ドイツでの生活や育児について綴っています。

たまに愚痴(主に姑/たまに旦那)も含まれますので、愚痴告知がページの中に現れたら、『愚痴は苦手』という方はスルーをお願いします。





暫く前の話になります。実際は去年の夏のお話です。ちょっとシリーズが長くなりそうですが、お付き合いいただけると幸いです。



去年の夏の義実家への帰省は、実はいろんな意味でイベント満載な旅でした。


(コロナ前。エアファルト大聖堂)


当初の予定は3泊4日。


火曜日 トリーア→エアファルト 450km移動
水曜日 義父と会う
木曜日 どこかに出かけるか義実家で過ごす
金曜日 エアファルト→トリーア 450km移動


という日程でした。


長いこと私のブログを読んでいただいている方ならご存知だと思うのですが、私の義母は、とても強烈なキャラクターの持ち主




今回の帰省のあたり、旦那が義母に電話したところ…



「その週は、あなたの姉がイタリアに旅行に行っているから都合が悪い。1週間後にずらして欲しい。」(旦那の姉は、義実家の隣に住んでいる)


と言われたらしく、旦那は、



「こっちは450kmも運転して、わざわざ会いに行ってやっているっていうのに。Pflichtbesuch(義務で、行きたくもないのに行ってやってるのに、感謝の気持ちは一切感じられない!子供達がうるさいだの、色々小言ばかりで、ウンザリだ。」


と、憤慨し、よほどストレスだったのか、エアファルトに出発する数日前から、酒臭かったり、居間のソファーで寝て過ごす時間が長くなった。


そして、エアファルトに行く前にEdeka(ドイツのスーパー)に寄って飲み物とパンを購入してから出発。私的には夕方になると息子氏がぐずり出すので、出来るだけ早く出発したかったのですが、旦那が「出来るだけエアファルトにいる時間を少なくしたい」と昼前位に出発。



後半、私が運転を代わるも、案の定、夕方になると息子氏が愚図り出し、完全に無視して何もしない旦那…。


自分の子供の鳴き声って、母親にとって、「何かしなきゃ」って気持ちに駆られるように、生物学的にできているんですよね。もう気持ちが落ち着かない落ち着かない。その中で制限速度無しのアウトバーンを疾走する中(疾走と言っても時速120〜140kmの間だけど…)、集中出来ないって、結構怖い…(時速80km位ならまだしも…)。


そして喧嘩になり、また旦那が運転することに…


この辺からちょっとした違和感が…


運転がたまに蛇行する…


運転の疲れと言われてもおかしくない程度…


でも私の脳裏をよぎったのは…



「まさか、呑んでる?真顔



だった…


なんせ、飲酒運転してもおかしくないような旦那なので…(過去2回飲酒で検挙されてる)




帰省初っ端から気分悪いわムキームカムカ


と言うのがこの時の私の感想。


そして義母の住む義実家に到着して暫くすると、突然、義母が旦那の顔を怪訝そうに覗き込み…


「あんたまさか酔っ払ってるの?」



と追求。



勿論旦那は



「呑んでるわけないだろムカムカ



と半ギレで返答。




この時、私は


「義母にばれそうになるくらい飲んだのか…」



と溜息をつきました。


その後、旦那に荷物を片付ける事を一言伝えて、色々と荷解きなどをし、2階から1階に移動しようとすると、何故か1歳9ヶ月の息子が階段途中に1人でいるではないですかガーンガーンガーンガーンガーン


ヤバい!!!


と思った時は既に時遅し。


階段の踊り場まで6段の位置から、息子氏は頭から階段を転げ落ちて一回転。近所に響き渡るほどの悲鳴を(私が)上げ… 泣き叫ぶ息子氏を慌てて抱き抱えると、見知らぬ人がドアの開いている玄関から


「大丈夫か?!物凄い悲鳴が聞こえたけど?!」


と大声で心配して声を掛けてくる…


「すいません。この子が階段から落ちたからびっくりしてガーン私の悲鳴です」


と、平謝り。


これが怒涛の義実家帰省の始まりでした。



続く下矢印