もうすぐって…いつ? -30ページ目

‐詩‐ またね、故郷。さよならじゃ、ない。

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改札では。

ふりかえらないよ。




ふりかえらないよって、言っているけど、

母さん、あなたはずっと、見送っている。




わかるんだ。

視線が服を、引っ張っているんだもの。



視線から。

こえが。聞こえるんだもの。



引きとめたいんだって、知ってる。





ごめんね。母さん。



約束はできないけれど、いつか…きっと。




「母さんの好きなとこ、連れてってあげる。」



そういえるように、なるからね。




親孝行ってやつ。

…させてね。



いつか…きっと。






まだ視線、感じるからさ。切なくなっちゃって。




振り返ってワタシは。



手を振った。






なに悲しそうに・・・してるんだよっ。



母さん。




・・・わたしも、さ。




またね、故郷。



ビルの立ち並ぶ街へ。

小説NO.97 「 ドクター田辺への、告白。 」

朱音の言葉を聞き、田辺は正直驚いていた。


(前にもこんなことを言っていた患者がいたな・・・)


そう、感じていたからだ。
が、少し間を置いて、朱音にこう言った。


「大丈夫。敵どころか、ワタシは朱音さんの味方。仲間だよ。」

田辺の笑顔はやさしかった。

朱音は「仲間だ」という言葉を聞くと、不思議なほど、安心した。

「仲間だ。」

朱音の表情が和らいだのを見て、田辺はもう一度繰り返した。

「ワタシは君の仲間なんだから、信用してくれ。
君が、この5日間で何を感じていたか、もしくは…どこにいたか。
教えてくれないかな?」

田辺の言葉に朱音は驚いた。

(まるで私が今感じている違和感をしっているかのようだわ…。
本当に、仲間なのかも…しれない。)


そこで朱音は、これまでのことを話すことにした。

(この際、頭がどうかしちゃったとおもわれたって、構わない。話そう…。)


約一時間半、朱音は一人で話し続けた。

何も隠さず、見てきたままを伝えた。

その間も田辺は真剣に朱音と向き合っていた。
メモを取りつつ、相づちをうつ。朱音の言葉を疑ったりは、決してしなかった。

最後に、朱音は今気になって仕方ないことを、口にした。

…シュリと子供のこと。

そこまで話すと、朱音はワッと泣き出してしまった。

田辺は朱音の肩を軽く叩く。


「ありがとう。話してくれて。
焦ることはないよ。今日はこの辺にして、休みなさい。
明日またこの続きを、しようね。」


田辺は部屋を出ると、歩きながらふと、例の「昔診た、患者」のことを

思い出した。そして、思わず、息をのんだ。


(昔、事故で運ばれてきた、担当患者の名前は、「星崎 健司」!!

彼も、死に際に、敵がどうだ」とか、「死界がどう」とか、いっていたな・・・

しかも、あれは、この子の父親じゃ・・・ないか?!


‐詩‐ トモダチの森へ。



友だちよ。

ときに。波を…
バシャっとね。ザブンとね。
立てて、色がかわる。感情がね、渦まき ぐるぐる。

それを ひょいっと。
ときには そおっと。

乗り越えたとき。
そうそう。やわらかな色に、なったとき。

水面には、花が咲くでしょう。
美しい花が、咲くでしょう。

ダイスキの証。
握手したときの、エガオ。

ねえ。ダイブしようよ。
「どこに?」って?
仲良しの国へ♪スマイルの森へ♪
だよ。

………………………………………
これは。
とある素敵な。女トモダチ、
そのひとが気付かせてくれた。ストーリーなんだ。

-詩- The Earth ~ミンナノ、ホシ~


灯


ちきゅうは。障子の紙のように、かよわくて。

       ガラスみたいに、壊れやすいんだよね。


でも。それに気付かなかった・・・

    気付けなかったのかも、しれない。


あまりにも、おおきくて。立派で。

弱さに。気づいてあげられなかったんだね。


ごめんね。悲しい思い、たくさんさせた。

ごめんね。気づいた今、遅すぎたよね。


どうすればいいんだろう?

こんなこといいながらも、わたしもね、どうしたらいいのか・・・

わからないんだ。


これ以上、キミを傷つけない。

それだけは、約束するよ。


小説NO.96  「 ドクター、田辺 」

「あ、あの…」

朱音は口を開いた。


田辺の目をみないままで。看護婦の目も、みない。

…見ない、と言うよりも、怖いという気持ちがまとわりついて、みれなかったのだ。

「なんだい?」(田辺)


(やっぱり怖いよ・・・(ノω・、) 怖い。なぜ…)
それがなぜなのかは、朱音にも分からなかった。

「あれ?朱音さん?」(田辺)

(私ったら…なんだかおかしい。この世界の人間なのに…帰ってきたはず

なのに、ここが自分の居場所じゃないみたい。
空気が、音が…すべてが冷たい波のように押し寄せるわ。)

「朱音さん?落ち着いて。」(田辺)

自分の手を見た朱音は驚いた。
カタカタと震えている。

(これじゃ、敵に負けてしまうわ…。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。)



「オイオーイ。
あ、朱音さん(^_^;)?」


田辺は思った。


(あれれ。4回目だぞ?
自分が声をかけられているのに気付いていないんだな。
これは相当嫌な夢でもみていたか・・・。長い目でケアが必要、かな。)


そう。
実際、田辺は敵でも何でもないのである。
朱音を心から心配し、できるだけのケアをしたいと願っている、やさしい医者。

自分の手がけた患者は退院できるまで、または最後の時を迎えるまで、しっかりと面倒を

みるタイプ。

いま、朱音は様々なショックで混乱状態にあるのだ。
田辺はそれに気付いていたため、こうした形で、カウンセリングをしようと決めたのだった。

朱音の状態をみたら、そのまま精神科に送ることだってできる。


結局・・・。朱音が呼ばれていることに気付いたのは、

6回目に自分の名前を呼ばれてからであった。



(ああ(;^_^Aそうだわ。私は自分から話し始めていたんだったわ…)


