当たり前のことをやっていればOKという感じで、
子どもの気持ちを理解しようとするというのは、思いつきもせず、
良い子育て方法を探していたように思います。
問題行動をしてしまう、お子さんの気持ちを理解するといっても、
言葉で言うほど簡単ではないと思います。
みんなが普通にやっていることができないことへの
疑問や怒り、
お子さんの言動で、周りから浮いてしまうとか、注意される
という不安や恐怖が親御さんの心の奥にあって、
その都度その思いが出てきて、
お子さんの気持ちを理解しようとするのを阻むからです。
UMIのカウンセリングや講座では、
お子さんの気持ちを理解しようとする時に出てくる
親御さんの納得できない怒りや、周りや将来への不安や焦りに
向き合うということに取り組んでいます。
応援ありがとうございました^^