● 不登校やひきこもりのお子さんの個性を受け入れられずに必死に
矯正しても上手くいかない理由
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
不登校やひきこもりの親御さんに共通する特徴として、
・いい子をやってきた
・他人にどう思われるかをとても気にするので、自分の気持ちを後回しにして、他人に気を使う
・不安感が強い
・我慢強い
親御さんは、こんな特徴を持っているので、
自分の子どもが他人に迷惑をかけそうな行動したり、失敗をすると、
大変なことになると思うので、
そのようにならないように、先回りをしたり、過干渉になるパターンは多いように思います。
私も、自由奔放で感受性の強い息子に対して、
こんなことをやっていたら大変なことになる!
こんなことを気にしたり、我慢できないなんて、将来大変だ!
と思っていたので、必死に息子のダメな部分を矯正することに、
私のエネルギーの大半を使っていました。
当時の私の狭い価値観の中では、
ありのままの息子は、この世の中では受け入れえもらえない!
このままの息子は、将来自立して生きていけない!
となっていました。
こうやって文字にしてみると、めちゃくちゃ息子のことを否定していますよね…(汗)
当時の私は、息子の自己肯定感が低いことが悩みで、その原因が分からずに困っていましたが、
母親からここまで否定されて、その意識が息子に伝わっているとしたら、
息子が自分で自分にOKを出すことは、無理だろうな…と思います。
宇宙の法則で考えると、私の強い不安を埋めるために、
私のエネルギーの大半を使って、
全力で息子のエネルギーを奪っていました…><
でも、当時は、当たり前の最低限のことしか注意していないのに、
分かるように説明しているつもりなのに、何で伝わらないんだろう…
注意しても、改善するどころか情緒不安定になってしまって、
何で上手くいかないんだろう…
とずっと疑問に思っていました。
親は子を選んで生まれてくるという観点で考えると、
我慢強く、自分の思いや感情を抑圧している親御さんのところには、
もうちょっと、自分の思いを表現したり、好きなようにやっていいんだよ。
というメッセージを伝えるために、
感受性が強くて、癇癪を起こしたりと、激しい感情表現をする子や
自分の気の向くままに、好きなようにやらないと気が済まないタイプの子が
生まれてくる傾向があります。
自然界の法則という観点で考えると、昼と夜(光と闇)、男性と女性など、
陰陽のバランスが取れている状態が上手くいっている状態です。
ですが私達は、頑張ることや、ポジティブなこと、活動的なこと、
他人と上手くやるために、自分の思いよりも他人の思いを優先させること
などに、価値を置きがちで、
対極にある
だらけたり、のんびりすること、ネガティブなこと、無気力だったり怠惰なことや、
自分中心的なことは、排除したがる傾向にあります。
ですが、いくら排除しようとしても、ポジティブ、前向きだけでは、疲れが溜まりますし、
休んでゆっくりしたい気持ちは、潜在意識からなくなることはないので、
自分のところから排除しようとするほど、他人が見せてくれる。
という仕組みになっています。
心理学用語で言うなら、シャドーということになりますね。
この状況を変える方法としては、「お知らせ」を無視しても上手くいかないので、
親御さんが、これまで排除してきたものを受け入れる
だらけたり、のんびりすること、ネガティブなこと、無気力だったり怠惰なことや、
自分を優先するということを、
子どものためではなく、これからの自分の幸せのために取り入れていく
ということになるのかな…と思います。
ここまで読んで、頭で分かっても、心がついていかない、不安だという時は、
親御さんの心の古傷がブロックという形で反応しています。
UMIのカウンセリングや講座では、親御さんの心の古傷を癒す、書き換えるということをやっています。
応援ありがとうございました^^