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2023年12月31日

 

ついに大晦日。今年の大谷翔平は、年始からWBCやFAが大きなトピックスとしてあがっていたが、どちらも世界中を席捲する結果を残してくれた。

 

そして、レギュラーシーズンには、日本人初のホームラン王に、史上初2度目の満票MVP獲得まで、こちらも充分過ぎるほど我々ファンを楽しませてもらった。

 

だが、全てが順風満帆に進んだ訳ではない。チームは6年連続でポストシーズンを逃したし、9月には2度目の肘の手術へ踏み切った。

 

まさに「人間万事塞翁が馬」。だからこそ、挑戦を絶え間なく続ける、大谷のリアルストーリーが魅力的だ。

 

このブログは、大谷がファイターズ時代の渡米一年前の2017年春から追いかけ始めて、はや7年目。

 

ここまでビッグな存在になるとは、当時から願望はあったかもしれないが、想像できるレベルを遥かに越えた存在になった。

 

そんな世界的なスーパースターとなった2023年の大谷翔平を、自分自身がどのようにフォーカスしてきたか、年末恒例の個人的総括で締めくくる。

 

侍ジャパン合流時期にヤキモキ…

 

今年の始めは、大谷がWBCの日本代表チームへいつから合流するのか、情報考察からスタート。宮崎キャンプか、アリゾナのスプリングトレーニングか、自身の観戦計画を立てる上で、日々の情報に右往左往させられた。

 

2023年1月15日:

【翔言将語109】大谷翔平「Good bye Japan Hello US」キャンプはどうなる?

 

2023年1月24日:

【翔言将語110】大谷翔平、聖地テンピでのトレーニング動画公開!キャンプはどうなる?

 

2023年2月5日:

【翔言将語111】聖地テンピでのキャンプが決定!さて、約24万かけて渡米観戦を決行するか否か!?

 

2023年2月12日:

【翔言将語112】聖地テンピでスプリング・トレーニングを観戦できるのは、ファイナルの可能性も!?

 

大谷は宮崎キャンプに参加しなかった。それに確定情報は、2月に入ってからだった為、スプリングトレーニングの渡米観戦を決行するか否か、少しだけ迷った。

 

結局、大谷が聖地テンピでのキャンプが最後になる可能性や、これまで経験してきた過去のワクワクタイムを勘案すると、最終的には決行しか考えられなかった。

 

聖地テンピは期待を裏切らない!

 

大好きな聖地テンピの旅は、直前に仕事と仕事の合間に急遽スケジュール調整したこともあり、現地にはたった3泊しかできなかった。

 

それでも、今年の旅も充実した時間を過ごすことができた。新たなファンとの出会いに始まり、大谷と同期の藤浪晋太郎からファンサービスの機会を得たり、スプリングトレーニングならではの大谷フォトも撮影できた。

 

2023年2月21日:

【観戦記64】@成田空港23/2/21 初体験LCCの洗礼!熱盛情報届く中、聖地テンピの旅出発

 

2023年2月22日:

【観戦記65】@AZ州テンピ22/2/21 到着即、翔平登場!そして奇跡の秘話と出会いに感謝

 

2023年2月23日:

【観戦記66】@AZ州テンピ22/2/22 ライヴBPに登板した大谷を至近距離から激写できた

 

2023年2月24日:

【観戦記67】@AZ州テンピ22/2/23 藤浪のファンサに大喜びも一転翔平に一泡吹かされた

 

2023年2月25日:

【観戦記68】@AZ州テンピ22/2/24 3度のワクワクドキドキに!大谷の微笑視線が来た!

 

2023年2月26日:

【観戦記69】@沖縄那覇22/2/26 聖地テンピの旅の総括!飛行機&宿から現地情報の重要性まで

 

急遽始まったパーソナルのピッチクロック練習では、至近距離で大谷を撮影できたことにとどまらず、カメラ目線まで捉えることができた。

 

この幸運なカメラ目線は、WBCの東京ドーム観戦でも続くのだった・・・!

 

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カメラ視線の特等席!?

 

WBC予選ラウンドと準々決勝の東京ドーム大会は、前年8月の最速先行予約で7日間の通しチケットを購入済みだったので、全ての試合を観戦可能だった。ただ、遊び呆けていたツケが回ってきたのか諸事情で、予選ラウンド3戦目の対チェコ戦のみTV観戦となってしまった。

 

2023年3月9日:

【観戦記70】@東京ドーム23/3/9 投打活躍の1勝目!試合終了時に、またもや謎のカメラ目線?

 

2023年3月10日:

【観戦記71】@東京ドーム23/3/10 死球寸前の絶叫表情から…またもや大谷のカメラ目線!?

