【8/5 Game114 vsCHC ●】25&26マルチHR「早く1勝して流れを止めたい」
2026年8月6日-------------------------------------------------------------■ 今日の大谷翔平-------------------------------------------------------------【試合概要/公式戦】米国時間:2026年8月5日日本時間:2026年8月6日(木曜日)3時20分開始ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブス@リグリー・フィールド【スタメン】1番DH【出場成績/打者】5打数 3安打 3打点 2得点 2三振 2本塁打(25・26号)AVG .297OPS .953◆第1打席:(結果)ホームラン(状況)1回無死走者なし(投手)今永昇太 左※初球は内角高め、捕手もとれないボール球に思わず今永に笑顔を向けた大谷。1ボール2ストライクからボール球を見極めてフルカウントとなった6球目、真ん中高めの92.2マイル(約148.3キロ)の直球を振り抜いた打球はライナー性の打球だったが、右翼を守る鈴木誠也の頭を越え、右翼最前列に飛び込んだ。打球速度は110.2マイル(177.3キロ)、打球角度は20度で、飛距離は376フィート(114.6メートル)。本塁打球はグラウンドに落ち、右翼の鈴木が拾い上げて審判へ渡した。本塁打は7月31日(同8月1日)のレッドソックス戦で放って以来、5試合ぶり。25号でブルージェイズ・岡本和真、ホワイトソックス・村上宗隆を抜いて、日本選手単独トップに立った。先頭打者弾は今季11本目で、通算35本目。日本選手歴代最多のイチローの37本まであと2本に迫った。 Ohtani went yard off his Japan teammate Shota Imanaga to start today's game pic.twitter.com/GSSZrEiy1G— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) August 5, 2026 Shohei Ohtani leads off the game with a 110.2 MPH homer 😤 pic.twitter.com/aR5N7bbR4t— MLB (@MLB) August 5, 2026 Shohei Ohtani and Pete Crow-Armstrong both hit their 25th home runs of the year in the first inning 💪 pic.twitter.com/FjfUATukMt— MLB (@MLB) August 5, 2026◆第2打席:(結果)空振り三振(状況)3回無死走者なし(投手)今永昇太 左※カウント1-2から81・8マイル(131・7キロ)の内角低めスプリット空振り三振。◆第3打席:(結果)センター前ヒット(状況)5回無死走者なし(投手)今永昇太 左※カウント1-2から85・7マイル(138キロ)の外角低めスライダーを打って中前安打。◆第4打席:(結果)空振り三振(状況)7回無死走者なし(投手)タイラー・ファーガソン右※カウント2-2から85・6マイル(137・7キロ)の内角低めに曲がってくるスイーパー空振り三振。◆第5打席:(結果)ホームラン(状況)8回2死1塁(投手)ライアン・ゼファジャン右※カウント2-1から86・3マイル(138・9キロ)の外角低めスイーパーを捉え左翼フェンスをギリギリに越える26号2ラン。1試合2発は今季初。打球速度100・6マイル(162キロ)、飛距離367フィート(111・9メートル)、角度23度。 Shohei Ohtani leaves the yard AGAIN! It’s a one-run game at Wrigley 👀 pic.twitter.com/uOurME8D3Y— MLB (@MLB) August 5, 2026【コメント】◯ 試合後メディア取材(速報)――連敗している中で、8回に本塁打を打ったことについて。「あっさり終わるよりは次のシリーズ、明日も休みがあるので、そこはかなり大きな違いかなと思います」――長打が出たが、スイングの状態は。「良くはなってるかなと思います。どちらも弾道低めでちょっと、ここ(リグレー)以外だったら入るかどうかちょっと分からないような打球だったので、完全なホームランではなかったですけど。それでもまあ、いいコースに対してしっかり反応できているかなとは思います」――MVPを争うカブスのピート・クロウ=アームストロング選手(この日2HR)との対決は刺激になっているか。