● 不登校を改善するには、子どもの難しい要望に応えないといけないのでしょうか
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
不登校を改善するには、子どもの難しい要望に応えないといけないのでしょうか
昨日、こちらの記事で、本音のコミュニケーションの具体例を書いたところ、
コメントをいただきましたので、こちらに紹介させていただきますね。
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お返事もらいほんとうにうれしいきもちでいます
このような細かい思いは上手く伝わらないことが多くてなかなか答えをもらえないと思います
わたしのニュアンスをつかんでもらえて嬉しいです。
そう言われてみれば私からは正論が多かったのかな。それで、こどもにはつたわりにくかったのかも。
話し方、具体的でとてもよくわかりました。
そういうふうに本音で話をしてみることにします。
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sumireaug さん、ありがとうございます^^
私も、このようにお返事がいただけることで、
ブログに書くことのヒントをいただけるので、とてもありがたいです。
(書くことが思いつかない時は、何を書こうかなと悩むので…(笑)
そして、同じことを思っている方もいらっしゃると思うので、
そのような方のヒントになれば、とてもうれしいです^^
お返事を読ませていただいて、「正論」というキーワードがあったので、
それをテーマに書いてみたいと思います。
不登校やひきこもりのお子さんに「正論」で話をしても、
聞いてもらえない、反発されるという経験をした方は多いのではないでしょうか。
以前の私もそうでしたが、
お子さんが、まだ普通に学校に行っていた頃、元気だった頃と比べて、
親御さんとしては、同じような考え方で話しているのに、
お子さんが、どうしてこんなに聞く耳を持たなくなってしまったのか、
反発するようになったのか分からない
と悩まれるかと思います。
正論というのは、
〇〇であるのが正しい
△△であることがいいことだ
という前提で話をすることなので、
お子さんが、この正しさの基準を満たせる状況なら、
多少窮屈だなと思う程度で、強く反発したり、無視はしないかもしれません。
ですが、正論というのは、
〇〇であるのが正しい (〇〇でないのはダメだ)
△△であることがいいことだ (△△でないのはダメだ)
カッコの中にあるような、その正しさを満たしていないのはダメだ
というメッセージも含んでいます。
なので、お子さんが不登校やひきこもりになって、
周りの子が出来ていることができなくて、ダメだと感じて
自己肯定感が低くなっているところに、
親御さんから正論で話をされると、
親や世間のあるべき状態や、正しいとされる基準を満たせないと、
責められたり、否定されている気がして、さらに辛くなってしまうのですね。
なので、これ以上自分を否定して、傷つかないように、
自分の心を守ろうと、反射的に反発したり、無視する
ということを無意識にやっています。
過去の私も、息子に対して、
何も間違ったことは言っていないし、
当たり前のことを言っているのに、
何で、まともに話を聞いてもらえないんだろう…
と思っていましたが、
私の中の基準では、当たり前のことでも、
それを言うことで、息子を傷つけていた
ということは、心の学びをしていく中で、徐々に気づいていきました。
お子さんに話をする時に、
〇〇であるのが正しい。(そうでないわが子に腹が立つ!)
という思いが出てきた時には、
昨日のこちらの記事を参考に、
不登校を改善するには、子どもの難しい要望に応えないといけないのでしょうか
親御さんの怒りの下の思いを感じて、
お子さんをジャッジしたり、否定しがちな
「正論」のコミュニケーションではなく、
本音のコミュニケーションをするように心掛けてみてくださいね^^
応援ありがとうございました^^