 

2023年3月12日:

【観戦記72】@東京ドーム23/3/12 大谷先制弾を熱写!隣席との違いは…今夜も視線が!?

 

2023年3月15日:

【観戦記73】@東京ドーム23/3/15 貴重なご縁!愛読マガジンからTwitterランドに

 

2023年3月16日:

【観戦記74】@東京ドーム23/3/16 1914枚から選ぶ1枚もカメラ目線?無事マイアミ決戦へ

 

今回の7日間通しチケットは、全てが同じ座席で内野特別のSS席、3塁側ベンチ上の5列目。大谷が左打席のバッターボックスに立つシーンから、マウンド上で投げるシーンまで、撮影するにはもってこいのポジショニングだった。

 

おまけに、試合前後に行われる整列挨拶時に、大谷は自分が激写するカメラ真正面へ視線を向けてくれる、いわゆる「カメラ目線」のスペシャルな不思議なポジションでもあった。

 

全ての観戦試合で、それらしいフォトが残せた。一部のみピックアップする。

 

【中国戦 試合後】

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【韓国戦 試合後】

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【オーストラリア戦 試合前】

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【イタリア戦 試合後】

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初のベスト10入り

 

劇的なフィナーレを飾ったWBC準決勝と決勝戦を、マイアミまで渡米観戦しなかったことを随分後悔した。

 

世界一奪還が決まった瞬間、旧友から何本ものLINEメッセージが届いた。「現地観戦してる?」と。自分が渡米していても不思議ではないと思っていた友人たちからの確認メッセージだった。

 

イチローが延長線で劇的なタイムリーを放った2009年の決勝戦も、同じ後悔の思いを経ていたので、絶対行こうと決めていたのに。またもや同じ後悔をやってしまった!涙

 

この世間を賑わせた事象は、別な意味でも凄さを実感させてもらった。

 

決勝戦の翌日に、アメーバブログの野球観戦ジャンルのランキングで、初めてベスト10に入る8位を得た。連日に渡る予選ラウンドの観戦記執筆と「WBC大谷」キーワードが爆発した結果だった。

 

2023年3月25日:

【翔言将語113】ブログがBEST10入り!過去最高8位のギネス!前後の人気ブログや閲覧情報考察

 

『Number』講座の門を叩く!

 

レギュラーシーズンに入ってからのトピックスは、ブログ記事に少しでも磨きをかける為、初めてライティング講座なるものに挑戦してみた。

 

文章も写真もカッコいい、憧れの『Number』が講座を開くとあって、全6回講座全てに申し込んだ。

 

 

2023年5月20日:

 

【翔言将語115】Numberスポーツライティング講座の課題「WBC決勝、大谷VSトラウト」

 
2023年6月11日:
 
2023年6月13日:
 
2023年6月30日:
【翔言将語118】Number SW講座第3回課題!花巻東佐々木監督へ栗山監督との対談出演企画書

 

第1回目の課題が大谷テーマであったことが幸いし、勢い良くスタートした講座受講ではあったが、前半3回を終えて、テーマが執筆から取材の方法や他競技テーマへ流れていくにあたり、このブログでの振り返り記事を終えてしまった。

 

充分、前段でスポーツライティングの基本は確認できたと思う。実は、この後9月に『Number』の写真講座全2回も開講された。もちろん、写真にも興味があり受講したが、ブログ記事に書き起こすようなインプットは得られなかった。

 

アナハイム&サンディエゴ4連戦

 

レギュラーシーズンの渡米は、7月にアナハイムから続くサンディエゴのインターリーグの連戦に出向いた。

 

6月の絶好調を象徴するような31号ホームランを目撃できたと思えば、サンディエゴの登板では、この後の離脱を予期するような痛々しい降板シーンも目撃した。

 

2023年7月1日:

【観戦記75】@羽田空港23/7/1 アナハイム&サンディエゴ4連戦の旅、出発日にたどり着く!

 

2023年7月2日:

【観戦記76】@エンゼルスタジアム23/7/1 デジカメの威力を初体感!ウォラックからの幸運も

 

2023年7月3日

【観戦記77】@エンゼルスタジアム23/7/2 31号弾の第4打席を攻写した、計164カット!