「素晴らしい活躍、いい素晴らしい選手と思うので。ただ自分のやることに集中したいなと思いますし。今は打席が中心ですけど、投げる方ももっと早くいい状態で投げれるようにっていうのを毎日繰り返してる感じかなと思います」――MVPレースは気にしているか。「あんまり今の段階で気にしてもしょうがないことではあるので。数字は上がったり下がったりするもですし、その時によって有利かどうか変わってくるので。今は早く一刻も早く1勝して、流れを止めるっていうのが最優先かなと思います」――膝の状態は。「徐々に良くはなってはいるので、プライオから始める、そしてまあ外に出てロングトスを始めて、ブルペンに入れるっていうのが、どのくらいの期間でこなせるかは分からないですけど。まあ焦って後退するより、少しでも前進し続けた方がいいのかなとは思ってます」――スクーバルが入ったことでピッチャー陣の層が厚くなった。それも(復帰時期に関する)計算の1つになるか。「そこ計算するのは僕ではないので。フロントと監督の仕事ですし。彼のピッチングっていうのを、こう味方で近くで見れるっていうのはかなり素晴らしいことなので。今後もサポートできるように頑張りたいなと思います」――現時点でキャッチボール再開のめどは。「近いうちにしたいなとはもちろん思ってますけど。強い強度でまたやって、さっきも話しましたけど、後退するっていうのが一番良くないことで。自信を持って、このくらいの強度なら問題なく前に進んでいけるっていうのを少しずつ積み上げていくのが大事かなと思います」――打者出場を続ける中で、膝の回復を待つことについて。「打者ケガをしない方法としては出ないっていう選択肢が一番ケガもしないし、悪化もしないしっていうことでありますけど。まあ、誰しも万全な状態ではやってないと思うんで。あらかじめリスクを取りながら、最小限抑えながら出場して、貢献して、ポストシーズンに進んでいくっていうことだと思うんで。うちもすごく余裕があるかと言われたらそういう状況でもないですし。オフェンスの1人として貢献できる、そこまで守備についてるわけではないので。高いリスクがあるかと言われたらそうではないですし。少しのリスクを取りながら、それよりも貢献する可能性の方が高いと思ってるので、まあ出場してるっていう感じですかね」――調整など、試合以外の過ごし方に変化は。「ケアの時間はやっぱ長くはなってますし。やれるトレーニングだったりとかっていうのが、かなり制限はあるので。そういう意味では、いつもと一緒ではないですけど。やれることをやりたいなと思っています」【NEWS】◯デーブ・ロバーツ監督が試合前にメディア取材に応じ、大谷翔平の投球について言及した。ーー大谷のキャッチボール再開時期について「まだ分かりません」ーーまだどこか痛みなど気になる部分が残っているのか「そういう話は何も聞いていません。私のところには、そういう問題があるとは伝わってきていません。ただ、いつ投球を再開するかという日程が、まだ決まっていないだけです」ーー先発投手陣はタイガースからスクバルが加入し、グラスノーも4日にマイナーで約3カ月ぶりに対外登板を果たした。大谷に先発投手として復帰してほしい目安はあるか「特にはありません。なぜなら、彼は二刀流選手だからです。、1イニングでも2イニングでも3イニングでも投げてくれれば、それはすべて私たちにとってプラス(ボーナス)です。ですから、復帰するタイミングについて、私はあまり気にしていません」ーー先発から役割が変わる可能性もあるか「基本的には、私は彼を先発投手だと考えています。ただ、実際にどれだけ投げられるのか、そのあと誰につなぐのか。それはまだ分かりません。現時点ではそこまでしか言えません」ーーポストシーズンでの役割に関して「そのことについては、今は何とも言えません。まだポストシーズンを話すには早すぎます」◯大谷翔平が今季初となる1試合2本塁打をマーク。打者の総合的な攻撃力を表すOPSは『.953』となり、リーグトップに躍り出た。◯大谷翔平が25、26号と今季初の1試合2本塁打を放ち、メジャー通算306本塁打とした。TSNの「StatsCentre」によると、デビューから9年間の本塁打数でヤンキースのジアンカルロ・スタントンの305本を抜き、メジャー歴代7位に浮上した。デビュー9年での本塁打数6位は元ヤンキースのマーク・テシェイラで314本、5位はヤンキースのアーロン・ジャッジで315本、4位は元レッズのアダム・ダンの316本で、今季中にあと10本放てば歴代4位となる。