朱音は思い切って話しかけることにした。かもしれないと思っている、

田辺に・・・。



「ええと。た、田辺さん。あなたは…本当に、医者?私を・・・

マインドコントロールしようとしているとか・・・じゃ、ないですよね?」

カウンセリング最初の言葉がこれ。

・・・その言葉に、田辺はふと、以前、自分が診た患者を、思い出していた。

こころ のまれないように。

ねえ。くもりぞら。
キモチまで。入って、こないで。

今朝、明るい夢の詩を書いたんだ。

お願い。
心は。澄んだ 青で。

そのいろで。

~ゆめポエム~ 「世界一周海泳!with トモダチ」


     昨日の夢の。話。読んでくれている「あなた」も、登場してたよ。ほんと、ホント♪

海沿い



すごいんだ。
みんなで。世界の大陸に沿って。
バトンまわしてた。世界一周海泳。

海の中、バトン持って泳ぐ。

ザバーン ザバーン

そんなの、気にしないんだ。

私はブラジルの辺りで待機。

他のみんなも、自分のポジションで、待機してた。

ほんっとにみんないてさ。驚いたよ?
スッゴク鮮明に覚えてるの。残念ながら、顔だけ霞んでしまってる・・・。

私はどこにいた?って聞かれたら答えられるよ。

泳ぐ長さも全員違うんだ。

でね、アンカーがゴールした時、みんなで泣いたんだ。嬉しくって。

「私はどのへん?」
もしそうおもったら。聞いてください。

自信もって。答えるから!

私のアメンバーさん、はもちろん。
コメントくれるかたは必ず。居ました。

すごいよ。
ギネスに載れちゃうね。だなんて、話してたんだ。

やっぱり。

つながってたんだよね。きっと!
私たち♪


-詩- アンコウくん

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ああ~。

食べられちゃう!



わたしに食い付くのは。

アンコウくん。



私が小学生のときにね、

コネコネして焼いた。

陶器のアンコウくん。



「私を忘れたのかい?!歯が痛いよ!」

「えー。もっと。遊んでよ♪」



「ふぬ?こら、放せ~い!」

「ワァイ、遊んでくれる、かおる♪」



じゃれる。わたしとアンコウくん。



思い出すよ。

キミをこねた日、焼いた日。色ぬりした日。



目は、最後に塗ったんだ。

魂の、吹き込みってね。





そして。

頑丈な魂は…。



いま、十年以上の時を経ても。

元気にピチャピチャ。跳ねている。



ときに、造り主を困らせながらも。



元気に口を、開いてる。



よぉーし。

小説NO.95 「 朱音の精神的ダメージ・・・。 」

「やあ。朱音さん。起きたんだね?よかったよ。」


部屋に入ってきたドクターは、朱音の目を見て、そう言った。


満面の、笑みを浮かべる50代前後の男性。

長身で、細身体系。神経質そうな・・・顔立ち。

そのドクター。名札には、「田辺」と表記されている。


(・・・このひと、敵かしら?!本気で笑ってない・・・きっと・・・。

 わたしが起きないことを願ってたような・・・気が、する(((( ;°Д°))。)


朱音は何故か、直感的にそう感じた。

背中には、雷のように、寒気が走る。気づけば、鳥肌が全身に・・・立っていた。



「ああ・・・先生、本当にありがとうございます・・・・°・(ノД`)・°・」


朱音の母は、ドクターにヘコヘコと、お辞儀をした。



兄も、


「運もありますが、何より先生のおかげです!」


嬉しそうに、礼を言っている。


「いやいや、これは朱音さんの生命力の賜物ですよ、はっはっは・・・」


明るく笑う、そのドクター。

その明るさは、朱音の全身を硬直させた。


(なんだか、怖いわ・・・。何でかしら?私、人を「生理的に嫌い・・・」とか思わない方なのに。・・・やっぱり敵?!このひと。。。

ああ、そういえば、なんだか看護婦の人も敵っぽいし・・・(≡°Д°;)

万が一、母さんたちがグルだったら・・・どうしよう!?)


朱音が嫌悪感を抱いているのに気づいたのか、田辺は朱音の方を向き、にっこり微笑みかける。


その笑顔に一瞬、朱音は安堵を覚えた。

・・・が、「敵だったらまずい!」と、すぐに緊張の糸を張り直した。



するとその時、田辺は朱音たちにこう言った。


「さて。カウンセリングを始めようかな。

お母さん、お兄さんには少し、席をはずしていただいても、いいですかな?」


「な、何で私がカウンセリング?!」

「よろしくお願いしますね、先生(‐^▽^‐)」


母親と兄は、慌てる朱音をよそに、そそくさと部屋を出て行ってしまった。

朱音は仕方なく、田辺の顔を、見る。

なぜか田辺が、さっきとは違った印象に・・・見える。


そう、じつは、朱音。

彼女は、急に目覚めた(現世に意識が戻った)ショックで、精神的に

「過敏」になっているのである。


「さて、こんにちは。田辺です。」

「どうも・・・。」


こんな中、ぎこちなく、ふたりの会話が、始まった。



-詩- 「 ROAD 」

ふとした、出逢い。
それが「進む方向」を、決める。

あなたの歩む、その道や。
ワタシの歩く、この道を。

奇跡!って思うひとも、いる。
それが運命、ってひともいる。

面白い。

オモシロイんだから。
楽しもう。
できるだけ。

今日も道は、続いてるんだよ♪

さあ。行こう!


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