● HSCのお子さんが生きやすくなるように親にできること
こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。
スマホのスマートニュースのお知らせを見ると、
HSCについての記事が流れてきました。
少し前までは、HSCについて書かれた本もあまりなく、
学校での集団生活に馴染めないわが子の様子が気になって、
様々な本を読んできた人が知っている情報でしたが、
スマホのスマートニュースなど、誰でも目にするようなところで取り上げられるようになり、
時代の変化と認知度が上がったことに、感慨深く感じます。
HSCについては、不登校の原因にも繋がるので、ご存知の方も多いかと思いますし、
こちらの記事に詳しく書かれているので、
「HSC」を知っていますか? 5人に1人がなりうる“敏感すぎる子”と向き合う方法
こちらでは、説明を省略させてもらいますね。
特集の中では、HSCのおこさんの様子に書かれている、以下の記述がありました。
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うちの息子もですが、遊びの主導権を持っている子に対し、自分の意見を言えないんです。
“場に適応しよう”と頑張り、譲るのですが、不満が残る。
欲求や怒りなどを抑えているので、帰宅すると家で爆発します。
親がちゃんと受け止めないと、体調不良やアトピーなどの症状として出るんです。
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このブログを日頃お読みの方は、何か感じる方が多いかと思います。
場に適応しようとして、頑張るけど、自分の思いや感情を表現できずにに不満が残る…
不登校やひきこもりの親御さんの姿に重なりますよね…
場に適応するというのは、良いことのような気がしますが、
言い方を変えると、他人に合わせようとしているということで、
それが過剰になると、他人を尊重して、自分の思いをないがしろにしている。
ということになります。
別の言葉で表現すると、境界線が薄いということですね。
大人は欲求や怒りを封印していますが、子どもは顕在意識と潜在意識の壁が薄いので、
感情の爆発や体調不良など、表に出てしまいがちなのですね。
HSCのお子さんがいる精神科の先生は、以下のように書かれています。
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親は“あなたの自由だよ”と伝えることが大切です。
(学校なども)“友達がいるから行ってみる”“楽しかったら続ける”“合わなかったらやめていい”くらいの感覚でいいと思う。
無理をさせるより、好きなことを徹底してやったほうがスキルとなる。
そして子どもがどんな道を選んでも、親が肯定して信じて認めてあげることが大切です。
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この先生の言われている内容は、
他人に合わせるのではなく、自分の感覚を優先していい
ということなのですね。
でも、言葉だけでお子さんに伝えようとして、
親御さんがとても他人に気を使ったり、合わせようとしていると、
お子さんは親御さんのその後ろ姿をコピーしてしまって、
なかなか自分の感覚を優先できないのですね。
まずは親御さんが自分の感覚を優先すると、
お子さんも徐々に自分の感覚を優先できるようになります。
人と違った生き方でも、自分の感覚を信じていれば大丈夫。
この感覚は、HSCの親子も、不登校の親子にも、必要なことだと思います。
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