1位は元エンゼルスのアルバート・プホルスの366本1位 アルバート・プホルス 366本2位 ラルフ・カイナー 351本3位 エディ・マシューズ 338本4位 アダム・ダン 316本5位 アーロン・ジャッジ 315本6位 マーク・テシェイラ 314本7位 大谷翔平 306本8位 ジアンカルロ・スタントン 305本-------------------------------------------------------------■ 試合データ-------------------------------------------------------------【戦評】 5連敗中のドジャースはカブスとの3連戦の最終戦。2カード連続でのスイープ負けの回避が懸かった一戦は、大谷翔平の25号先頭打者アーチでドジャースが先制。しかし先発のエリック・ラウアーがピート・クロウ=アームストロングの25号ソロですぐに同点とされると、二回以降もカブス打線の勢いを止められずリードを許す苦しい展開に。一方ドジャース打線はカブス先発の今永昇太の前に追加点を挙げることができなかった。終盤にブルペン陣を攻略し、大谷の26号2ランなどで1点差まで詰め寄った。しかしあと1点が遠く、粘りの投球で5回1失点にまとめた今永に8勝目を許す結果となった。「1番・DH」でスタメン出場した大谷は5打数3安打2本塁打とチームを牽引する活躍も勝利には繋がらず。一方「2番・右翼」でスタメン出場したカブスの鈴木誠也は5打数1安打だった。 初回、大谷は今永とのこの日最初の対決を迎えた。追い込まれた後、冷静にボール球を見極めてフルカウントに持ち込むと、7球目に投じられたのは高めへの直球。大谷はこれを被せるようにして捉えると、打球は弾丸ライナーでライトへ。これがフェンスをわずかに越え、25号先頭打者アーチでドジャースが先制に成功した。 しかしドジャースはラウアーがすぐさま追いつかれる形となった。クロウ=アームストロングに初球の直球が甘く入り、打球はセンターへの大きなフライに。こちらも25号先頭打者アーチとなり、すぐさま同点とされた。 明暗を分けたのは二回の攻防だった。ドジャースはヒット2本で2死一、二塁と今永を攻め立てたが、ここは新加入の9番ハンター・フェデュシアがライトライナー。無得点で終わった一方、カブスは1死一塁から8番ダンズビー・スワンソンのタイムリー二塁打で勝ち越し。2死からクロウ=アームストロングも続き、カブスにリードを許した。 ラウアーは四回にもクロウ=アームストロングの26号2ラン、3番アレックス・ブレグマンのタイムリーで3失点。一方のドジャース打線は今永に対し、毎回走者を出しながらも要所で直球勝負に屈して追加点を挙げることができず、七回まで6点差で試合が進んだ。 ドジャースの反撃は八回、1死一、二塁から6番マックス・マンシーの22号3ランで3点差とすると、2死後に大谷が今度はレフトスタンドに飛び込む26号2ランを放ち1点差に。しかしあと1点が遠く、同点はならず。ドジャースは両軍合わせて29安打の熱戦を落とし、今季最長の6連敗となった。 大谷は初回に今永から先頭打者アーチ。第2打席は変化球攻めで空振り三振に倒れた後、第3打席はスライダーを捉えてセンター前ヒット。第4打席で空振り三振に倒れた後の第5打席は、外角低めのスイーパーをレフトへ運ぶ技ありのホームランを放った。2本塁打の活躍も空砲に終わった大谷の今季の打撃成績は、打率.297、OPS.953となっている。 鈴木は第1打席、ラウアーの真ん中付近のカットボールを打ち損じてのレフトフライ。第2打席は高めのチェンジアップでショートライナーに倒れた。第3打席はチェンジアップを捉えて二塁打で出塁し、追加点の起点に。第4打席、第5打席と快音は響かなかったが鈴木はこの日も出塁して好調を維持。今季の打撃成績が打率.273、OPS.847となっている。※「MLB.JP」【コメント】デーブ・ロバーツ監督:(試合後)「翔平も最後まであきらめず、2本塁打を放った。そういう意味では、本当に最後まで戦う姿勢は見せてくれた」「私たちは前だけを見ている。次はダイヤモンドバックス戦。オールスター前には(3連敗で)かなりやられましたから、今度はしっかり戦って、自分たちの野球をすることだけを考えている」今永昇太投手:ーー大谷と同僚PCAがお互いに2発を放つなど、打ち合っていたことに「お互いがスーパースターであることをまた改めて証明したと思う。ピート(クローアームストロング)が打ったら僕自身も誇り。彼のそばでプレーが見られるのは、野球を辞めた後にあんなすごい選手と一緒だったんだと感じると思います」ーー大谷への初球が高めにすっぽ抜け、よろけた大谷が今永を見てニヤリと笑ったことについて「純粋に初球ちょっと力が入りすぎて、投げミスしただけのボール。特にそこでコンタクトをかわしたわけじゃないですけど、僕も驚いたし、彼もビックリしたんじゃないかなと思います」ーーこの日の投球について「ビッグイニングをつくらないようにというのを心掛けてやっていた。