 

2023年7月4日:

【観戦記78】@ぺトコパーク23/7/3 SD初観戦は、試合展開も激写も表情も苦かったなあ…

 

2023年7月5日:

【観戦記79】@ぺトコパーク23/7/4 敵地に17番キッズがいっぱい!柳原記者に秘話を尋ねるが

 

2023年7月6日:

【観戦記80】@東京成田23/7/6 旅に掛かった総費用は40万!Number観戦記と類似…

 

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最後のエンゼルスは目撃できず…

 

今年2度目のレギュラーシーズンの渡米は、9月に決行。結局、大谷は一度もグラウンドに姿をみせなかった。

 

いつもの一人旅ではない、先輩や後輩を伴っての観戦ツアーを敢行していたので、現地ではそれなりに飲んだくれツアーとして楽しんだ。

 

居ないなら居ないで、これも「2023年の大谷翔平」マイストーリーの一コマとして、思い出になったかな。

 

2023年9月8日:

【観戦記81】@成田空港23/9/8 台風13号直撃・・・大谷の勇士を拝むことはできるのか

 

2023年9月16日:

【観戦記82】@エンゼルスタジアム23/9/8 翔平が居ない中、オホッピー豪快弾と粋なサプライズ

 

2023年9月17日:

【観戦記83】@エンゼルスタジアム23/9/9 大谷が観れない日が続く…貴重な旅の思い出をGET

 

2023年9月17日:

【観戦記84】@エンゼルスタジアム23/9/10 結局大谷を拝めず…でも、偶然を必然に変える旅に

 

2023年9月18日:

【観戦記85】@東京羽田23/9/12 飲んだくれ旅も楽しめた!翔平次は何処に連れてってくれる?

 

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FA考察

 

TBS系列で9月まで放送されていた人気ドラマ『VIVANT』で、ネクスト・ストーリーの展開「考察」がファンの間で流行した。

 

これに倣い自分も、インプット脳に刺激を受けてアウトプットしたくなるときだけ、大谷のFAに関する考察記事を書いてみた。

 

2023年10月15日:

【翔言将語120】2024年の大谷翔平は何処へ!?ドジャース大敗は影響するのか?業界考察と着想

 

2023年11月11日:

【翔言将語121】2024年の大谷翔平は何処へ!?グローブ寄付が暗示する選択要件を考察

 

2023年12月2日:

【翔言将語123】2024年の大谷翔平は何処へ!?最後はドジャースVSエンゼルスの一騎打ちか…

 

2023年12月10日:

【翔言将語124】2024年の大谷翔平 ドジャース入り決定!なぜ?時間を要したのだろう…

 

2023年12月17日:

【翔言将語125】入団会見で理解できた自問考察の答え合わせと、偶然のファーストグッズ刺繍入り!

 

当たりハズレはさておき、考察の流れについては、自問の答え合わせまで、納得しながら書き留めておくことができたと思っている。

 

「なぜ?チーム決定までに時間を要したのだろう」の件では、その後の追加情報のインプットで、さらに勝手に納得できた気がする。

 

今月28日、佐々木朗希のメジャー行きの件で問題になった、ダルビッシュ有の音声配信サービス「stand fm」での話だ。

 

この中でダルビッシュは、大谷がエンゼルスに残って強いチームをやっつけるタイプの人間だと思っていたと述懐している。(そんなニュアンス)

 

また、ドジャースというチームは、日本の一昔前の読売巨人軍が常々やっていたお金で選手を総取りするレベルとは桁違いのレベルで同じことをやるチームだと評していた。(そんなニュアンス)

 

それなりに長くメジャー球界に身を置くダルビッシュならではの大谷評であり、ドジャース評であり、一人の人間の見方としては、納得度があると思った。

 

この情報を勘案すると、大谷にエンゼルス残留の気持ちは最後まで残っていた気はするし、勝って当たり前のドジャースに挑戦するための「目標」探しや自分自身を納得させるために時間を要したのではないかと、やっぱり思ったのである。

 

ダルビッシュも、大谷の決断は仕方がないと言っていた。エンゼルス球団の内部(選手ではない)は、それほどまでに酷い状態だということも合わせて伝えていた。外からの人間では、わからない情報だ。

 

 

新天地

 

大谷は、ネクストチャプターへ挑戦の場を移した。

 

自分が「大人のディズニーランド」と称するほどワクワクドキドキ楽しめた聖地テンピでのスプリングトレーニングは無くなったが、ドジャースは同じアリゾナ州でキャンプを行ってくれる。

 

ドジャースがキャンプを行う、キャメルバックランチはアリゾナ州グレンデールにあり、ドジャースとホワイトソックスの2チームがスプリングトレーニングを行っている。

 

自分は、計5度のアリゾナキャンプへ観戦に行っているが、これまでキャメルバックランチには一度も足を踏み入れたことがない。

 

聖地テンピの楽しみを見つけたときと同じように、自分も一から、この新たな地の楽しみを見つけようと思う。

 

そんなスプリングトレーニングも、年が明ければ、1ヶ月半後にスタートする。

 

「2024年の大谷翔平」は、どんな物語をみせてくれるのか!?

 

自分は、どんな思い出を創れるのか、今から楽しみだ!

 

 

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