そうやって気をつけていてもビッグイニングは起こりえること。今日はうまくいきましたけど、ランナーがたまっても自分の良い形のボールを良いロケーションに投げ続けることを続けていかなければいけないなというのは、今日の試合からの学びです」「初回ホームラン打たれましたけど、そのあと余計なピンチを作らず初回を終えられたことがすごく大きかったかなと思います。ランナーを出した場面は数多くありましたけど、自分の中では打たれた後にこのバッターをどういうふうにして抑えるかというプランを打たれた後も考えられたので、そこはすごく冷静に切り抜けられたんじゃないかなと投げ終えて感じていますね」ーー大谷について「自分としては精いっぱいのボールだったと思うけど、すごいいいコンタクトといいアプローチをされたかなと思うので、本当に穴がない打者だなと思いましたね。大谷選手のホームランはラインドライブしながら伸びていったので、誠也も『伸びていった』といっていたので、この打球はニュートンは説明できるのかなと思いました」ーードジャースとの3連戦に3連勝「初戦のボイドと昨日のアサドが長く投げてくれた。特にボイドはタフな中でも7回のマウンドに上がったことで、僕自身が今日5イニングを抑える仕事ができたので、彼に感謝したい」ーーポストシーズンでドジャースと対戦する可能性も考えるか「もちろん負けるよりも勝つイメージを持ったまま、この先の対戦に進めた方が一番いいと思う。これでカブスも素晴らしいチームということを証明できてうれしい」-------------------------------------------------------------■ 注目記事&コラム-------------------------------------------------------------◆ラウアー&コール「幻の放出」…ゴームズGMが明かした残留の舞台裏=米報道(東スポ)### 大型補強の陰で進むとみられていた「整理トレード」は、なぜ土壇場で消えたのか。ドジャースは7月31日(日本時間8月1日)のトレード期限までに、エリック・ラウアー投手(31)とアレックス・コール外野手(31)を放出し、より多くの出場機会を与える可能性が取り沙汰されていた。しかしながら、2人はそろって残留。カリフォルニア州の地元有力紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」が報じたブランドン・ゴームズGMの発言から、成立しなかったプランの真相が浮かび上がった。 ゴームズGMは期限終了後、「うわさはうわさに過ぎない」と一蹴。「我々は2人に非常に良い印象を持っている。チームに貢献できること、これまで成し遂げたこと、今後成し遂げることにも満足している」と語り、放出ありきで交渉を進めていたとの見方を封じた。説明というより、戦力として必要だと宣言したに等しい。 特に不可解とみられたのがラウアーの残留だ。ドジャースはタイガースからスクバル、ロイヤルズからブビックの投手2人を獲得。それでも左腕を手元に残した背景には、ブビックが60日間の負傷者リストに入っている事情がある。スネルとグラスノーも復帰途上で、先発陣に再び故障者が出るリスクを考えれば、ラウアーはぜいたく品ではなく「保険」だった。 米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」も5日(同6日)、ゴームズGMの発言をあらためてピックアップし、ラウアーの残留について「実績も決断を後押しした」と論じている。5日のカブス戦前まで、チームはラウアーの登板試合で9戦全勝。本人も51回2/3を投げて防御率2・96だった。同戦では4回11安打6失点と崩れ、防御率3・72となったが、短期決戦を見据えるチームにとって先発も救援も担える左腕の価値は小さくない。 一方、コールは打率2割4分6厘、1本塁打、16打点。派手さはなくても右打ちの外野手として主力を休ませる役割をこなし、球団が保有できる期間も3年残る。ただ、ロースターには右打者が多く、出番が限られる構造は変わらない。今オフに再びトレード候補となる可能性は残るが、少なくとも今季は控えの厚みを取った。 2人が残留を強く望んでいたことも含め、ドジャースは出場機会の整理より層の厚さを優先した。ゴームズGMの「うわさはうわさ」という短い言葉は、世界一へ向けて一人も余らせないという方針の裏返しだったと言えそうだ。###-------------------------------------------------------------■ NOTE-------------------------------------------------------------